低学年から国試勉強を始めるメリット

まず初めに、私が医師国家試験の勉強を始めたのは5年生の終わり、病院研修にてマイナー科が半分終わった頃くらいからです。なので私自身が低学年から国試勉強したわけではありません。

しばしば医クラで議論される低学年から動画講座を始めることの是非?みたいなのについての私の考え方ですが、結論自由にやればいいと思います。
何故かSNSで低学年から動画講座を視聴していると言うと否定的な意見が多く散見されます。その理由として多いのは、低学年のうちはもっといろんなことを体験すべきといった意見です。これもいい考え方ですが、別にいろんなことを経験するのは高学年になってもできますし、逆に高学年になってからやりたいことを見つけると、国試勉強とやりたいこと両方をやる必要があり、キャパオーバーになりかねません。ですので低学年で特にやりたいことがなければ勉強しとくのはアリだと思います。
実際に私は低学年のころはお金もなくやりたいこともなかったため、ひたすら部活やってました。高学年になって部活を引退すると、勉強を忘れて旅行やらゲームやらとやっていたので、趣味を抑えて勉強するというストレスの多い生活になってしまいました。

結論申し上げますと、「低学年でやりたいことない奴は勉強でもしとけ」です。これは決してネガティブな考え方からではなく、やりたいことが見つかった時にそれにより多くの時間を割けるようにするためです。
医学部の一卒業生の意見として参考になれば幸いです。

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