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癌で7年付き合った恋愛が終わった話

11月9日に横浜大さん橋ホールで開催される
Beauty Japan日本大会の
グランドファイナリスト


FUJIYAMA/NEO2023
準グランプリの
萩野谷あゆみです



私はこのbeauty Japanを通して
子宮頸がん検診の大切さを
多くの女性に知って欲しいと思い
8年前の経験や私のことbeauty Japanのこと
noteに綴っています。


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今日は癌と恋愛の話
若年生癌には見た目ではわからない
色々な弊害がある
だからがん検診に行って欲しい
そんな気持ちです



恋愛のなやみ

25歳で癌を宣告された私には
当時7年付き合った人がいました。
色々…………
あったけど
結果、癌が原因で別れました

さて次の恋愛を探そうと思った時
髪もない、子宮も半分ない、
再発リスクあり、
子供が生めるかわからない



そんな人と付き合いたい!🙋‍♀️
結婚したい!🖐
というもの好きな男性いますか?



あぁ、
一生1人で逞しく生きていけるように
ならなきゃな!という覚悟と

でもまぁ、きっといい人もいるっしょ!
という根拠のない自信もありました!笑


ウィッグ被って海外旅行や街コンなども行ったけど
ウィッグ外したらこの人どうゆう反応するんだろと
おもったら恋愛になんてならん現実です


一通りの治療がおわって
26.27歳くらいになった時は
周りは結婚、妊娠ラッシュです


それぞれに苦労や努力があり
幸せがあるし、
目に見えてる姿だけが幸せとは
限らないから比べたって仕方がないのだけど


でも周りばかりが幸せにみえて
友人の幸せを素直に喜べなくなります
どんどん性格が悪くなります
でもそんなこと言葉に出せないので
1人モヤモヤしつづけます
そんな日々でした。


さらにいい感じの男性がいたとしても
なんて病気を伝えたらいい?
妊娠の可能性が低いことをつたえる?
でも、いきなり話すと重いとか思われる?
何回目のデートで話す?
話さないで付き合っちゃったら
詐欺かしら?ん?!?
でも結婚するわけじゃないし…

とか
色々有る事無い事考えるんです


むずかしいです
色々

結婚のなやみ


私には今息子がいるので
旦那様もおります


2016年4月に癌がわかり
2019年6月に結婚しているので
未来はわからないものですね
何事も諦めたらいけないということです


さて、結婚するにも色々悩みました
・子供はいなくても大丈夫?
・ご両親の理解は?
・孫の顔みたいよね、、、?
・再発しない(予定だ)けど
そのへんどうよ?などなど


やっぱり一番はご両親の理解です
ありがたいことに本当に優しく
受け入れてくれたわけですが


もし仮に一人息子さまで
絶対孫が欲しい!みたいな
お家だったら難しかったんだろうなとか
思います


あなたは息子さんが連れてきた女性が
こんな状況だったらどうしますか?
息子さんの将来の幸せを
考えるのも親ですよね
複雑じゃないですか…ね


そんなこと言っても
どんな状態だって妊娠は奇跡なので
絶対なんてないですが、、、


健康だったらいらない悩みを
抱えてほしくないです

出産のなやみ

先ほども書いたように
私には息子がいるので
本当に幸せで出産も出来たわけなのですが
この間たくさん泣いたし
悩みました


もちろん、簡単ではありません
時間がかかりましたし
病院にも行きました。


妊娠が分かってからも
子宮の頸部を手術でとったので


私はこの手術をしてるので子宮頸部がありません


赤ちゃんが大きくなって出てきて
しまわないように
ほぼほぼ安静の外出なしな生活でした。



私からしたら
赤ちゃんが授かれて無事に産まれてくれる
ことだけを祈っていたので
全然苦ではなかったですが


マタニティーヨガだとか
マタニティーフォトを綺麗な場所で撮るとか
2人の時間を楽しむために旅行にとか


そう言った時間や経験は奪われます
当たり前って当たり前じゃなかったりします


そもそも癌がわかった時点で
子宮全摘出をいわれていたので
妊娠、出産は私にとって本当に
奇跡なことなので
今回1人の子の母になれるだけで
めちゃくちゃ幸せでした!



でも、、、



人って欲張りですよね、、、


兄弟をつくってあげたいって
思っちゃうんです…


そんな私に主治医から
出産2週間前に厳しい選択を
狭ばれました。


再発リスクを減らすために
今回の帝王切開時に子宮をとりましょう!




え?


え?




今?言う?
が正直な感想です
考える時間は2週間



『再発したら死ぬよ』
『産まれてくる子残して死ねるの?』
『つぎの子よりママの命でしょ』
『今が超ラッキーなことをもっと自覚して!』


主治医にいわれた言葉たち
忘れません


ずっと一緒に闘ってくれた
先生の厳しい優しさ


でも、、、、
私は子宮をとらなかった。
とれなかった。


これに対してさまざまな意見を
いただきました。


あなたの家族の気持ちを大切にして
息子さんのことを考えて
理解ができない…


でも、私の人生

だれに何を言われても
私の人生
私の子宮
私が決める


だから私は私が生きたいように
私を大切にしてくれて
私も大切にしたい人を大切に
好きな人と生きると決めてます


きっと人生は短くて
あっという間にすぎるので
あなたも後悔しないように
やりたいことやって
楽しく過ごしてください🥰


ぜひ!子宮頸がん検診にいってきてください☺️


#結実のbj2023


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