12年前

2011.09.19

想い出話

はじめてV6がツアーで地元新潟にくることになった日

当時、バイト代で携帯料金を払わねばならなかった私にとって、残りのお金でブックオフでCDやらDVDを買い漁る日々で、東京にV6のコンサートに行くことは夢の夢だった。

それがまさか新潟にくるなんて～～～！！

親に内緒でチケットを申し込み、当日ワクワクドキドキしながら会場に向かった。

グッズを握りしめて緊張しながら席に着いたとき、周りのお姉さん方が声をかけてくれた。「V6のコンサートははじめて??」
「誰が好きなの??」「この間のMステみた??」

月額のWebの会員登録すらできずにいたわたしに、開演までブログ読む??とメンバーのブログページを読ませてくれたお姉さん方。本当に当時のわたしには嬉しかったんだな～有料のものが果てしなく遠くて……笑

今思うと、カミセンと同じ年齢と言っていたから、あのお姉さん方と今のわたしは同じくらいの年齢なんだろうな。

当時のわたしからすれば、「大人」といえば親か先生か、でしかなかったので、お姉さん方がめちゃくちゃ楽しそうな大人で、こういう大人もいるんだなって衝撃だった。一回り以上離れた年齢のわたしと同じ目線で、あれ良かったよね、格好良かったよね、面白かったよねと、話してくれて、将来こういう大人になれるのかなってぼんやり思っていた。

信じられないかもしれないけど、あのときのコンサートのオープニングを12年経っても思い出せる。

何度もDVDをみたけど、それとは別に、ちゃんと朱鷺メッセの自分の席からの視点で登場するメンバーを覚えているし、森田さんのソロも覚えているし、はじめて聞いたSupernovaも断片的に覚えている。なんてこった、きっと美化されているとはいえ、すごいよな記憶力。

改めて、DVD引っ張り出して見た。

表題曲が本編にたった3曲しかない、通称「B面セトリ」何度も思うけど、カップリング曲で構成されたセトリってすげえよな。
今はもうB面もカップリングという言葉もあまり使わないんだろうなあとは思うけど。

ファンしか楽しくないコンサート。ふらっとV6のコンサート行ってみるか～で行ったらアンコールまでほとんど知らない状態になってしまう。そんなファンのためだけの、ファンが楽しいファンだけが楽しいコンサート。ファンからすれば神曲ぞろいのセトリ。

攻めすぎ。最強。

曲名見ただけて震えるほど好きな曲ばかりだが、このツアー以降もう2度とセトリ入りすることはなかった曲ばかり。

そして360°ステージ。V6にとっては久しぶりの360°だったが、わたしからすれば、めちゃくちゃ新鮮だった。今でもそうそうみかけない。
久しぶりに見返しても、外周を躍りながらぐるぐる回って6方向からセンターに集まる、360°を存分に活かした構成に圧倒される。

今みてもわくわくするのすごいな、何回も何回も見たのにね。

イントロの一瞬の音で、いまだにわくわくする、そんな曲ばかりだ。


Swing!のファンの声に涙が溢れた。

何度も見たのにね。

小学生のころから好きだったV6が、また1段階、格別にすきな存在になった12年前。

先日、SNSのトレンドに「イノッチ」を目にする日があった。

こういうことで、トレンドにのるような、注目のされ方をしてほしくなかった。

わたしは井ノ原くんがすきだ。だいすきだ。

DVDの井ノ原くんの歌声を聴いて、笑顔をみて、涙が止まらない。

なぜ今こんな風に世間から注目されなければならないのだろう。

タレントがなぜ矢面に立たされなければならないのだろう。

解散したあと、トニセンで低空飛行でいこうねと言いながら、新曲を立て続けに配信でリリースして、ツアーをして、アルバムもリリース、CMやら番組、ラジオ、主演ドラマがあり、喫茶店の話しも進めながら、大忙しだったはずの井ノ原くんが、アイランドの社長を引き受けた。

