神奈川県私立小学校造形展

2023年1月20日 23時50分 (Fri)

神奈川県私立小学校造形展

皆様、こんばんは。
暦の上での「大寒」。
今週になってからは特に晴れ間が☀️少なくなってしまい、より一層寒く感じられますね。

先日は神奈川県私立小学校の造形展覧会に行って参りました。
コロナが流行り出してから中止になっていたこのイベント、私も毎年、見に行っていたものでしたが、数年ふりの開催、嬉しかったです。
ほんの少しずつでもコロナ禍の前の日常が戻ってきているのかなとトンネルの向こうに出口が見えてきたような気がしますよね。

なかなかスケジュールがあかなくて、訪れたのは最終日でしたが、とても混んで外まで並んでいました。

以前まではここまで並んでいることはなかったので、この賑わいぶりに驚きました。
それだけ作品の出展も多く、自分達の作品を見に来た小学生の親子さんたちと、私立小学校の受験を考える親子の皆さんたちも多く、私立学校がとても身近になり、その受験を考える方が増えてきたということなのでしょうね。

教室の生徒さんにもこの造形展の事をお知らせしました。
短い開催期日でしたが、さっそく見てこられた方は、皆さん口々に、素晴らしかった!見ごたえがありました!とおっしゃっていましたので、私もなおさら楽しみで、最終日になんとかギリギリ間に合いました。

どの学校の作品も素晴らしく、そしてやはりそこには生徒さんの素晴らしさもありますが、なんといってもご指導される美術の先生方の指導力や技量もすばらしいと感じられませんでしたでしょうか。
そこがやはり私立ですね。
美術や音楽や書道、体育などは必ず専門の教師が指導しているというのが私立の当たり前。
そして材料費なども公立では支給される予算等がありますが私立では潤沢に様々な、その指導教官が使いたいものを使って作品に取り組む体験ができます。
そこのところがとても恵まれているわけですし、あのよう素晴らしい造形を産み出すことができるのだと思います。


さらに、どの学校も素晴らしいですが、それぞれの学校の作品を見ていると、それを作っているときの生徒さんたちの雰囲気や、笑顔、目の輝き、会話などがイメージされませんか?

私は作品を見ながらそのときの教室の風景を自然にイメージしてしまいます。
その学校の生徒さんたちの様子や先生の声がけまて聞こえてくるような気がするのです。

これから志望校を決める皆さんはぜひそうしたインスピレーションも働かせてご覧になると楽しいかもですね。

私の過去の生徒さんの中には、この作品展を見て、そこで展示されている工作をお子さんがどうしても自分も作ってみたいと憧れて
、その学校の事が忘れられなくなってその学校を志望校にされて入学された方もいっしゃいました。
こうしたこともご縁の引き寄せなのかもしれませんね。

また私の体験としましては、この作品展の東京の私立小学校のものが同じ形式であり、学校数も多いのでこちらもすごく賑わうのてすが、学習院に通われていた卒業生の方が毎年、その、都内の私立小の作品展のお知らせを下さっていたのでいつも伺っていたのですが、そのときは各学校のご自分のお子さんの作品を見にこられる保護者の方々が学校によってその服装なども全く雰囲気が違うことや、おそらくランチ帰りにグループで元気におしゃべりしながらやってこられる一団があるかと思えば、きちんとされた風貌で作品を静かに見て、そのあとは後方の方に会釈をして見る場所を譲り静かに立ち去る、という学校もあり、これはこれで、百聞は一見にしかす、というスクールカラーが見れる感じのこともありました。

そのように色々と見所のある展覧会です。
こちらに載せた画像は、卒業生で神奈川の私立小一年生のS君の保護者の方がおくってくださいましたものです。
私は混んでいてうまく写真が残せなかったので使わせていただきました。ありがとうございました。

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