ときメモGS1~3初プレイ感想

 こんにちは。2024年にときメモGSに狂った愚かなオタクです。実況動画をきっかけにGSシリーズに興味をもち、軽い気持ちで遊んだGS4で見事に沼に落ちました。
 
 2月14日、ついにGS過去作のswitch移植版が発売されましたね。発売日からプレイして、123それぞれでエンディングを迎えることができました。すべてでめちゃくちゃになってしまったので、溢れ出る感情を整理するために、プレイ記録と感想を書いてみようと思います。めちゃくちゃネタバレです。また、遊び始めて日が浅い人間なので見当違いのことを言っていたら申し訳ありません。


・GS1 葉月くん
 
 葉月くんのエンディングを見るために移植を心待ちにしていたほど期待が高かったのですが、それを悠々と上回る最高さでした。葉月くんにめちゃくちゃになりて~~と思って始め、無事にめちゃくちゃになれました。気持ちのいい体験です。
 
 葉月くんが子猫に主人公の名前をつけていたところ、あれほんとにかわいくてどうしようかと思いました。葉月くんって「自分」がしっかりあるというか、他者が入り込む隙があまり無さそうな子という印象があったのですが、このイベントで、主人公が葉月くんの柔らかいところにいさせてもらえているんだな……とすごく嬉しくなりました。
 
 葉月くんってぽけっとしてるし自分からあまり話すタイプじゃないしで、周りにあんまり興味がないのかなと思ったら、仲良くなると軽口をたたいてくれたり、ちゃんと見ていてくれたりするところ、好きです。周りに気を遣って、遠慮してああいう態度になっていたことを知って愛しくてたまらなくなっちゃいました。

 葉月くんの感性も好きです。すごく繊細で、周りの世界の美しさを一つ一つ大切にしているようなところ。ときメモGSと、葉月くんというキャラクターがずっと愛されている理由を実感できました。あと追加デート誘いの「もう少し一緒にいろよ」が好きです。「いろよ」て。萌え……。クリスマスのイルミネーションを一年間黙っててサプライズしてくれるのもかわいすぎましたね……。葉月珪くん、スーパーウルトラ萌えキャラ。でもかっこいい。大好き。
 
 システム面でいうと、4ってめちゃくちゃ優しく作られているんだと改めて実感しました。最初の方に守村くんと鈴鹿くんが登場したものの、特に構うことなく一途に葉月くんを追っていたところ、後半の爆弾ラッシュがえげつないことになりました。あの親の仇……みたいな目で見られるやつあるじゃないですか、あれ、なんでか毎回鈴鹿しか出てこなくて一生鈴鹿に恨まれ続けてました。何故……。あと女友達とのライバル関係も辛かったです、問答無用で突入しちゃうし……。紺野ちゃんと最後まで仲直りできなかったのが悲しかった……。
 
 他に、特に気になったキャラクターは、先ほども触れましたが鈴鹿くんです。ずっと爆弾がついてるのも、なんでかバイト先訪問が毎回鈴鹿くんしか出てこないのも、なんかすごく可愛く思えました。最後の方は好き状態まで好感度が上がっていたのですが、こちらから電話がかかってくるとびっくりして転げ落ちちゃう鈴鹿、ほんとに可愛い。私は、紺野ちゃんと……向き合わなければいけないようですね……。
 
 その他の女友達も男の子たちもみんなすごく魅力的で、これからまたプレイするのがすごく楽しみです。理事長はちょっと怖いけど。


・GS3 桜井兄弟△ 琉夏くん
 
 ちょっとほんとに心を持っていかれてしまって駄目でした。今でも私はなんてことをしてしまったんだと思っています。自分の行いがいかに罪深いか苦しみながらも、イベントの良さに血反吐を吐いていました。
 
 もともとジャック・オ・蘭たんさんのGS3実況を見ていて、琉夏のことがずっと気になっていました。そしてGS3の特色である三角関係も気になっていたので、やるしかないかなと。始める前から地獄の道になるかもしれないとは思っていたものの、好奇心には勝てませんでした。そして負けました。
 