1年経って考えてもものすごいことだと思う。

関わってこなかった分野で、しかも引き継ぎもなし。そんな1からの状態で、10代の子たちの責任を背負う立場になることを選んだ井ノ原くんを応援したいと思う。

「ジャニーズだけがすべてではないから、どこに出ていっても恥ずかしくない大人に成長してほしいと思って接している」

「社長とはいえ人に任せられるところは任せて、適材適所で」

この１年、そんな風に社長をやっていた井ノ原くんを尊敬しなおしたし、心底このひとの考え方がすきだなと思った。

ラジオをずっと聞いていても、本当に広い視野と、適当であることと、楽しくいこうという精神が本当にすきで。井ノ原くんだけじゃなくて3人の人間性がとても素敵なんだよなと思っていて。こんな風になりたいよな。

アイドルとしてだけでなく、人としてもすきで。本当に素敵な人だと長年ずっとそういう想いを積み上げていて。

だからこそ、今回のことをみてて、苦しくて苦しくて堪らなかった。
言いたくても言えないこともたくさんあっただろうし、不満なんていくらでもあるのだろう。

ずっとそばで仕事をしていた事務所の人が対応することではないのだろうか。何も言わず、人に押し付けて逃げるなんてずるい。最悪すぎる。

タレントが引き受けることなんだろうか。ただでさえ、芸能人であるだけで、いろんなことを言われ続けてきた人生だっただろうに、ここにきて所属事務所の問題も背負わされるのか。

……そんな風にくさくさしてるのはファンだけなんだろうか。
井ノ原くんはもうしっかり向き合って、これからのために動いている。引き受けたからにはもう当たり前なんだろうけど。

すごいよな、

わたしはまだ、なんでどうしてって思っちゃうよ。

V-landに戻りてえな。あの世界に引きこもりてえな。

井ノ原くんが１番楽しんでくれたら良いと思う。そんな日々を送ってほしい。安心してお酒を飲んで、えっそんなこと言った？？？？ってすっとぼけて笑い続けているような、お調子者のような井ノ原くんにまた会いたいと思う。

話しは少し変わるが、

あかにしくんが今回のことを、「言いたいことたくさんあるけど言わない」ってライブで言ったの、大正解だと思った。こんな選択が大正解なのだ。ジャニーズ事務所に戻ろうかな～ってSNSで発信したときの、ファンと世間との受け取り方の違いがすごすぎて驚いた。
え～～～まじか～～～～～～～～～そんな風に捉えられるんだ～～～って。だから、言わないことが正義なこともあって。
しんど～～～～～～～～～ってなりましたが、

好きな人を明日も好きでいてくれたら良いと思う（ニュアンス）そう言って、ゲスト出演してくれた亮ちゃんも、長くずっとあれこれ言われてきたみんなが好きなことやってステージに立ち続けてくれて、もう、感謝しかない。

こう10年以上好きでいる人たちばかり応援していると、音楽やパフォーマンスだけでなくて、人間性にも惚れていて、画面越しだろうがなんだろうが、「誠実さ」って伝わるんだよなあって思ってます。真面目に取り組んできたことって言葉にしなくても、見てる人は見ていて、拾い上げる人が必ずいて、それがこちらに届いてて、そういう些細なことが積み重なって、10年以上も好きでいる。彼らの味方でいたいと強く思う。ずっとステージに立ち続けてくれて、より良いものを届けようとしてくれている。すごいことだよなあと。あらためて。

わたしは、好きな人をこれからも好きで応援します。

森田さんの出演映画はやくみたいね

白鍵と黒鍵の間に

今日はあかにしくんのFCツアーいくぞ！！
ジャズテイストのライブ初日めっちゃ楽しかったから、地方回ってどんな風に変化したのかめちゃくちゃ楽しみ。

ﾈﾙｰ(。-ω-)zzz

おわり