~初めての融資先~

商工ファンドに入社して初めてのお客様は
大分県にある電気工事業者さんでした。

連帯保証人さんを付けて頂き100万円の融資。

小さな金額でも、きっとこの電気工事業者さんにとっては
大きな借入だったに違いない。

連帯保証人さんは社長の娘婿さんでしたが、
同居しているも同然だったし、
既に同業のN社から1,400万円借り入れがあったので、
本来は否決になる案件でしたが、
新卒社員の初新規案件は、余程の事が無い限り
認可になるのが通例だったので、辛うじて認可を頂けたました。

お客さんのところに現金と債権書類を持って行き、
連帯保証人さん同席のもと契約。
現金を手交して契約完了。

こうして、私にもお客様が出来て、
事業者金融業者の営業マンとしての生活が始まりました。

ちなみに、私は生まれも育ちも大阪ですが、
母が大分県出身なので、幼い頃は大分の祖父母の家に
遊びに行ってました。

なぜ大分か?
当時の商工ファンドはもの凄い勢いで業績を伸ばしていましたが、
競合するN社(本社:京都市)のテリトリーである関西エリアには
出店していなかったので、関西以外の支店で配属の希望を提出し、
偶然にも祖父母が住む大分支店へ配属となったわけです。

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