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バイバイ、ありがとうNotte V2

タイトルの通り、電動バイクのNotte V2を手放すことにした。購入からおよそ3年半、走行距離は7615kmだった。次の相棒は既に納車済みで、最近はNotte V2に乗ることも少なくなっていた。一つ区切りがついたということで、電動バイクライフを振り返ってみたい。

手放す理由

最も大きな理由は航続距離が短い、あるいはバッテリー劣化のため航続距離が短くなったためだ。最近は実習先まで片道80km程度を移動したり、オーケストラの練習のため片道25kmの山道を走ることがあり、電動バイク(それも原付一種)ではこれらの必要を満たせないのだ。
普段から片道15km程度を走行するのだが、バッテリーの劣化でそれも厳しくなっており、そろそろ潮時という感じだった。

走行距離7615kmでフィニッシュ

次の相棒は

スズキ ジクサー150を購入した。過去に電動バイクにしか乗れないと書いたが、時間が経つにつれて考えが変わった。
普通二輪の免許取得のため教習所に通い、そこでエンジンバイクに初めて乗ったのだが、それが存外に面白かった。ニーグリップでバイクと一体になる感覚が心地よく、カーブを走るだけで楽しい。ギアチェンジも四輪に比べて苦にならない。結果としてエンジンバイクを所有しても良いと思えるようになった。

バイクを選ぶ基準として
・音が静か
・燃費が良い
・リアにボックスを付けて違和感が強くない
・安い
これらを総合してジクサー150を選んだ。初めてのバイクということで中古ではなく2023年モデルが発売まで待って新車を購入した。
走行距離はまだ600km程度だが、走り・燃費・実用性すべて満足しており、楽しく乗っている。

新しい相棒

電動バイクは楽しかった

閑話休題。航続距離の問題から手放すことにしたが、電動バイクとの生活は楽しかった。リニアな加速、静音、見た目、注目度など長所は多く、短距離の移動が多い人なら私よりずっと長距離・長期間乗ることができるだろう。私のような田舎に住む人ではなく、都会向けの乗り物という印象だ。
次に電動バイクを所有するとしたら航続距離の長い大型バイクになるだろうか。既に海外メーカーが多くの製品を販売しており、今年はKawasakiがNinjaのEVを発表した。電動バイクについてはやる気のない国内メーカーが多いが、いよいよ動き出した感もある。将来大型に乗ることも考えて、近い内に大型免許を取得しようかな。

廃車手続き

電動バイクの廃車手続きに手こずると思っていたが、購入した店が処理業者を仲介してくれた。通常の原付3000円に対して電動の原付は4000円で処理してくれた。メルカリで購入したバッテリーも持って行ってくれた。役所に持って行く書類関係も全く問題なく済んだ。イージーである。

おわりに

電動バイクで1000km走行するごとに感想を書いてきたが、こうして終わりの記事を書いていると感慨深い。幾度も電欠を繰り返し、不便も味わったが、結果として満足のいく終わりだった。何年後になるか分からないが、電度バイク第2章の予定もある。今度は実用性ではなくて「おもちゃ」としてのバイクになりそうだ。

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