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QED+カップ最終59位 緑単サソリス解説

今回QED+カップにて自分としては初の最終レジェンドを緑単サソリスで達成することができました。とっても嬉しかったので記事を書きます。noteのような記事を書くのは初めてなので読みづらい文章になるとは思いますが最後まで読んでいただけると幸いです。

レートは1712でした
プレイスアリーナも全勝しました
使用デッキ

・緑単サソリスの強み

まず緑単サソリスというデッキは、2ターン目3ターン目にクリーチャーを出し計2ブースト、4ターン目に「龍覇 サソリス」の着地から「邪帝斧 ボアロアックス」の装備をし、効果でマナから「豪勇者「猛攻の面」」をサソリスの上に進化させ、そのまま攻撃することによって、「ボアロアックス」と「豪勇者「猛攻の面」」による高パワー+展開によるビートダウンを仕掛けるデッキである。
最速で4ターンキルが可能でありながら、「ボアロパゴス」と「豪勇者「猛攻の面」」や「ジオ・ザ・マン」により継続的なリソースがあること、「トレジャーマップ」であったりマナがリソースになることによる動きの安定感があること、「ボアロ」から状況に応じて溜めたりと様々な選択が取れたりすることや、「豪勇者「猛攻の面」」のパワーパンプ+アンブロッカブルによる突破力の高さがあり長期的に戦えることが強みとなっている。

・採用カード

トレジャー・マップ×4

初動。2コストのクリーチャーが手札にない時には探しにいけたり、オチャッピィがブースト札になったり、対面によって必要なカードを持ってこれたり、7マナあればここからサソリス回収→即出しもできるあらゆるプレイの安定性を上げるカードなのでもちろん4枚。このデッキがここからいろんな形に変わっていったとしてもこの枠がなくなることはおそらくないだろう。

幻緑の双月×4

初動その2。2コストでバトルゾーンに残りながらブーストできるカード1種類目であり、こいつの特徴は後述する「ナム=アウェイキ」と違い3ターン目に出してもブーストとして機能できること。ただし手札の消費が辛い(先行だと特に)ため2枚引いたら一枚は即マナに埋めてもいい。

成長の面 ナム=アウェイキ×4

初動その3。3ターン目以降に出してもそこまで有用ではないが、2ターン目に出せたときに多くのアドバンテージを得られる。3ターン目にマナブーストクリーチャーと合わせるとアタックによって5マナまで到達するのでマナ武装5まで達成可能。殴り返しなどで破壊されれば4ターン目には7マナまで到達する。2ターン目に出したのなら3ターン目にはブロッカーがいようが赤単相手であろうが殴った方がいい。そこで止まったところでこのデッキはマナがなければ大した動きができるデッキではない。

天真妖精オチャッピィ×2

3ターン目に1ブーストできる(かもしれない)カード。使いたい相手として一番挙げられるのは赤単相手であろう。相手の想定の外から1ブーストを行えるのと3マナブーストとして採用したカードだが、「トレジャーマップ」を使えてないと3マナ払ってもブーストできない点、赤単以外にそこまで必要な相手がいない点から2枚のみの採用になっている。ボアロパゴスが立っていると相手ターン中にマナから踏み倒せるのは覚えておきたいが、盤面制限が辛いので正直そこまで使わない。

青銅の面 ナム=ダエッド×4

3ターン目に一番出したいカード。特にハンドの消費もなく1ブーストができるパワー3000のクリーチャー。パワーが3000であるため「豪勇者「猛攻の面」」の効果でパワーが上がるとwブレイカーになるため4ターンキルの再現性を上げている。ガードマンはたまに忘れた相手が2コスト初動にアツトなどで殴り返してくれるのでありがたく狩らせてもらおう。

大神秘イダ×3

ボアロアックスから出せるスピードアタッカー。パワー7000なので「豪勇者「猛攻の面」」の効果でパワーが上がるとtブレイカーになり「豪勇者「猛攻の面」」のwブレイクと合わせていきなり相手の盾を全て割れる。ただそれ以外の能力は一切なくマナの消費が激しくマナ武装がなくなることもよくあるので使うタイミングは考えたい。一ゲーム一回使えればいいので3枚にしているが4ターンキルに比重を置くなら増やすのもあり。

次元流の豪力×3

「ボアロアックス」を「ボアロパゴス」に龍解させる時にボアロアックスから出すカード。5コストから6コストを出すため実質コスト11となり3コスト+サソリスがいればそのまま龍解させることができる。「ジオ・ザ・マン」でリソースを得たり「プリンプリン」や「ユリア・マティーナ」などで防御を固めたりと何かと器用な動きができるが、パワーが2000でありパワーを倍にしてもwブレイカーになれず盤面を圧迫する要因にもなるので注意。「豪勇者「猛攻の面」」などを使い使い回すことはあるが2枚目を使うことはあまりないので3枚。

