種目別選手権展望

第76回全日本体操種目別選手権の見どころや、世界選手権代表決定までの展開予想をしていきたいと思います。
男子班編成→https://www.jpn-gym.or.jp/artistic/wp-content/uploads/sites/2/2022/05/8511df952f54af078202e3503db52859.pdf

見どころ

個人的には、種目別選手権が観戦していて一番好きな大会なんですよね。
代表がその大会で決定するっていうのもありますし、各選手その種目に全力を注いでくる感じがとても好きです。個人総合の大会では入れられなかった技を各選手取り入れてくるのも種目別選手権ならではの面白さだと思います。

どの種目も見所ではあるのですが、個人的には今回、あん馬に一番注目しています。

あん馬は毎年そうなんですが混戦なんですよね。今年は特に誰が優勝してもおかしくないと思っています。Dスコア的には杉野選手、谷川翔選手あたりが強いでしょうか。ただ総合的にみれば長﨑選手や石澤選手、淺山選手なども優勝争いに加わってくるのではないかと思います。また種目別選手権に向けてDスコアを爆上げしてくる選手も多いと思うので、そうなってくるとより争いはカオスになってくると思います。何なら決勝8人に残るのも至難の技になってくるのではないでしょうか。

加えて、今回あん馬が比較的苦手な神本選手が代表に内定しているという事で、あん馬は貢献度を稼ぐために非常に有利な種目となっているので、代表争いをしている選手にとってはより重要な種目になってきます。いずれにせよ予選から目が離せないのは間違いないかと思います。


その他注目種目&選手

ゆかは、やはり南選手がどういった構成で来るのかといった点はやはり注目だと思います。ダブル系の連続を取り入れてくるのか、取り入れてくるとしたらどういった組み合わせで来るのか、といった所が注目かと思います。

つり輪についてですが、神本選手、武田選手、高橋選手、山崎選手あたりが少し抜けている印象でしょうか。つり輪も貢献度のためには重要な種目となってきますので、着地の一歩まで見逃せない種目となっています。

跳馬についてですが、2本の跳躍のうちひねり系の技を2本跳ぶことが出来なくなったので、各選手2本高難度の跳躍をそろえることに苦戦している印象ですが、個人的には注目は米倉選手、安里選手、小森選手に注目しています。また、NHK杯でジマーマンを成功させた壁谷選手の跳躍からも目が離せません。南選手の2冠も場合によっては十分あり得ると思います。ひねり系の跳躍に加えドラグレスクやローチェ、もしくはロンダート系の跳躍をコンスタントに実施できる選手は強いと思います。

平行棒については、完全に好みですが、とにかく田中佑典選手に注目しています。きれいな体操を実施する選手が多い日本においても、田中佑典選手の美しさは群を抜いていると思っています。正直田中佑典選手の演技を生で見れるだけでも十分チケット代の元を取れると思っています。あとは予選の班編成だと、神本兄弟が同じ班で、しかも演技順が連続になっているというのも、個人的な注目ポイントですね。

鉄棒はミスが無ければ杉野選手と橋本選手の一騎打ちという感じでしょうか。橋本選手、杉野選手ともにさらに演技構成を上げてくる可能性が大いにあると思うので、15点以上の頂上決戦を期待したいですね。

代表争いですが、細かい得点など計算していないので、感覚的な話にはなりますが、現状谷川航選手が一歩有利という感じでしょうか。つり輪でもう少し得点を稼げれば代表入りにかなり近づくと思います。そして谷川航選手が代表に入るとなると、もう一人あん馬要員が欲しいなと感じます。そうなると谷川翔選手、杉野選手あたりでしょうか。谷川翔選手の場合、平行棒で橋本選手を休ませてあげることができるのが大きいですね。杉野選手の場合だと、跳馬で5.6を跳べるのが大きいです。


各種目のNO.1、そして世界選手権代表が決まるこの大会、各選手が自分の実力を発揮した上で代表が決まる事を願います。












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