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鼻歌泥棒①〜初の2部構成は年またぎ〜

みなさんの家には、鼻歌泥棒はいますか?

我が家にはいます。
私が今1番家の中でクソデカボイスで歌っている『Standing Next To You』の、
しかも私が1番お気に入りでめちゃくちゃ声を張りたい「Bass and Drums」の部分の3秒前にわざわざ自分の部屋から出てきて、
私より先に「Base and Drums」を声高々に言い切って自分の部屋へ戻って行きます。次女です。

ひどくないですか?ナムさん回の記事に書いたように、私は英語が苦手です。
『Standing Next To You』で鼻歌をピッタリ合わせて歌えるのは、『Standing Next To You!Standing Next To You〜!ウウウッ〜!』の部分(どこだよそれ)以外では「Bass and Drums」だけだと言うのに。(あの部分、歌じゃないよ…)
そこをいきなり奪って去って行くなんて、あまりにも悪行すぎません?
400円のガチャガチャ5回やって全部被ればいいんだ、アイツ!!!


私はBTSにハマる前から、MVを見るのが大好きです。
ましてやBTSだと、字幕を見ないと韓国語がわからないので、
タリョラや森やボンボヤのようなコンテンツはじっくり腰を据えて字幕を読みながら見たいし、そもそもそういうコンテンツは、見逃したくないこまかい「あーーーっ!ここなーーーっ!好きーーーっ!」って場面が散りばめられているじゃないですか?
家事をしながら流しておけるのは断然MVなのです。
ふと手を休めて画面を見ればご尊顔が拝めるわけですし。


『ON』のMVを初めて見たのは、
『Fake Love』を見てどえらく爆ぜるユンギさんを見てBTS緊急摂取発作を起こし「…これはえらいこっちゃBTS、えらいこっちゃやでこれは、シングル曲のMVをすべて見ていかなければ!」とBTSのMVという大海原に航海に出た矢先に長女に花様年華に突き落とされて溺れて、早くも死を意識したもののなんとか回復した頃でした。(決して大げさではない)

冒頭の女性ダンサーの方のお顔、何千回拝見したやろか…もう親戚だと思ってる。


え〜っと…長女からちゃんと習ったんだ…BTSには「アーティスト保護」ってのがあるって…。
あるって…。

…ないやん。ジミン氏とジョングク氏、ないやん。
脇とか、その近辺とか、危険区域が開放されてるやん。なんやったらテヒョン氏の首元とかも開放区域に入ってるやん。
(画像貼りたかったけど自粛しました)

最初に釘付けになる箇所があまりにもやましい。
やまし過ぎる。だってビックリしたんだもん…。


そんなことは置いといて(本当は置いておきたくはないが)楽曲は言わずもがな、ダンスの素晴らしさ、ロケーションのハマり具合、メンバーのビジュアルの良さにいい意味で開いた口が塞がらない。

『FAKE LOVE』もそうだった、ロケにしろセットにしろ、表現される世界観が完成され過ぎてない?とギャーギャーのたうち回っていた私に長女は「HYBEって合成とか知らん会社やからさ。FAKE LOVEとかほぼ合成ナシらしいで。」と言うではないか。
…知らんことはないだろう。そう見せる技術力が高いのであろう…。

だが、ちょうどその頃「トッケビ」を見ていた私はコン・ユさんにもギャーギャーのたうち回っていたので(忙しい)コン・ユさんの素敵なオフショットなどを見るために検索していて「トッケビ」の制作舞台裏ドキュメントを見つけた。
船で嵐に遭うシーンで実際にセットに組まれた船でコン・ユさんがえらい揺られようで演技をされていたのを見て「HYBE…そして韓国よ…」と納得したのであった。
もちろん船の背景には合成用の幕が張られており、海上の嵐は合成でしたが。(当たり前)


そして長女が「で、もうひとつの方は見たん?」と私に聞いた。

モウヒトツノホウ?…新曲ですか?

「ON、2つあるやん、MV」

強い。私は何度だって言う。テヒョンさんの顔面は本当に強い。素晴らしいな本当に。お誕生日おめでとうございます!世界の祝日にこんなくだらない記事上げて本当にすみません!


しかもこっちがOfficial MV。

「え?母がのたうち回ってたのは、これは、ONの何ですか?」
ここでいつもBTSのことなら何でも光の速さで即答してくれる長女に初めて焦りの表情が見えた。
「……」
「え?これもしかして…アミが作ったん?」そんなわけない。
「いやいやちゃうねん、サムネ見て、めたくそ小難しいタイトルやねん」

「Kinetic Manifesto Film(以下割愛)」小難しい。って言うかめちゃくちゃ難しい。運動的な宣言書?(直訳し過ぎ)

そして長女は「テヒョンさんの美しい顔のサムネのMVの方はさ〜、もう私的には壮大なストーリーが出来上がってんのよ、聞いて聞いて!一緒に見ながら聞いて!」
……え……長女的壮大なストーリー?……それっていわゆる妄想だよね?……そんなの……聞くに決まってんじゃん!!!


いや、公式に制作者側が設定してあるストーリーがあるのは分かっている、分かっているのだがあまりに素晴らしいMVだと、こちらも普段培われた妄想力によって暴走してしまうのである。
しかも妄想は鼻歌のように盗み取られることはない。頭の中でいつでもどこでも再生可能だ。(怖いなぁ…)
もちろんちゃんと制作者側の意図を汲み取らなくてはいけないのだが、いかんせん知識が足りない。妄想力はあるのに。

次回、長女と、そして私までもが参戦して好きに語った『ON』、お正月を楽しく過ごされた後に公開するのは非常に勇気がいりますが、
続きはそちらで……。


今年はnoteを再開させて、素敵なお言葉をかけて頂けた最高の1年になりました。
本当にありがとうございました!
読んで下さる方々のことを、BTSと同じくらい愛しています!(重い)
皆さま、良い年末年始をお過ごし下さいね!

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