高飛車姫プリン×4

対サインシューゲイザー用カード。サインシューゲイザーが「インフェルノサイン」からの超展開+クロックとしてこちらの攻撃を止めたとしてもこのカードがいれば盾がある限り負けることは基本的にはない。殴り返しはその時点で他の攻撃が止まる上に「豪勇者「猛攻の面」」でマナに行きボアロパゴスからまた出せる。赤単相手にもターンがもらえたりモルネク相手にも一応モルネク+ハートバーンで即死されることはなくなる。「クロック」や「スパーク」などストップトリガーが多い中このカードはカウンターを防ぐ重要なカードである。手打ちの除去も考え2枚置いてから殴りたいので4枚積んでいる。

豪勇者「猛攻の面」×4

ここまで読んでいてお察しだと思うがこのデッキを成り立たせているのはこのカードである。パワーパンプによる簡単な打点の生成、アンブロッカブルや破壊時マナ行きによる枯らさないリソース、自身も8000パワーとこのデッキに必要なものを全て持っている。二体出しでパワー倍の16000で相手の盾を割り切ったり龍解したドラグハートクリーチャーを上から叩き潰すことも可能。マナ武装が5であるためボアロの効果でマナがなくなって未達成、突破できずに負けなんてことがないようにマナ管理はしっかりしておきたい。

古龍遺跡エウル=ブッカ×4

受けトリガーかつこのデッキ唯一の確定除去カードである。対ビートではこれを踏ませて試合を有利に進めることもでき、手打ちでこのデッキが苦手とする「ダイハード・リュウセイ」や「永遠のリュウセイ・カイザー」、「マグナム」なんかを除去することも可能、確定除去を入れないとこのデッキはすぐ詰むカードがかなりの数あるため受けの面も考えて4枚はいれるべきだろう。ただし当たり前だが相手のマナが増えてしまうのは注意。

龍覇 サソリス×4

「ボアロアックス」を装備できる最も軽いクリーチャー。動きでわかるように6と7では大きな違いがあるので「イメン=ブーゴ」ではもちろんダメ。このデッキでは「ボアロアックス」以外何も装備できないが「次元流の豪力」の関係で次元枠がギリギリなのと正直それ以外を装備する動きは強くないので問題ない。6コストなので「ボアロアックス」を装備した後、ボアロパゴスに龍解させるため「豪勇者「猛攻の面」」に進化させないこともある。脳死で「豪勇者「猛攻の面」」に進化させないよう注意。それで破壊されてもマナに行くので「ジオ・ザ・マン」でまた拾うことができる。

ここから超次元に入る

時空の英雄アンタッチャブル

早速だが自由枠。コストが2で龍解しづらく、正直にいうと一回も使っていない。スパークやクロックなどストップトリガーが多い中でこの能力も欲しい場面がなかったのでお好みのカードを次元に入れたいならここの枠で。

舞姫の覚醒者ユリア・マティーナ

シールド追加とブロックで2回攻撃が止められる優秀なカード。覚醒前もあるが「次元流の豪力」の効果で出せるのはこっちのみである。コストも6で「ボアロパゴス」への龍解しやすくアタックできないわけではないので打点にもなるのだが、耐性が全くなくすぐ除去されてしまうので過信は禁物。また自然でないので「豪勇者「猛攻の面」」の恩恵を受けられないのは注意。

イオの伝道師ガガ・パックン

相手への軽めの妨害ができるカード、ビッグマナ相手に少しコストが欲しいが「ジオ・ザ・マン」がいたり必要なかったりする時にたまに出す。「ジオ・ザ・マン」とリンクできるのでコスト詐称ができたり盤面を開けたりもできるが「豪勇者「猛攻の面」」の恩恵を受けられない点やコストが小さいこともありこれもあまり使用機会は多くない。

勝利のプリンプリン

盤面のクリーチャーを確実に1体止められる自然のクリーチャー。「ユリア・マティーニ」とは違い自然なので「豪勇者「猛攻の面」」の恩恵を受けwブレイカーになれる。赤単相手に1打点止めたり、黒単の「デスシラズ」を止めたり何かと便利なので2枚。

タイタンの大地ジオ・ザ・マン

「次元流の豪力」から一番出すカード。6コストなので「ボアロパゴス」へ龍解もしやすく、リソースも得られる。自然なので「豪勇者「猛攻の面」」でwブレイカーになりととりあえず出しとけ的なカード。

邪帝斧 ボアロアックス

このデッキのコンセプトカード。コンセプトなので他のところで色々言っているが、想像以上にこのカードは「ボアロパゴス」、なんなら「ヴェロキボアロス」への龍解を狙いロングゲームに対応しに行くこともある。盤面を圧迫するため使えるのは2枚が限度なため2投。

採用候補カード


3種類目の2コスブースト。打点にはならないが盤面を埋めずにボアロパゴスを起動できる。初動に不安なら入れたいが3→5でも弱いが最悪動けはするのでデッキパワーが落ちることと天秤にかけて考えよう。

