可愛いと困る

人は、推しが可愛くて可愛くて可愛いと、困るしかない。

ある程度の可愛らしさだと、
「もぉ〜、本当に◯◯は可愛いなぁ〜♡」とオジサン人格丸出しでデレデレしていればあとは周りに見られた時にキモッッッて思われるだけなので、「キモい上等！！そう思われて結構！！むしろそれが本望じゃけん！！後悔ないけんね！！」とオジサン人格に九州の男意気人格を足しておけば良いのだが、

その可愛らしい様が度を越した時、人は困り果てる。『可愛い』の身の置き所が失くなるのだ。目の前で推し、家族やペットなどもそうだろう、彼らが壊れた蛇口のようにジャージャーと『可愛い』を放出し続けるのだから困って当然だろう。

前置きめちゃくちゃ長くなりましたが、前記事からの続き、長女からジョングクのお誕生日にメンバーにドッキリを仕掛けられた動画を初めて見せられた時の話です。

動画が始まる前に、長女は言った。

「私はもう何回も見ているから大丈夫やけど、まぁ、今からとんでもないものが始まるので、驚かずに目の前で起こることを、しっかりと見て下さい」

怖ない？めっちゃ怖ない？恐ろし過ぎるでしょ？アイドル見るのにそんな事言われることあります？歴史が変わる瞬間なんか？

はい、まさしく歴史が変わる瞬間でした。私のオタクの歴史が、ですけど。でも、こういう瞬間があるって生きていく上でものすごく幸せ。

私が見たのはYouTubeで日本語字幕が付けられているものでした。まだメンバーの顔すらはっきり認識していない状態であるものの、最初のうちは曲に合わせてリハーサルをする様子などを見て、

「へ〜、こんな曲調もあるんや〜、いろんなジャンル歌ったり踊ったりするんやね〜、うわ〜、ハイソックス履いてるのにカッコいいとかバグってる〜」だの、「あ！ナムさんナムさん！覚えてる〜ナムさんは覚えてるよ〜物壊す人なんやろ〜？」などとうるさく観ていた。

その内、ジョングクが長女の説明によるといつもはしっかりきっちりこなす『黄金マンネ』とやらであるらしいにもかかわらず、やれ立ち位置が違うだのやれ誕生日だから浮かれてんじゃないのかだの言われ始める。しかもこの時の私が覚えたての、すぐ名前が出てくるナムさんが！めちゃんこ怒り口調で！お説教などし始めるではないか。なんだかかわいそうになってきて見ていられない、いたたまれない。

あ…そういえば私、モニ◯リン◯とか観るの苦手なんだったわ…。（だから毎回伏せ字が雑）

グクは「え〜…立ち位置合ってると思うんだけどなぁ〜…」的な顔とリアクションはするものの、「こうすればいいですか？」などと監督さんやヒョン達にたずねて確認し、めちゃくちゃキレッキレに踊る。不憫。

そしてとうとうドッキリと発表しお祝いする為に、控え室前でヒョン達はイヒヒと笑いながらバースデーケーキにロウソクの火を灯して、

「せんいるちゅっかぁーはむにだー♪」と入ってくるのだ。

その時だ。歴史が動いたのは。

ジョングクが出入り口のあたりを見ながら「あぁ〜！そうだったのかぁ〜！」という顔をした瞬間に私は口に出してはっきりと言った。

「え、好き」

何が「え、」だよ。でもでも、こういう時って、え、ちょっと待ってってなるけどすぐ「好き」ってなるじゃないですか？ね、そうですよね？あの動画を見たら地球上の生き物はみんなそうなる。

一緒に見ていた長女は「背中をバシバシ叩かれてるやんかぁ、これはおめでとうの時にこうするらしいよ〜」だの「めっちゃ可愛いやろ〜みんなもめっちゃ可愛がってるのがわかるやんかぁ〜」などと色々話しかけてくるが、

ちょっと待ってくれよ。

泣いてるやん。

ジョングク、泣いてるやん。

「あぁ〜、監督さんまで？一緒に？わぁ〜、演技がお上手で…あぁ〜、僕は普段（こういうドッキリは）すぐ分かるほうなんだけど…」って、待って待って泣いてるやん。ちょっと待って本当に。何その涙、なんでそんなに可愛いん？泣かせた人は誰ですか！！！（いや、見てたやん、全員やん）あげくにすぐケーキ食べるやん、泣いてたのに、何それめっちゃ可愛い………。。。。

はい、無理ーーーーっ！！！好きです、私はジョングクが好きですーーーーっ！！！

こんな事があるんですね。いや、ありますよね、あんなに可愛い人がいまこの時代に生きていてくれるんだから。良かったです、死ぬまでに気づいて。

しかし、あれですよね…。。。あの〜、言いにくいんですけど…。。。でもこれは私のBTSが大好きですよ忘備録ですし、あの〜、言いますね…。。。

もっと早く出会いたかった！！！！！！！ワーーーーーーーン！！！！！！！（泣くな）

！マークはBTSにちなんで7個にしました。

存在をうっすら（うっすらって言うな）知ってはいたのに、知らないのと同じように生きてきたことが仕方ないけどもったいな過ぎて無情…。。。

でも、これからはずっとずっと好きだとはっきり言えるので、ここで今までの事を書き記しながら、新しいこれからのことも書けたらいいなぁと思っています。

次はジンさんに「え、好き」となった瞬間のお話です。なんとコレ、全員分あるんですよね…好きが7個も…。。。

誰にも読まれなくても、と思っていたらスキを押して下さる方やコメントを下さる方がいてとても嬉しかったです！！！！！！！（また7個）まだnoteを使いこなしておらず、twitterからログインして書いているからか、ありがとうございますのご挨拶ができず申し訳ありません。本当に嬉しかったです！！！！！！！（7個）