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早く早く

前記事で、長女の契約したd-TVにすがりつきBTSのコンテンツを楽しむ事にまんまと成功した事を恥もなく書きましたが、
そのコンテンツの中で、ひときわ狂ったように観たのは『LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF』のサンパウロ公演です。
娘たちから「d-TVおばさん」と呼ばれていた私はすぐに「サンパウロおばさん」と呼ばれるようになりました。

私ごときが感情のままにこの公演を書き連ねることなど、決して許されぬ公演でしょう。
『BTS サンパウロ』で検索してみて下さい、『BTS サンパウロ 伝説』と出るんですから身震いします。
例えばちょっとしょんぼりしている時などにこの公演を観れば、ブラジルARMYのまさしく怒号のごとき歓声と掛け声に、気持ちが奮い立つこと間違いなしです。観た直後に50メートル走競技を走れば、必ず5秒台で走れます。
……調べたら5秒台って世界記録ですね、言い過ぎました。でもそれぐらいの速さで走れそうな、心の中が燃え上がるような気持ちになる事は確かなんです。


そして、その公演で初めて観て、聞いたのです。
聞いてしまったのです。
『Just Dance』を。

もちろんここまで来れたからにはもう知ってはいましたよ、BTSのメンバーそれぞれに激ヤバソロ曲があることは。

『Daechwita』に至っては、
長女に「この、読み方わからへんねんけどヤバそうなユンギさんのって、あの〜、もしかしてヤバいの?」と崩壊した日本語で聞いたら、
「ハハハ…それな…ヤバいなんてもんちゃうわな、う〜ん…見たらあかんと思う、母はまだ〈BTSバブちゃん〉やから夜泣きすると思うわ。読み方も教えんとくわな。」

夜泣き……するわけにはいきませんので、私は長女の言いつけを守って、随分長い間見ようとはしませんでした。(体感3年実質3週間)

怖い怖い夜泣きの元についてはまた別記事で…。


そもそも『Just Dance』の前に、
自宅にはホビペンの長女がいるんですから『Outro:Ego』を毎日毎日そりゃもう親の顔より見るわけですよ。

オッシャレーーーーーーッチョンホソク、めちゃくちゃオッシャレーーーーーーッ!
さすがみんなの希望、オッシャレーーーーーーッ!
これがアホな私のJ-HOPE第1印象です。

…大体このMVを見ていたのなら、このホソクさんでヤバさを理解しろよって感じなのに

わろとるわろとる…地球上の色気を全部掌握したうえでわろとるやないの…気づけよ私…

こっちのホソクさんに引っ張られているアホな私

可愛い
この髪型とお衣装のホソクさんが三度の飯より大好物

気づいてないんですよ、オシャレで可愛いホソクさん、で一旦終わってるんですよ。

そしてサンパウロおばさんになってからようやく、あのスーツ姿で『J-HOPEコール』の土砂降りを受けながら『Just Dance』を歌い踊るホソクさんを見て、
「ひぇぇぇぇっ、長女、えげつない人好きになっとるやん、夫には絶対言えねぇ、ひぇぇぇっ」とビビり散らかすわけです、本当におバカですね。

でも、ホソクさんのことを「え、好き」ってなるのはサンパウロおばさんからd-TVおばさんに戻ることもあるわけで(もう妖怪じゃん、そして長いよ話が)BTSのドキュメンタリー映画を観ていた時です。

観られるドキュメンタリーのコンテンツが当時2種類あって、もうどちらだったのかわからないしもしかしたら他のコンテンツだったのかもしれないのですが、
舞台裏、もうすぐそこにステージが、という場所でホソクさんがしゃがんでいて、
スタッフさんにマイクを持って来てもらうのを待っているシーンでした。

「パリパリ!」
怒っているのではないのでしょうが1秒でも早く、と思っているのでしょう、険しい表情とともに手をこっちこっちと仰ぐように動かしながら指示を出すシーンがありました。

その険しい表情を見た瞬間「え!これ誰⁈…好き!」ってなってしまいました。これ誰⁈じゃないんよ、ホソクさんなんよ。

当たり前だけどただ優しいだけの人じゃないんだ…と当時は少し途方に暮れたものでした。

あのホソクさんにまた会いたいんだけど、もしかしたらあの映画の中のシーンではないのかもしれないし、思い出せないんですよね…とりあえずWeverseでどっちも買ってもう1回観るか…(そして万年貧乏の道を歩き続けるのであった)

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