サソリスに乗せられる進化クリーチャー。攻撃誘導もあるが正直これぐらいなら赤単以外は簡単に突破でされる上、進化クリーチャーは「豪勇者「猛攻の面」」が強すぎるのとボアロパゴスへの龍解にさほど貢献しないので入れる必要はないと考えている。

「幻緑の双月」と使い3ターン目にブーストできるが、こちらも同様に進化クリーチャーは「豪勇者「猛攻の面」」のせいであまり評価していない。4ターンキルをもっと安定させるなら採用したい。

各対面への戦い方

サインシューゲイザー

ほぼ不可能かと思いきや「高飛車姫プリン」を2体を置き、カウンターを防ぎながらひたすらに盾を割り続ければ相手の盾仕込みが底を尽き案外勝てたりする。「地獄門デスゲート」を考慮し「高飛車姫プリン」から殴り始めたり、不用意に「ナム=アウェイキ」で殴らないようにしたりと殴り方はよく考えよう。ロビーはむしろ放った方がロビンフットを出せなくなり攻撃は「高飛車姫プリン」で止めれるのでよかったりもする。「エウル=ブッカ」でマナに飛ばしてしまうのはむしろ相手の「シューゲイザー」素出しを間に合わせるのでNG。

モルトNEXT

最速で動かれて先行で展開されると苦しいが、少しでもつまずけばそこに4ターンキルのルートを通し殴りきることができる。余裕があれば「エウル=ブッカ」をもっておいて相手の「ガイラオウ」や「永遠のリュウセイカイザー」を除去できるようにしておきたい。

白単サザン

このデッキはコッコルアの処理が苦しいので厳しい相手。相手が動く前に「豪勇者「猛攻の面」」のパワーでゴリ押したほうが勝てる「パーフェクト」が龍解すると「高飛車姫プリン」でも止められないのでその前には決着をつけたい。

白単天門

こちらもコッコルアの処理が難しいのだがそこまでの展開力ではないので比較的やりやすい。「シールドレイユ」のマナ武装が達成するまでにできるだけ盾を割っておき中盤以降盾送りにされない「豪勇者「猛攻の面」」を中心にブロッカー貫通も用いて殴っていきたい。ヘブンズへブンの龍解にならないよう「エウル=ブッカ」を手打ちしたいが「ゴール・ド・レイユ」の処理もしたいので打つタイミングは龍解ぎりぎりまで待った方がいい。

赤単速攻

先手後手がかなり重要な対面、殴り返しや「高飛車姫プリン」で遅延を計りつつジャスキルが見えるまで耐えるといった具合しかし「マッカラン」や「ヴァルブレア」による盤面除去、「マグナム」による妨害など苦しい状況が多々ある。「マグナム」を考えて不用意に「高飛車姫プリン」や「豪勇者「猛攻の面」」をマナに置かないように注意。

黒単ヘルボロフ

他のデッキと比べ増えてきた時期が遅かったためあまりわかっていないのだが、重要なのは「豪勇者「猛攻の面」」のマナ武装をキープし続けること、割れる時(特に相手が5マナ未満の時 )に積極的に相手の盾を割ってしまうこと。盾を割りきってしまえばトップサソリス+マナから「豪勇者「猛攻の面」」でそのまま勝ててしまうことが多い。

刃鬼

最近は「クロック」や「スパーク」などの採用が多く見られるのでさっさと殴り切ってしまおう。ダイハードで1ターン稼いでくる場合が多いので余裕があれば「エウル=ブッカ」はもっておきたい。

イメン=ブーゴ

「デッドブラッキオ」が非常に厄介。S・バック圏内になるまでは積極的に盾を割り、圏内に入ったら一度「ボアロパゴス」をたてて息切れがないようにしよう。殴り返しによる除去もそこそこされるので「高飛車プリン」が有効に働くこともあるが「吸い込む」など普通の除去もあるので過信は禁物。
「エウル=ブッカ」で「イメンブーゴ」を飛ばし色を消せることがあるのも覚えておきたい。

5c

こちらも「デッドブラッキオ」を使うデッキなのもあり、あまり「イメンブーゴ」と対応は変わらない。イメンよりも除去が飛んでくるのが遅いことが多いので場合によっては後続リソース関係なしに突っ込んだ方がいい場合が結構ある。特に序盤躓いてたらさっさと殴り切ってしまおう。

緑単サソリス(ミラー)

「エウル=ブッカ」を盾から踏んだ方がおおむね勝つのだが、「高飛車プリン」をたてておくと後手に回っても立て直しやすい。とはいえ「エウル=ブッカ」をケアしようとしてもたついていると処理+殴り切られるなんてこともあるので「エウル=ブッカ」を踏んだら踏ませ返すぐらいの気持ちで殴ってしまいたい。

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました!こういうの書くのは初めてですし、最終レジェンドに残れた自己満足で書いた記事なので誰かの参考になれば幸いです。使っていて考えるところもあり面白いデッキなのでぜひ使ってみてください!


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