橋下徹氏が自滅の道を選択?

6/28、山口敬之氏が民事裁判に証人として出廷。
株式会社飛鳥新社に対して橋下徹氏が起こした民事裁判(名誉毀損)での証人のようです。
橋下徹氏は、山口敬之氏が書いた原稿が気に入らないというので名誉毀損で損害賠償を求めた。

大阪地裁、令和4年(ワ)第7236号
原告:橋下徹
被告:株式会社飛鳥新社(月刊Hanada)

「【第73回 06/30 山口敬之チャンネル生放送】「橋下徹訴訟に出廷しました」「ついにウクライナ戦争終結⇒日本の巨額支援へ」「なぜ民主党はこれまでバイデンを下せなかったのか?」」

 




概要

※ 動画は8:15-26:00付近

山口敬之氏が主張した内容は下記。

(動画内の画像を引用)

上海電力日本株式会社は中国国営企業。(100%子会社)
橋下徹氏が大阪市長の時代に、非常に不透明な経緯で参入していた。
今は上海電力1社でほぼ担っている。

中国は2010年に国防動員法が成立
「中国人は国内外であろうと個人法人は中国共産党の指示に従わなければならない」という趣旨の法律である。

中国が指示を出せば、上海電力日本は指示どおりのことを電力を通じて実行するはず。

落札した伸和工業株式会社は、電力事業の実績なし。
入札直前まで、登記時点の事業内容に電力発電事業が書いていないような会社だった。
最終的に伸和工業と日光エナジー開発は抜けて、上海電力日本が入った。

橋下徹氏は「副市長案件だったので自分は知らなかった」と言い訳している。
では、上海電力日本が主体的に行うことになったことをいつ知ったのか?(回答なし)
知ったあとに、国防動員法の適用がある企業であり、市民の安全を守るために何か対策を講じたのか?(していない)
知ったあとに、なぜ市民にアナウンスしなかったのか?(していない)
そんな人間がテレビで安全保障などのコメンテーターをやっている。

実は残念な話があった。
証言に自信があり、飛鳥新社のために証言台に立ったつもり。
しかし、月刊Hanadaの編集長の方たちを含む被告側が全く打ち合わせに来なかった。
証言が終わっても連絡なし。
かつて、安倍晋三氏の暗殺についての投稿を拒否された経緯があるが、それとこれとは別問題のはず。

「国防動員法」

 

関連資料

伸和工業株式会社


「伸和工業株式会社」

伸和工業が入っている本店所在地がワンルームマンションであり、家賃4万円程度の物件だった事実。

★ 日光エナジー開発
下記のサイトは、以前にアクセスできていたものを保存していたもの。
今はアクセスできません。

下記リンク先は大阪市役所のサイト。
咲洲コスモススクエア地区 太陽光発電事業限定の市有不動産貸し付けの契約に関するものと思われます。
しかし、今は削除されています。

http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/port/0000196288.html 

「日光エナジー開発株式会社」

※ 当初大阪市だった本店は東京へ移転したようです。(代表者は同じ)

「ドゥ・トゥールWEST棟 の賃貸・中古情報」

https://www.homes.co.jp/archive/b-39610101/


合同会社咲洲メガソーラー大阪ひかりの泉プロジェクト


「合同会社咲洲メガソーラー大阪ひかりの泉プロジェクト」

 


「合同会社咲洲メガソーラー大阪ひかりの泉プロジェクト」という法人が本店としていた事業所は、伸和工業と同じ場所に設立された。(部屋番違い)
メガソーラーという大規模インフラを担うのに資本金はたったの100万円。

「当初の発電請負は日本企業だった」

 


時系列まとめ


この案件についての流れに関して、要約しておきます。

  1. 2012/12/26発表、太陽光エネルギーに関する実績が一切なかった伸和工業と日光エナジー開発が大阪市と不動産貸し付け契約を行った。
    落札価格:月額550001円。
    日光エナジー開発の代表取締役:張 性敏(チヤン スンミン)

  2. 2013/1/4、合同会社咲洲メガソーラー大阪ひかりの泉プロジェクト設立。
    業務執行社員:伸和工業、日光エナジー開発。
    本社は伸和工業の部屋番違いの部屋番。

  3. 2024/4月、日光エナジー開発と入れ替わりで上海電力日本。

日本企業が落札してプロジェクトが開始され、途中で上海電力日本が実質的に支配していたという構図です。


感想

何の実績もない伸和工業が落札した事実。
合同会社咲洲メガソーラー大阪ひかりの泉プロジェクト設立後に上海電力日本が加わった事実。
咲洲メガソーラーについて、大阪市のHPから削除されている事実。
これらを考えると、「知らない」では済まない話です。

こんな簡単にインフラを中国に売り渡すとは。
やはり維新の会という組織は信用出来ません。

そして、橋下徹氏は裁判に打って出たことで真相が明らかになり自滅の道を進むことになる。

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