赤ずきんちゃんの手際の良さ

子供の頃に読んだ童話を大人になって読み返すと発見があって面白いのはよくある話。

赤ずきんちゃんを最近読み返してみた。

狼が出るのはわかっていそうなものなのに、なぜお母さんは赤ずきんちゃんを一人で行かせたのか、なぜ狼は先に赤ずきんちゃんを食べなかったのか、病気のおばあさんのお見舞いに葡萄酒はいかがなものか、とか色々思うところはあった。

でも一番驚いたのは赤ずきんちゃんの手際の良さだ。

猟師が狼のお腹をハサミで切って、赤ずきんちゃんとおばあさんを助け出したら、すぐさま赤ずきんちゃんは石をたくさん拾ってきて狼のお腹に詰めたのだ。

猟師と赤ずきんちゃんとの流れるような連携プレー。記憶では猟師が石を詰めたと覚えていたが違っていた。

可憐で可愛い赤ずきんちゃんのイメージが、逞しくて賢いキャラに変貌した。

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