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『本当は付き合ってる2人の話 UKEはマスター』

表記
マ=マスター(デフォルト名:邑城春樹)
○○=ゲスト名

※一人称や言い回しは変更可
※SEなどは無くても出来ます

=登場人物=
・邑城春樹(ゆうきはるき)…Cafe&BarTONARIのマスター。いつものんびりまったりしている。店のお客様でよくご飯を食べに来てくれている攻めと密かに付き合っている。2人の時は下の名前で呼びたいらしい。

・○○(ゲスト)…○○にはお好きな苗字と名前を入れてください。
Cafe&BarTONARIに通う、近隣で仕事をしているマスターと付き合っている攻め彼氏。昼や夜にご飯を食べに来ていつの間にか密かに付き合うようになる。多分周りは気が付いているだろうなと何となく思っている。休みの日はマスターを構い倒す。




(SE 入店音 カランカラン)

マ「いらっしゃいませ 御来店ありがとう御座います ○○様」

○○「こんばんは マスター。カウンター席でも良い?」

マ「もちろん。どうぞ…!何ならいつもの端の席、ご用意しますよ?」

○○「そう…じゃ、そこにしようかな。マスター…(コソッ)春樹の事も近くで見られるしね。」

マ「え?何か仰いました?」

○○「いいや、こっちの話!」

マ「そういえば○○様って久しぶりにいらしてくださいましたよね。」

○○「仕事が遅くまで立て込んでてな…来たくても来られなかったんだよ。」

マ「それは…お疲れ様です。そうだ!○○様って甘いものお好きでしたっけ?」

○○「うん。甘いもの好きだよ。」

マ「良かった!じゃ、コレ!○○様に!」

○○「ココア?コレを俺に?」

マ「はい!しかもマシュマロを上に乗せてトロットロにしてあります!」

○○「ははっ…美味しそう。脳に栄養いきそうな感じだわ。ありがとう、いただきます。」

(美味しそうに飲んでいる姿を見つめる)

マ「ふふふ…」

○○「え?何?どうかした?俺の顔何か付いてる?」

マ「いえ…美味しそうに僕の作ったココア、飲んでくれているなと思って。」

○○「……美味いしな、実際。あとは…まぁ。」

マ「あとは?」

○○「……マスターがいれてくれたココアだし?」

マ「………こういう時は…マスターじゃなくて下の名前が良かったかな。」

○○「ん…でも、まだ店、閉店してないし、お前だって「様」付けで呼んでいるのだから同じだろ。」

マ「…もう、○○(下の名前)が今日の最後のお客様だよ。気がついてなかったんだね。」

○○「え?……(辺りを見渡す)あ、本当だ。ココアに夢中になっていたら、いつの間にか俺だけになってる。」

マ「ココアに夢中になる時間は………おしまい。」

○○「 あ、おい…ソレ、俺の飲みかけ…って」

マ「ん……○○の飲みかけもらっちゃった。ご馳走様!」

○○「はぁ…その顔でコッチ見るな。あと、さり気なく俺が口をつけた位置でお前が飲むな!」

マ「あ、バレたかー。美味しさ2倍だよね(ペロっ)」

○○「…春樹?」

マ「なぁに?○○…やっと名前呼んでくれたね。」

○○「はぁー……とりあえず片付けるの手伝うから、春樹は店閉めることに集中してくれ。」

マ「ふふふ。はーい。○○と一緒に帰るの楽しみだな♪」

○○「どうせ、そのまま俺の家に来る気だろ?」

マ「うん!だって…○○の朝ご飯、僕が作りたいからね。」

○○「っ…はいはい。ありがとうな。その前に朝起きられるか心配してろ。」

マ「………へ?」

○○「覚悟しとけよ…色々とな、春樹。(含みを持たせる感じ)」

マ「え?!ちょ?!○○?!色々って…何ー?!」

○○「さぁ?何だろな?ほら、終わったぞ!鍵コッチによこして…」

マ「う~ん(むーん)…(納得いかない感じ)」

○○「何むくれてんの?…そんな顔したまんまなら、ココで喰っちまうぞ 春樹」

マ「っ!…○○のっ変態っ…!」

○○「ふーん…嫌い?」

マ「……っ……好きだよっ馬鹿ぁ」

○○「ぷっ……ははは、あんがとな」

おわり

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