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2024/6/16 盾を背負い路を逆走す

・実に充実した日曜でしたね。


・日曜のために日々を生きている気もする。プリキュアのおかげで朝を起きることができ、それから終日様々な作業ができる。最も時間を有効活用できる曜日だ。


・午前は絵を描いたり、ちょっとスプラをしたり、シンフォニアを進めたりして、午後からは音楽理論の勉強。夜はお酒を飲みながらわいわいと絵チャをして。


・最高の一日ですよね。




卒論はどうしたって?




京尤シ舌はって?





はは……いやちっとも笑えないんスけどね。


・そう。今ひたすらになって絵を描いているのも、作曲をしているのも、すべて現実逃避。一切の苦しみを請け負いたいたくないため、創作に肩代わりしてもらっているだけだ。そうすることで、「自分は生産的である」と固持することが可能な気がしている。

・しかし、その依代ももうすぐ機能しなくなる。電車内で、角張ったリクルートスーツを着た人を何人か見かけた。きっと同じ境遇の者だろう。しかし、そのうすら緊張したような仕草が、私なんかより嚇々と輝いていた。きっと、未来への打開力がある人たちなのだろう。

・メールで『最終選考開始』という言葉を一瞥した。様々な会社が新卒を見定め終えてきた。胸が一際小さくなる。手元にある依代が形を成さなくなってきて、元の泥と石塊とに回帰していく。


・あからさまに気が沈む感覚はない。ただ、夏のせいか心因性か、背中を伝う汗が脇腹を擽っている。全然、笑えない。



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