保険の窓口☺️のように

2023年1月11日 17時41分 (Wed)

保険の窓口、のように☺️
皆様、こんばんは。
新春、いかがお過ごしですか?
今日も教室に来てくれた生徒さん、お正月、楽しかったよ☺️とニコニコ。
「今日の夜は鏡餅のお餅を食べる日だから食べるんだ〜」と言っていました。
そうですよね、私も帰宅したら、ゆであずきの缶詰があるので、お餅もあるのでおぜんざいでも作ってみようかな☺️



さてさて、また今年も新しい年度が始まり、そしてこれからお勉強を始めたり、これから小学校受験に取り組まれる生徒さんたちが来られています。

学校選びに迷う方も多いのでないかと思います。
また、志望校が決まっている方のなかにも、良くお話を聞いてみると、その希望されている志望校のイメージや内情を誤解されている?!と思うことも時々、正直あったりします。

具体的には書くのは控えますが、わりと学校生活厳格なタイプの学校をのびのびなところと思っていらしたり、保護者の出番が多いとか、下のお子さんを連れていけない学校に、お仕事柄お休みがとりにくい保護者の方が志願されていたり、下のお子さんを連れていけない学校を志望されているご家庭で下のお子さんが保育園などに行かれていなくて預け先もない現状だったり、宿題が多いだろうと思っていたら少なかったり、その逆だったり、実際入学してみてびっくりされることもあるかもしれません。

今はコロナでなかなか実際の学校の校内に立ち寄らせてもらえなくてオンラインで、ということも多いので、よくわからないままに、学校のブランドや難易度のようなものに魅力を感じて志望校と決めることも多いですよね。

学校生活の実際はやはり在学中の生徒さんに聞くのが一番と考え、私の教室では
志望校を絞っていく夏までに、卒業生の各学校の生徒さんが毎年、応援や交流に来てくださり、そこで実際の学校生活のお話を聞いたり、試験の時の話を聞いたりしています。

これまでも、そういうお話を聞いて、これまで志望校にしていなかった学校に魅力を感じ、志望校が変わったり決定した方も多いです。
その学校に通われているお子さんやお母様方のお人柄に惹かれて安心されて、学校の印象が変わって志望校とされる方もいらっしゃいます。

同じ私立でも、まずはエスカレーター校を選ぶか、中学受験が必要な小学校を選ぶかという選択も迫られますね。
この件に関してはまたブログに続きを書かせていただくつもりでおりますが、
どちらにせよ、まずはそのお子さんに合った学校を探すのが大切ですよね。

どんな学校が合っているめやすになるのですか? 
入る前から、合っているか、あってないかどうやってわかるのですか? 
もし、入学してから合わないとわかったらどうしたら良いでしょう? 

と、きっとご不安もおありでしょう。
とても良くわかります。
私も同じ体験をしてきました。
 
確かにこれは一般論では簡単に決められないので、ケースバイケースになりますが、ひとつ決め手があるとすれば、それは
「その学校に行かれたときにお子さんの自己肯定感は得られそうですか?」 
ということかもしれません。 

あくまで私の考えになってしまうかもしれませんが、いろいろな体験やこれまでの経験から、「自己肯定感こそ能力が伸びる源」と私は思っています。

人は誰でも肯定され受け入れられてこそ、自己肯定感を持てて安心して能力が伸びていきます。

いつも否定され、劣等感にさいなまれているお子さんの能力はどんどん伸びるでしょうか?
意地になって反骨精神から、見返したいとかそんな気持ちで伸びることもあるかもしれませんが、それはリベンジしているだけで、自己肯定感においては持ってないままの状態で健全な状態ではないですよね。
そしてそうして良い成績や結果を死に物狂いで出したら、今度は勝者の気分になり、自分よりも結果の悪かった者を軽蔑したりいじめたりするような心理ができてしまいます。 

自己肯定感を沢山持てて能力を伸ばしたお子さんは、他人のことも認め受け入れ応援する気持ちになれます。


極端に言えば、とても難しい良くできる人ばかりの学校に、ギリギリ下の方で入った場合、その学校の雰囲気にもよりますが、そのエリート校が、先生や生徒さんたちがあまり競争意識で差別せず仲良くみんなを優秀にひきあげてくれるような学校でしたらそれはラッキーですが、そこに通うことによって劣等感を持ってしまったり、先生やクラスメートが優劣をこだわるような空気でしたらそのお子さんの自己肯定感はズタズタになってしまいます。 
その場合は結果的に二番手の学校で自分の力を発揮する方がその後の成長がぐんと違ってきますよね。

そのお子さんの性格や学校の様子で、本当にそのお子さんが幸せに楽しく学校生活が送れるところが、小学校の時は特に大切ではないかと思います。
中学受験は塾にお任せして、学校生活は人間形成をする場になりますよね。

そういう意味で、小学校選びはブランドや難易度に惑わされず、きめこまやかに選んであげたいですよね。

一般に小学校の受験塾は難易度が高いかブランド校に何人合格したよ、という実績がその教室の宣伝にもなりますから、そういう学校の受験をお薦めしたりします。
でも本当にお子さんが満足して通える学校を一緒に探していきたいなと思います。 もちろんそれが難関校やブランド校になることも結果としてはあるかもしれませんが。

「保険の窓口」ってありますよね。
あそこに行きますと、会社にこだわらず公平な立場でそのお客さんのニーズや条件に合って満足できる一番近いものをそしてお徳になるようにセレクトしてくれますよね。

なんだか私、学校選びもこれに似てるな、っていつも思うのです。
経験や情報やそれから通っている生徒さんからの声をもとに、一人一人のお子さんにおすすめのいくつかの学校を提案できたら良いなと思っています。



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