1回目の教習所での挫折経験〜導入編〜

私は自動車教習所を2回やめ、3回目にしてようやく運転免許を取得しました。

なぜ2回もやめたのか。

そのうちまず1回目の挫折経験について今回は書いてみたいと思います。

私がはじめて自動車教習所の門をくぐったのは高校3年の冬でした。

大学進学も決まり、あとは卒業を待つだけという時期に幼馴染の友達から一緒に教習所に通わないかと誘いを受けました。

今思えば、その時の誘いに乗ったのがまず最初の間違いでした。

第一に私自身、全く車に興味がなく、運転にも興味がありませんでした。

これまでの普段の生活でも交通手段に困らないようなそこそこの街に住んでいたこともあり、運転免許の必要性を感じていませんでした。

その友達の誘いがなければ、私はまだそのタイミングで教習所に通おうという気はなかったと思います。

友達から誘いを受けたことと、なんとなく受験が終わったこのタイミングで教習所に通う人が多いという世間の波にのまれて、なんとなく行った方がいいのかなぁという軽はずみな気持ちでいました。

そもそも自分の意思はほとんどなく、めんどくさいなぁ…でもまぁみんな行かなきゃいけないところだし…という中途半端な気持ちで通い始めたのが一つの大きな挫折のきっかけになったのかも知れません。

また、劣等感の強い私が、すぐに人と比較してしまう性格の私が、友達と一緒に通うという選択をしたこと自体が間違っていたのだと思います。

また、教習所に申し込みに行こうとしたその日の約束に寝坊して大遅刻をかましたところから私のしくじりは始まっていたのかも知れません。

話は戻って、私は実はすでに教習所に通う前から、というか常日頃から人と、この場合、その友達と自分とを比較しながら見ていました。

学業の成績、進学先では圧倒的に自分が優秀であったこと。

スポーツでも自分の方が良い成績を出した経験があったこと。

常にその友達と比較しては、自分の方が何歩も先を進んでいるはずだという自負があったのだと思います。

当然のこと、教習所でも私は友達と比較して同等以上のスピード感、成績で運転免許を取得できるものだと考えていました。

しかし、その希望的推測は教習所に入所して何日もせずに脆くも崩れ去ることとなりました。

今回はここまで。

1度目の教習所入所前から入所に際しての私のしくじりについて思い出してました。

次回、実際に教習所入所後の私の失敗や教習所をやめるに至った経緯について思い出していきたいと思います。

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