 まず、3人デート、楽しすぎる。桜井兄弟の軽快なやり取り、かわいくて面白くて大好きです。こっちから誘えるのも嬉しかったです、なんで4では誘えないんだ……。W大接近は最初全くわからなくてコウくんが帰っちゃいました。どうするのが正解なんだあれは。W大接近のときの会話、いかにも取り合いされている、という感じでどぎまぎしてしまいました。照れる。
 
 そしてなんといってもPVP突入イベント……。辛くて苦しいけどガチで良すぎるので、心がふたつある~~……でした。琉夏の、「かわいそうなルカに譲ろうってか」みたいな台詞(すみませんあやふやです)がすごく印象に残ってます。琉夏一途後の感想になるんですが、琉夏は、琉夏がこれまで周りの人から何かを与えられてきたのは琉夏がかわいそうな子だからだ、それは同情であり愛情とは違う、と思っているのかな~と……。それは傍から見れば愛でしかないけれど、家族から家族へ当たり前に向けられる愛とは違うものだと、琉夏は感じていたのかな。
 
 PVP状態でそれぞれとデートした時、ふたりとも相手のことを気に掛ける発言をします。どちらか一人のエンディングを迎える場合、一人に対しては相手のことは今はいいじゃん?みたいな発言をしつつ、もう一人には三人がいいよね……という発言をしなければなりません。正直これがいちばん辛かったです。本当は三人一緒がいい彼を、こちらの発言でむりやり後戻りできなくさせているような……。誰がこんなこと考えついたんですか?鬼……悪魔……でもめっちゃ最高……辛い……。


・GS3 琉夏くん
 
 琉夏のエンディングを迎えたものの、桜井琉夏という男の子のことをもっともっと知りたくて、続けて一途ルートをプレイしました。だいぶ狂っています、この子に。一周目で開放できたADVイベントがものすごすぎて泡吹いて倒れてしまいました。桜井兄弟、とんでもない。二周したけど、未だに桜井琉夏くんへの感情を整理できていません。彼のこと、本当に大好きで、心から幸せになってほしいと祈っていますが、彼にとっての幸せとは、と考え続けてしまいます。
 
 牧場デートで、ここは北海道に似ていると琉夏が言います。最初この台詞を聞いたときは、三角関係の修学旅行のあとだったので、あー修学旅行で行ったしな……ぐらいしか思っていませんでした。二週目で琉夏がこれを言ったとき、あれ?と思いました。そして、二人で過ごす、修学旅行……。そういうことか~~~~~~~~と頭を抱えました。彼は、両親を亡くしてから北海道に訪れたことはどれだけあったのだろう。彼の心境を推し量ることはできないけど、主人公がそばにいたことで彼の心が軽くなったなら嬉しいな……。
 
 花火大会か何かのイベントで、琉夏は変わったね、と主人公が言い、厄介ごとには突っ込まない、お前を守れなきゃ意味がないからと言った琉夏。それなのに、自分が原因で主人公に危険が及ぶのを見てしまった琉夏。私が泣きそうでした。辛くて怖かったろうな、琉夏……。
 
 ADVイベントで、サンドイッチよりおにぎりが好きだったけど母に言い出せなかった、というのを見た後に、主人公がおにぎりを作ってくるイベントを見ました。いやこの子のこと好きになるよね…………そうだよね…………。このイベント大好きです、チューしてきたし。これで付き合ってないんですか?
 
 お見舞いイベントもすごくよかったです。どうしても主人公が琉夏に与える構図が多いけど、それだけじゃないんですよね。琉夏に対して素直に甘えている主人公を見れて嬉しかった。
 
 桜井琉夏くんって、出会いのスチルが描いているように、まさに天使みたいな子ですよね。綺麗で、優しくて、純粋で、目を離したらどこかへ飛んで行ってしまいそうで。家を失って彷徨っていた彼は、主人公の隣という帰る場所を見つけられました。これからは地に足つけて、歩いて行ってほしいです。
 
 この二週目でローズクイーンになったんですが、不二山くんの台詞めっちゃすごくないですか?変な声出ました。不二山くん、ずっと関わりが薄くて、主人公と言うか恋愛ごとに全く興味無さそうななんか良い奴、という印象だったんですが、そんな彼から「俺だけの花でいいのに」みたいなこと言われると思ってなくてほんとにびっくりしました。やめてほしい、好きになっちゃうので……。友好でこんなこと言われんの!?4だとこの台詞一番好感度高い子だけだったので、友好以上の子が全員出てきてくれるのすごい嬉しかったです。

