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ニューヨーク滞在日誌day5 交通博物館

ニューヨークの地下鉄の特徴の一つとして、車両と車両の間の通路(貫通路)が吹きさらしなことが挙げられる。

走行中の車両間の移動はなかなか難しそうだ

治安に不安がないわけではない街なので、トラブルからの逃げ道として車両間の移動はできるようにしておいた方がベターなように感じる。しかし頑なにこの設計は採用されつづけている。
どうしてあえてこの設計にしているか興味が湧き、調べている最中に地下鉄博物館の存在を知り、ブルックリンにある地下鉄博物館に行ってきた。

廃止された地下鉄の駅をそのまま利用した博物館
もちろん入り口も地下鉄の駅そのものだ
地下二階は展示コーナー
NYC地下鉄の歴史のパネル展示、新旧改札機の展示にまじり、
各国のマナー啓発ポスターが展示されていた。
このポスター、懐かしい。
地下三階には新旧の地下鉄車両が静態展示されている。
まるで今にも走り出しそう。
旧Court st.の駅名標なども当時のまま
車両の内部に入ることもできる。
古めの車両では椅子が呉座のようなものでできている。
NYCの車内案内は新車も旧車も比較的簡素。
注意深くしていないと目的の駅を通り過ごしてしまいそう。。
日本のように、駅ナンバリングとドア上のデジタルサイネージがあれば良いのだがなぁ。

(追記)この度、日本の川崎重工がNYCの車両製造を受注し、その新車では貫通路も整備されて、車両間の移動ができるようになるそうだ。デザインも割と日本テイストになるイメージ。

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