西側のロシア制裁でロシアは潤う?

ロシアウクライナ戦争で西側諸国が経済制裁や企業の撤退でロシア経済が萎むどころかロシア人が潤っている現実。

岸田政権は、ロシアの石油を輸入しない代わりに中東への依存度が97%に上がっているという。

ロシアの現状を語るのはアリベイ・マムマドフさん
モスクワ生まれのアゼルバイジャン人
モスクワに1ヶ月滞在して日本に帰ってきたのでその報告です。

【ウクライナ戦争】日本のマスコミが垂れ流す”ロシア制裁のウソ” 新商品と新ビジネス続々生まれてボロ儲けのロシア(アリベイ×石田和靖対談)




概要


ロシアは長年の西側との抗争による免疫が強い。制裁慣れしていて強すぎる。
ロシア国内で何でも製造できるようになった。今のロシアはソ連時代よりも強い。
モノ、食べ物、食料品、メーカー、雑貨、武器も自分たちで製造している。

何でも作れる上に、石油とガスと食料を全部握っている。
資金も資源も持ってるから、なかなか倒すことは出来ない存在。

ロシアの石油や天然ガスを禁輸してもロシアは困らない。
逆に日本人は困っている。
中東湾岸諸国に石油を90%依存しているが、2023年は97%に引き上がった。
ロシアへの制裁をアメリカに追従してやっている結果としてそうなっている。

日本は独立国家なので、日本人を第一に考えないといけない。
ロシアへの制裁によって、ロシア人よりも日本人にダメージを与えている。
それは日本にとって何の利益にもならない。
まずは自国民を優先して政策に取り組むべき。

スタバやマクドナルドのパクリが出てきている。
スターバックスは「スターズコーヒー」。
内容はほぼ同じ。
マクドナルドも名前を変えているだけで品は同じ。
ユニクロは「カリーナ」というロシア人の女性の名前がブランド化している。
同じものをロシア国内で作って、ユニクロが提供していた人たちに提供しているだけ。
名前とブランドとロゴが変わっているだけ。
コカコーラは「優しいコーラ」へ。
欧米の輸入品は第三国経由で輸入されている。

外資が出ていったことで、ロシア人はビジネスチャンスが生まれた。
自給率が上がり、海外のビジネスマンや企業が儲かっていたものを今度はロシア人自らが儲かるようになった。

トルコと中国が仲が良いので、航空会社や雑貨など自分たちで作らないものは中国やトルコがたくさん入っている。
数年経てば、日本のANAやアメリカの航空会社が入ろうとしてもトルコが一番良いところを押さえているから入れない。

ロシアの財政、家計事情


単純に統計データを見てはいけない。
日本人の方がロシア人より良い給料を貰っていると統計データは出ていますが、実際の市場では東京の人よりロシア、モスクワの人の方が贅沢三昧出来ている。
家も大きいし広い。毎日高級レストランで食べている。
ロシア人はどこかからお金が入っている。
国も税金などであまり攻めてはいない。
税金対策も安くして、一般人の所得が増えるようにしている。

一般人の所得が減ると国から出て行ってしまうので、出て行かないように対策をしている。
ちゃんと国民を守り、産業振興をしている状態になっている。
西側の制裁によって、逆に経済が盛り上がっている。

戦争が起きると、国や軍事指導者、政権を責めるのは当然ですが、それが敵対して一般人も犠牲にしようとする事はあってはいけない。
西側は、ロシア政権や指導部だけでなくロシアの一般人もビザを発給しないなどロシア人が国に入れないようにしようだとか、一般人の銀行口座も凍結しようという動きが起きている。
そうすると、全く罪のない一般のロシア人も海外、外敵に対して一体化して強くなり、例えば日本が軍事作戦をしたとしてもロシア側を支持する人がもっと増えるはず。
それは経済制裁が成功するのではなく失敗に終わるということ。

ロシアへの経済制裁は、エネルギー価格高騰で資源国が儲かるだけで、資源のないドイツや日本はどんどん貧しくなっていくだけ。
バランスを考え、ロシアの言い分や考え方もあるので、一方的にロシアは悪でウクライナは善だとか、イスラエルパレスチナ問題もそうですが、一国だけが100%悪いと見るのではなく、話し合いで解決を望むべきです。
そうしないと永遠に繰り返す。

その姿勢が日本にはなく、バイデン政権が言ったことに対して「イエッサー」と答えるしかないような情けない話となっている。

田中角栄


田中角栄が、「アメリカが中東から入る石油を代替で出してくれるなら取りますよ。」というように、今の政権には勇気を持ってほしい。
日本の国益のために田中角栄は石油とアラブ諸国を選んだ。イスラエルではなくて。
あの時は、「中東戦争に参戦し、イスラエルを支援してください」というアメリカの圧力を田中角栄はバッサリと断った。
そういう判断が今の政権に出来るのかどうか疑問。

ついこの間までロシアと対立していたアゼルバイジャンまでもが、アメリカ離れをしていてロシアへ急接近している。

アゼルバイジャンの参考資料

https://oilgas-info.jogmec.go.jp/_res/projects/default_project/_project_/pdf/2/2149/200811_079e.pdf


まとめ


アリベイさんの話は現実に起こっており、日本は間違った選択をさせられている。
アメリカというのは、資源、食料、技術など何もかもを持っている国なので、どこかと国交断絶したとしても国は潰れない。
日本は真逆。
誇れるのは技術のみ。

技術だけで保っているのもすごいことですが、生きるために必要な要素ではありません。
国民に必要なものは、安定したエネルギーと食糧なのです。

このまま自公政権が続けば、間違いなく日本は没落するでしょう。
人口減、外国人受け入れ拡大は日本の食文化だけでなく、基幹産業の技術の衰退、日本の今の景色、町に溢れる食事処なども「日本人」に受け継がれずに無くなっていくでしょう。

岸田政権はそんな国を作ろうとしているのです。

アリベイさんのチャンネルは下記


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