皐月賞 感想戦 進む時代と受け継がれるDの成長力


中山芝2000 良1:57.1コースレコード 57.5-59.6(2.1H)

12.2-10.5-11.5-11.7-11.6-11.8-12.0-12.1-11.7-12.0

馬連F 2,13-2,3,8,9,13,17
3連複軸2頭流し 2-13-3,8,9,10,17

ディープの成長力にまんまと翻弄されちまった。ディープ直仔がいなくなってもこういう形でディープが生きてるんだなってなんか感慨深いもんがあったな。
今の僕はまだ馬の成長力を正確に予想できないからこうなってしまうと難しい。僕は典型的データキャラだからデータにない部分から奇襲されるとどうしても脆いよ。
去年ワイドでしか予想を成立させられなかったからどうしても馬連で!という気持ちが走りすぎた。ワイド安目でも6倍もついたのに。

メイショウタバルからホウオウプロサンゲまでだいたい1秒近く距離があったからホウオウPの1000m通過は58.3~58.4秒くらいか。

あと土曜から急に馬場が高速化したって言ってた人がいてホッとした。日曜になってからいきなりすごい時計出だしてビックリしたもん。あれなんだったんだろう……


1着 13 ジャスティンミラノ 戸崎圭太

キズナ産駒が皐月賞を勝つのは時間の問題だと思ってた。ダービー制覇よりもずっと前の出来事になると。共同通信杯で厳しいとは言ったが今回ミラノがダービーでも勝てるイメージは感じた。少なくとも対抗以上は堅い。
共同通信杯であれだけ課題だったスピンアップが劇的に改善されてて驚いた。これならダービーにも対応できる。新馬戦から皐月賞までにぐんぐん成長してきている。この傾向は在りし日のディープ産駒によく見られたものだった。
レコードではあるけどエフフォーリアやコントレイルほどのパフォーマンスではないね。三冠馬ではない思います。

2着 12 コスモキュランダ モレイラ

実はちょっと迷ってたんだけど、1勝クラス2着の内容が良くなくって切っちゃったら来ちゃった。アルアインを信じるべきだったか。あとディープの成長力を侮ってた。1月時点では弱くても4月には強くなっていた、ということ。


3着 8 ジャンタルマンタル 川田

皐月賞であんなに単騎で抜け出す必要はないとは思うけど結果にさほどの影響はないでしょ。2着まで追いつける限界能力があるなら朝日杯で1馬身程度の勝ち方にはなってない。アドマイヤマーズやサリオスは2馬身以上勝っててドウデュースも相手セリフォスとダノンスコーピオンだからね?
別に距離が長かったとも思わないかな。富士Sより毎日王冠ってタイプに見える。秋天で通用できるかはまた別の話ではあるが。今の古馬マイル路線のレベルならやれそうだけどソダシとかソングラインには絶対勝てないよ。ライトバックがソングラインなら厳しい戦いを強いられそう。


6着 10 レガレイラ 北村宏司

やはりコントレイルではなくレイデオロだったという事です。そんなに悲観することはないよ。宏司だからとか関係ない。ルメールでもレイデオロは5着だった。


7着 3 エコロヴァルツ 武豊

外ブンじゃなく内を丁寧に捌いてはきたけど案の定追い込みになってしまったよね。そうなってしまうとジャスティンMならともかく制限のあるエコロVの瞬発力ではしんどい。ダービーはもっとしんどい。


17着 2 メイショウタバル 浜中

皐月賞で逃げるってこういう事だし、僕はこういうのを想定していた上で本命打ったんだから別にどうこう言うつもりはないよ。皐月賞の逃げにペースのコントロールとか期待しちゃだめ。それにしてもちょっとしんどかったかなというのはあるけど。
あとはステゴ系だし大逃げの形になるとソラ使いになる疑惑もあるかな。
ただ気になるのはスタートから65キロまでのスピンアップが速すぎる。これは僕の知ってるゴルシというよりオルフェーヴルに近い表現……それにしたってスピンアップにキレがありすぎて、それでいてオーバーペースには弱い。なんだかこの馬の事がわからなくなっちゃった。


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