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sakk biblio

全ての人のための読書会であり、誰のためでもない読書会。
「読んで生きるか、読まずに死ぬか」を合言葉に、Sakk Biblio(サックビブリオ)が始まります。
数時間どころか数分でフィードに埋もれて流れていってしまう記事が溢れている世界。1ヶ月前にスマホで読んだ記事で、今、何か心に残っているものはありますか?
数十年〜数千年、埋もれていない古典にはきっと理由があります。
それはまるで絵画や楽譜のように、読む人、読む時、読む場所によって、何度でも違うものが浮かび上がってきます。
一度きり、限りある人生の時間の少しを割いて、古典に向き合い、月に1冊ずつ読み進めてみませんか?
(Sakk Biblio 柳澤拓道さん 文引用)

ワークテラス佐久

昨年度から始まり、次回で第20回目を迎える Sakk Biblio

当初から気になりつつも、哲学書は馴染みないし、、と躊躇していました。
あるとき、般若心経の回に参加した方が、楽しかった。と、般若心経について深く語ってくれました。
参加者も多くいたとか。

よし、参加しよう!

○脱学校の社会    イヴァン・イリッチ著
vol.12 2023.4
最初がこの本で良かった。
普段、学校教育についていろいろ思っていることが共感できた。

学びはむしろ、学校の外のほうが、たくさんあるのでは。
我が子たちは、寒い日も、山、田畑を眺めながら、9年間、片道3キロ歩いて登下校しました。
私自身も佐久とよく似た環境のなか、高校も含め、遠距離を歩いて登下校しました。
学校で学んだ授業より、そのときに感じたこと、友達と話しながら歩いたことのほうが、鮮明に覚えています。

通学路風景

○幸福論   アラン
vol.13 2023.5
日記調で読みやすかった。
子ども向けにいろいろ出版されていた。

農業やっていると、雨が全然降らない❗️と嘆いたり、雨が降りすぎ❗️と嘆いたり。。
自然を感じることができる日々に、幸せを感じます。

酷暑が続きました

○1984    ジョージ・オーウェル著
vol.17 2023.9
しなの鉄道車内で読んだ。
ダークだったが、小説的に読み描写できた。
漫画版があるらしい。漫画のほうが読みやすいかも。

同調圧力、権力、集団  
心理的な内容でした。

○歴史とは何か    カー著
vol.18 2023.10
主人が大学時代に愛読していたらしく、本も年期が入っていたし、線もたくさん引いてあった。

歴史とは、過去と現在との対話である。
歴史家に興味を持った。
歴史は科学とか、面白かった。
次男は、大学で歴史学を学びたいとのこと、私も一緒に学びたい。

○日本の歴史を読みなおす    網野善彦著
vol.19 2023.11
大学の講義をそのまま載せているため、集中して読むと、分かりやすかった。
女性も権力を持っていた
百姓=米農民ではない
教科書で習った日本歴史とは違う目線で、勉強になった。

ここに住んでいるから、より深く読めたのでは、←参加者の意見、納得。

網野善彦さんの 日本社会の歴史  上下 が、家にあるので、読んでみよう。

参加できなかったが、読んだ本
○饗宴   プラトン
○銀河鉄道の夜   宮沢賢治

📗参加してみて
哲学
って、勝手に敷居をあげていただけかも。
高校で選択した倫理、いま聴けば、もっと愉しい授業だったかも。
日々の生活、生き方に密着している。
教育者に、哲学をもっと学んでほしいと感じた。

biblio
話の流れで、脱線、発展していく話も勉強になり、楽しい。
蝶は蛾の仲間なんだー。とか。
いろんな活動をしている人が集まるから、自己紹介から話がはずみだす。

最近、対話することは、大事だな。と、つくづく思います。
人と話すことにより、気づくこと、共感できること、たくさんあります。
今の子どもたちにも、対話する機会がたくさんあるといいな、必要だな。と感じます。

親子の対話も大事


選本📗
残念ながら、佐久の図書館には置いていない本が多く、ほとんど、小諸図書館で借りました。
哲学書に限らずですが、佐久の図書館、選書も頑張ってほしい。

テーマにあがる本を、ほとんど、主人が大学時代に愛読していて、毎回読む前に、あらすじをほぼ聞いてしまうというルーテイン。

気になった文章に、みんな、付箋を貼っている。
付箋がたくさんついた本をそれぞれ、手にしているのが、いつも面白い。

次回は、20回記念、 国家  プラトン著
SakkBiblio初の2か月にわたる上下巻だそうです。
農閑期パートが始まるため、春まで参加できませんが、読もうと思います。

おすすめ💡
毎回、充実した時間を過ごせます。
読みきれなくても大丈夫。
ぜひ、参加してみてください。

2023
新しい活動の場に、積極的に参加した1年でした。
八菜農園にも、このカレンダーに参加している仲間たちが、スタッフとして来ていただき、楽しく過ごせました。
ありがとうございました。

2024 
私らしく、活動していきますので、引き続き、よろしくお願いします。

心穏やかに、笑顔で過ごせる世の中でありますように。












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