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_240605/ボタンの話

多くの人が一度は考えたことあるんじゃないかと思ってるのが、押せば存在ごとパッと消えれるボタンが目の前に現れたらどうするかって話。これについて誰かと議論したことはないけど、1人で考えることは昔からしばしばある。

「そんなボタンがあったらいいのに」って思ったことから始まった思考だけど、押すか押さないかの結論はそのときによって違った。

ボタンについて初めて考えた高校生のときは「押す勇気がない」と思っていた。それから年齢を重ねてだんだん疲弊して、「当然押すだろうな」という風に基本的な考えが変わってきたと思う。
すごく幸せを感じた瞬間にボタンを押してそのまま消えてみたいとかもあった。(もちろんこんなことを常に考えているわけではなくて、ふと考えるって感じ)

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「ボタンが欲しい」と心から思った瞬間がこれまでに何度かあって、昨日の夜はそのときのことを鮮明に思い出して止まらなかった。

ぼんやり思い出してただけで、それに対して何か考えたわけでも結論を出したわけでもない。でも「ボタンを押したい」と思った瞬間のことをずっと忘れないだろうなって思った。忘れないで、こうやってたまに思い出していたい。
そんで、布団の中で少しだけ泣いて寝た。

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昨日ボタンに思いを馳せることになったのは、『滅相もない』というドラマを見ていたらそういう気分になったからで。このドラマはザックリ言うと、世界に突然現れた巨大な穴に入ろうとしている人たちの話。穴に入ろうと思うまでの経緯を1人ずつ発表していくだけという不思議な形式だった。
この穴が「消えたい」とかを表しているわけではないと思う。でもこれまで長年考えてきたテーマと近いな〜というのは意識して見てた。

ドラマ見ててそんな気分になっただけで、沈んでるわけではないのでご心配は無用です。しかしいつも通り眠くて怠い。

「みんな一度は考えたことあるだろう」って勝手に思ってるけど、もしかしたらそんなことないのかな。わからないや。まぁいいやって気持ちで投稿する。

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