見出し画像

_240721/夏っぽ

大学時代の友人と3人でバーベキューをした。友人Aの実家の庭にて。Aは両親が遠くに移住して、デカい実家に1人残されたらしい。

Aは男友達。大学時代の彼の部屋はすごく不衛生で天井に蜘蛛の巣が張っていた。広い実家の管理なんてできるわけなく、さぞ荒れているのだろうと思っていたけど意外ときれい。というか物が全然なかった。ご両親は必要最低限のもの以外はしっかり処分して引っ越したらしい。

30年以上住んでいるのに黄ばみ一つない壁とか、しっかりリフォームされてるキッチンやお手洗い、家具はアンティークっぽくて一つ一つが素敵。きちんとした家庭だということが各所から窺える。

物を捨てられない、片付けられない自分の実家を思い出す。うちは汚れても壊れても放置しているからボロボロなんだよね。正月に帰省することも難しいくらい狭いし。
しかし今さらそんなことでへこまない。家庭のことで人と比べて落ち込みまくってた時期もあったけど、もうそれは乗り越えた感がある。今日はそれも2人に話して笑ってもらった。

Bが「うちの実家はもっと広くて綺麗だよ」と真顔で言っていてオイッ!と思った。

---

3人ともバーベキューのことをよく知らない。炭を並べて着火剤に火をつけてみたけど、煙ばかり出てなかなか燃えない。

Bは妊婦なので室内で見守ってもらう。何度か手伝おうと外に出てきた彼女に「赤ちゃんの燻製が出来ちゃうからダメだよ!」とか言って3人でめちゃくちゃ笑ったんだけど、文字にするとひどいジョークだな。

1時間くらいかかってやっとそれっぽくなって、網に肉を乗せてみる。焼けた!
私とAは汗でビッショビショになったけど、Bが切っておいてくれた冷たいスイカで生き返った。地味だけどいい感じの夏の思い出。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?