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鼻歌泥棒②〜もはや鼻歌も泥棒も関係ない〜
さて今回は前回記事の続き、長女が『ON』Official MVを見て脳内で構築した物語に私が華を添えた(添えるな添えるな)地獄絵図を堂々と公開する、という恐ろしい記事です。
とても怖いので、読まなくて大丈夫です。
長女「まず、王国が隣国からの侵略によって崩壊します」
私「はいはい」(すぐ受け入れる)
長女「ソクジン(以下メンバー敬称略。申し訳ございません。)はこの王国の第1王子として生まれながら、母親は側室で身分が低い為に、王妃に王子が生まれるまでの暫定的な王位継承者として虐げられたり命を狙われたりしながらそれでも王の側で子供ながらに一生懸命に帝王学を学んでいました」
私「えー!(泣)ソクジン王子めっちゃかわいそうやん!母イヤやわぁ、そんなん!」
長女「そこへ王妃に王子が生まれたのです」
私「えっ…」
長女「ジョングク王子です」
私「えー!(萌)あー、その設定はいいですね、とてもいいです、ソクジン王子ごめん!」
長女「ソクジン王子は王の第1子でありながら、正統な王位継承者となったジョングク王子に仕えていかなる時もその命を守るように、と王に命令されるのです」
母「ソクジン王子ー!(泣)ひどいわそんなん!」
長女「成長した2人はその立場に翻弄される事なく絆を深め、兄弟として仲良く毎日を過ごしていました」
母「良かった…(泣)」
長女「そこへ隣国が侵略して来て、民を守る為に戦場に出ていたソクジン王子は王位継承者に司る白い鳩が矢で撃たれているのを見つけ、ジョングク王子が囚われの身になった事を知るのです」
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長女「しかしジョングク王子、自力で脱出します。筋肉ウサギなので」
母「えっ、早っ」
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長女「ここからメンバーが順次出てくるんやけど、ちょっと設定が決めきれてないねんなー」
私「まかせて下さいよ!ワクワクするなぁ!」
長女「5人は王子の教育係にしたいねんな〜!なんやったっけ、下僕?」
私「ちゃうやん!家臣?え、大名?」
ここで親子のアホ具合が一気に露呈する。とりあえず家臣設定で先に進むことにしました。
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長女「ドラムに囲まれてるから音楽を教える家臣ですかね…バスドラム多めですよね…(元吹奏楽部の血が騒ぐ)」
母「どうします?ファンタジー設定入れます?」
長女「あ〜!迷うところですけどバンタン7人全員ファンタジーみたいなとこありますもんね!よっしゃ!入れましょう!」
母「ほなジミンは吉凶の予兆が音で聞こえる能力のある家臣にしましょう!」
長女「いいですね!」
この親子、オタクの血が騒ぎ出し、興奮しすぎて敬語で喋り出しましたね。非常に危険な状態です。
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長女「このナムジュンには絶対の絶対に医師免許持たせたいんです!!!」
私「わかります!!!」
長女「そやけど獣医師免許ではないんです!!!」
私「わかります!!!脳神経外科です!!!」
長女「でも動物に囲まれてるから…」
私「医師であり医術を教える家臣で、動物の感情が聞き取れる能力ありってことでいきましょう」
長女「そうしましょう」
何が何でも医師設定でいきたい親子。
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長女「国の行く末が見える妹を持つ家臣テヒョン。この妹を守る為に王室に入ったテヒョン。行く末を見る力を恐れられて隣国の魔女に視力を奪われた妹を守り続けるテヒョン。テヒョン〜!!!(泣)」
もはや家臣としての能力を言及しない始末。
私「テヒョンは風水や天候を教える家臣で、風を操る能力がある、はいかがでしょう?」
長女「テヒョンに守られてる妹になりたいんです〜!!!(泣)」
おい娘!無視しないで!
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ジョングク王子の無事を知るソクジン王子
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今すぐ私が行きますね!
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長女「ホソクは王妃の愛人でお願いします。王宮の中で1番高い塔に住んでいる香水の調香師でお願いします。それ以外の設定は受け付けておりません」
ホソクペンからの突然の家臣&ファンタジー設定のシャットアウト。横暴すぎますね。
私「王妃に愛人おったら今度はジョングク王子が不憫じゃないですか!」
長女「でも王はソクジン王子の母が最愛の人やから仕方ないんです!本当はソクジン王子の事もめちゃくそ大事に思ってるんです!」
私「王様、クソ野郎と思ってたのに急に切ないです…」
登場しないしそもそも存在すらしない王にまで想いを馳せる親子。
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私「ユンギは司祭で王室とは関係のない立場やったのにその博識さから教会に通う子供たちを指導すると優秀な人材となる力を見込まれて王室に入る実は人の心が読める能力のある家臣の設定でお願いしますーーーっ!」息継ぎなしで言い切りました。満足です。
長女「ソクジン王子の側近で幼なじみの設定やったんですけど…」
私「ええええ、そうでしょうとも!司祭であり側近で幼なじみ、大丈夫ですよ!」何が大丈夫なのか?
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キラキラしているジョングクの瞳はダイヤモンド
長女「さぁ国が復活しますよ!ジミンも国に吉が訪れる音を感じて舞い踊り、テヒョンの妹の瞳にも光が戻りますよ!」
私「ううっ、待ってたよ!」待ってたんですね…
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(結構な角度で矢がぶっ刺さっていた鳩さん、タフ)
…果たしてここまで読んで下さってる奇特な方はいらっしゃるのだろうか…私なら最初のくだりですぐ読むのを止めますけど…。
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ここからのダンスブレイクが好き過ぎるし、長女とこの物語を紡いでからは(紡ぐとか言うな)もう王国が復活したことが嬉しくて嬉しくて…(復活も何もそういうストーリーではない)
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『ON』大好きな曲と大好きなMVを好きに語ってしまいましたが、
最後まで読んで下さった方がいらっしゃったら、
本当にありがとうございます!
次は、多分、もっと真面目な記事で、お目にかかれたら…(無理)
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