 あと私が個人的に女性アイドルが大好きなので、カレン様が喫茶店でアイドルが好き、という話をしてくれたときめっちゃ興奮しました。カレン様ハロプロ好きじゃない?でもカレン様はもっといかにも女の子らしいグループが好きかな……。ハロプロだとスマイレージとかつばきとかがおすすめなんだけど今からカラオケ行かない?カレン様


・GS2 佐伯くん
 
 GS3の余韻が残ったまま始めたGS2。出会ったそのときから、もう一瞬で佐伯くんの虜になってしまいました。恐ろしい子です。もともとジャック・オ・蘭たんさんの実況を見ていたのにも関わらず。おおまかなストーリーは知っているのに、彼の細かい反応を見るのが楽しくて夢中で進めてしまいました。ほ~~んとにいいキャラクターですね、佐伯くんは……。
 
 スキンシップで、「手とかつながない主義だから……」と言った直後に「手つなぐか?」とか「小指だけならいい」とか言ってるの、可愛すぎてどうにかなりそうでした。「手。……手でわかれよ」も良い。噛めば噛むほど味がする。事故チューの相手も佐伯くんだったんですが、なにするにも意識してて、そんなところも可愛くて最高でした。ハイパー萌えキャラめ。
 
 蘭たんさんのGS2実況がほんとに好きで何回も見てたんですが、それでも自分でプレイするとキャラクターたちに全然違う印象を抱いたことに驚きました。今回すごく印象的だったのは志波くんとハリーです。

 志波くん、彼が抱えているものとかはまだ全然わからないんですが、何故か動物にめちゃくちゃ好かれるところとか、クリスくんのおちょくりにバカ真面目に向き合っているところとか、若王子先生に対して先生は馬鹿にされていると言っちゃうとことか、かわいくてオモシロ男なのを感じて惹かれています。あとホワイトデーでうさぎの置物くれるところ。あのでっかくてちょっと怖い顔した子がおそらくかわいい雑貨屋さんとかでうさぎを買ってくれたんですよね、可愛すぎる。
 
 デートの誘いにオッケーもらえて、よかった……と言っちゃうハリーも本当に可愛かったです。それまでの尊大な態度を見てきているからこそ、あのときの感動もひとしおでした。ハリーが抱えているものもまだ全然知らないんですが、彼の偉そうな態度は不安や焦りを隠すためのものでもあるんでしょうね。それが透けて見えるところが彼の可愛げだな~~と感じました。あと顔がすごい好きです。
 
 今回初めましてだったのが水島密さんです。水島さん、完璧美少女すぎてちょっと落ち込んでしまいました。勝ち目がなさ過ぎて。あんまり乙女ゲーの経験がないのですが、水島さんみたいなタイプの女友達ってあんまりいない気がします。むしろギャルゲーの攻略対象にいそうというか……。クリスくんのことを好きなのが彼女というのも意外です。まだまだ彼女に関しては知らないことの方が多いので、これからたくさん関われればいいな~。
 
 あと、姫子様とクリスくんのイベントがめちゃくちゃ面白かったです。姫子様、そこまで言わなくても……というほどクリスくんをボロクソに言う。クリスくんのことをケダモノだ乙女の敵だと言うけど、実際彼がどんな所業を行ってきたかを知らないんですよね。仲良くすれば聞けるのかな……。


いったん一周ずつ(嘘)プレイして印象的だったことを書けました。もっともっといろんなイベントにギャー!!となっているんですが、一気にプレイしているので取りこぼしてしまうのが惜しいです。switch、スクショ容量を増やしてくれ。また、プレイ直後の興奮の赴くままに書いているので、触れられなかったキャラクターが大半なのも申し訳ないです。言うまでもないですが本当にみんな魅力的で大好きです。
 
 まだまだたくさんのエンディングが私を待っていること、本当にうれしいです。今は不二山くんのルートをやっています。今後の感想も書けたらいいな。ときメモGSって、最高~~!!!

 

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