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オッペンハイマーを見て最近の映画とは何かを考えた

この話は自分のポッドキャストでも話そうと思うのでMEMOとして活用してやる

なんかの番組でね、私が崇拝している甲本ヒロトが、歌詞を気にしすぎる人が多い、歌詞なんてどうでもいい(英語わからなくても)リズムと音で音楽というもの
と言ってたけど私も映画で最近感じる

こんだけ物語がたくさんあって映像技術が発達している世の中において
近年の最新映画を真面目にみるんじゃなくて演出、映像構成、技術、演技、で内容は後からで私もいい気がするんだよな
ひと昔だったら内容重視なエモ系多かったから時代によって見方変えたらええんちゃうん?みたいなね

オッペンハイマーなんて、実際にいる人の話なんだから、「内容の書き方が〜」なんてやつ、否は認めん!

オッペンハイマー見る前の日に、すずめの戸締り見たんだ、というか見てしまってたんだ。
すずめの戸締り、ほんとアニメとして超綺麗なんだけどさ、内容がどこを切り取られても「絶対に泣かせます!」「共感させます!」オーラがすごくて、もちろん泣いたんだけど
「この涙は作品に対してじゃなくて、自分のシュチュエーションに投影して泣いてるだけだわ」って思っちゃったのよね。
私が好きな新海誠はもっとコンテンポラリーアートな人だったろう!と、ほしのこえとか、言葉の庭とかどないなってんねんと
それ思った後だから尚更オッペンハイマーすごく良く感じてもうたところも正直ある
オッペンハイマーは
「はい!コレぞ映画でーす!」って感じで良かったんだ。大画面で見たからかもしれないけどさ

ただ、ノーランは疲れる
脳みそと目と心臓が疲れるんよな
テクノ好きな人ってノーラン監督大好きな人多いんだけど、人踊りした感じにマジでなるから気合いが必要なんだよねえ
映像監督の木村太一さんがnoteで四六時中制作のことを考えてる人間はダサい奴が多い、大抵、村上春樹とビョークが好き
って言ってたけど(マジおもろい)
私もビョーク好きだし、でもそこの枠にはノーラン監督も入るだろなと

テクノ好きなやつは大体思考がファッションと呼ばれかねない人種多い気がするし私もその一部かなと
でも、いいんだよね
思考がファッションで薄っぺらい人間と思われても人間なんてみんな単純なんだから

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