チャットGPTの能力とは!

今から一年前の動画です。
アンサンミン氏はチャットGPTの専門家です。
チャットGPTがどういう使いかたができるのかを説明してくれています。

“最強”対話AI「ChatGPT」から最高の答えを引き出すテクニック【橋本幸治の理系通信】(2023年1月25日)


概要


チャットGPTはアカウントを取れば誰でも使える。
会話のように質問することが出来る。
英語に比べ、日本語はエラーが出やすい。

質問の仕方で回答が異なる。(step by step)
作文の修正を依頼すれば直してくれる。
(修正箇所とその理由を教えてくれる)
レポートなどはコンサルが書くような形式でまとめてくれる。

計算は苦手。(間違った答えを出す)
ネット上の言語をつなぎ合わせて学習することが得意。考えているわけではない。
チャットGPTの結果が正しいかどうかは、ユーザーが確かめた上で利用すべきもの。

研究の論文などは、引用元が架空の論文であることが高確率で起こっていた。
論文については、専用検索サイトがあるので併用して利用することが望ましい。

チャットGPTは文章がきれいに作成されるので、嘘が混じると信じてしまう傾向がある。

チャットGPTに医師の試験を受けさせたら合格スコアが出る。
最近はMBA試験も合格した。
だからといって、回答が真実かどうかは別の問題である。
あくまでも大規模言語モデルによって文書を生成しているに過ぎず、それっぽいことを言っているだけというところは注意が必要。

チャットGPTは対話によって結果を修正していくことができる。

例えば、「動的計画法を使って判定してください」と投げかけると正しい答えが返ってくることがあるが、逆に言えばある程度の専門知識がユーザーになければチャットGPTを使いこなすことは出来ないのも事実。

エンジニアが必要なくなる時代ではなく、エンジニアがより負担なく仕事が出来るような時代になる。
AIが使える人によって、AIが使えない人の仕事がなくなる。
「チャットGPTを使いこなすスキル」が問われることになる。

動画の文字起こしにおいては、日本語でもほぼ完璧にやってくれる。


まとめ


つまり、質問する側にも相応の知識が必要だということです。
計算が苦手で、補完する情報が必要。
論文関係は架空のものを引用する。

言語が中心のチャットGPTということですか。

結局、信頼性がある情報か否か、人間が確認しなければ使えないということでしょう。
使い道は自ずと限られてきそうですね。

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