ヴァイオレットエヴァーガーデン

今更ながら、原作を読んでいます。

アニメとは違う話の進み方で面白いし、アニメにはなっていないストーリーもあるし、なによりヴァイオレットとギルベルトが出会った時の詳細が知れました。

そして、ヴァイオレットが少女兵と認められるシーンがあって、やっぱりそうだよなと思った。どんなに強くてもそれが証明できなければ、ギルベルトの一存では無理があるよなと思っていたので、国にヴァイオレットを認めさせる場があって納得できました。


ただ、わたしはギルベルトがきらいです。

劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデンを見たときにきらいになりました(笑)

映画館でホッジンズが叫び怒るシーンでめちゃくちゃ同調しながらヴァイオレットが可哀想すぎてしぬほど泣き、「おまえずるくないか!!?は?????ずるすぎるだろ、ギルベルトふざけるなよ!!!!!はあ~~~???まじでズルい男だな!!!!!」と一気にきらいになり、
最後、ヴァイオレットが船から飛び込む姿を見て、美しいな逞しいなと感じながらヴァイオレット大好きだ……と思うと同時に、向かう先がギルベルトのもとなのかと思うとなんとも言えぬ気持ちになり、ヴァイオレットが幸せならそれで良いけどさ……良いけどね……ね!!!!
と、なんとか自分を納得させ、ホッジンズがだいすきになり、ただ、ただわたしはギルベルトがきらいだ…という気持ちを抱えて劇場を後にしました。

そのあとTwitterで「原作を読むともっとギルベルトのこと嫌いになりますよ( ^ω^ )」とのリプをもらい、読みます!!と答えたものの、すっかり忘れて、4年が経ち(いや、1回金ローで見たとき思い出したけど、その時はその時でまあ読む余裕がなかった……言い訳)

まあ結果、まだ上巻読んだだけなんですけど、

ギルベルトが無理すぎて、笑ってます。

なんですか、この男は。
原作読んだみなさんは知っていたんですね、そうですよね、この男ヤバいですね?????


これから下巻、外伝、エバーアフターと続くので、最後まで読んで、どれ程ギルベルトのことをきらいなるのか楽しみです。

※追記.全て読み終えた結果、ギルベルトが好きになりました。上巻読んだだけではギルベルトのことを理解できていなかった(反省)。ただ映画のギルベルトはきらいです。笑

でも、まだ知らないヴァイオレットがいるかと思うと、もっと早く原作読んでいればよかったなと思うし、ひとつひとつの話が鮮明になる感じもあって、とても面白いです。

ヴァイオレットが、「誰かの大切な人の『いつかきっと』を奪っていたのだ」と気付いて燃えているシーンが、何回見ても苦しくてぼろぼろ泣いたのでこのあたり読むのは電車ではむりそう…笑

※追記:このシーンはアニメオリジナルでした。
上手い具合にオリジナルの部分がはまっていて、これは原作とアニメどちらも知って面白さが深まるなあと感動しました。
ただ再会のシーンなどはここまで原作とアニメ違うものかとも思ったので、原作に忠実なアニメも見たかったよなあと思ってしまいました。戦闘シーンがすきなので。最後の郵便社同士の抗争もアニメで見てえ~~~(強欲人間)


原作読んでいても、ヴァイオレットが紡ぐ言葉だから、刺さるんだよなあと。真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐだから。

読み終えたら、またアニメ見返そうかな。




あとがきで作者様が、「小説家になれるなら、これから先、誰からも愛されなくていい」と神様に等価交換を申し込んでいたのを読み、

わたしは最近、神社に行くたび、「9月の博多座のチケットをどうか当ててください。本当にまじでよろしくお願いします。あと健康でいたいです。」
と強欲にお願いしていたことを反省しました。


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