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_240715/映画とか

7/15 月

『あんのこと』をみた。

「いい映画だった」とは言いづらい内容だけど、みれてよかった。起こった出来事は残酷だけど、作り手が伝えたいのはそこじゃないということが伝わってくる。日記の最後に感想を貼りつけようかな。ネタバレってほどでもないけど。

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7月16日 火

昨晩は憂鬱で眠れず、5時間くらいしか睡眠をとれていない。フルーツジッパーと清竜人25の曲を聴いてアゲる。最近は可愛い女の子への関心が高い傾向にある。頓知気さきなちゃん...。

出社。午前中は簡単な作業ばかりに終始してしまった。午後は何とか自分を奮い立たせて、先延ばしにし続けていた業務を動かす。目をかっぴらいてメールを作成して10回くらい確認して送信した。ああ。

↓ものすごく共感したポスト


麻婆ナス豆腐を作った。ナスも豆腐もグジュグジュに崩れて離乳食のようになったけど美味しい。ご飯と一緒に流し込んだ。

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あんのこと

目と耳を塞ぎたくなる場面もあった。心が痛かった。落ち込んだ。

ただ、映画を観終わって残る印象は「可哀想だった」「悲しかった」というものではなくて、杏という女性が一生懸命に生きる姿を映したまっすぐな映画だったなぁと。かなり重い気持ちになることを覚悟していたから、少し不思議な感覚でもある。

虐待、ネグレクト、親の指示による売春、薬物。杏が生きてきた世界は絶望的だった。でも映画でフォーカスされてたのはそこじゃなかったように感じる。
周りの大人たちが杏のために力を尽くしていたこと。薬物をやめられるように、働けるように、不当な扱いを受けないように、家族と離れられるように、教育を受け直せるように。杏は絶望だけじゃない世界を知り、新しい人生を生き始めていた。その一連の場面は希望に満ちていた。
社会の大きな流れやルールがそれを一瞬で無力にしてしまったことへのやりきれない気持ちや、大人になるまでの間に家庭から離れることはできなかったのかという疑問が、胸にグズグズ残っている。

しにたいしにたいとばかり思っている自分を棚に上げて言うが、生きててほしかった。

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