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2と題したのは、2つめの投稿だからだ。

私は本を読むのが比較的好きな方の人間であると自負している。これには明確な理由があって、小中学生の頃に運動習慣が無く、休み時間には本を読むばかりしかやることが無かったからだ。
以前どこかで、読書はそれ以外にすることのない人間がやるもので、読書しない人生を送れるならそれに越したことはないという話を見た覚えがある。全くもってその通りだと思う。我々は人間なのだから人と話して人と遊んで暮らすべきだ。
何かの間違いで子供を育てることになったらこうしようという考えがいくつかあるが、その中の一つにスポーツの習い事をさせようというのがある。
話は戻って私は比較的読書が好きだ。とはいえ生粋の読書家でもなく、いわゆる純文学に触れた経験も皆無に等しい。SNSで作家や読書家が、名前だけは聞いたことのある著名な作家を引き合いに出して何かしら語らっているのを見ては日々怯えている。

電車の中はいい。程よく自由が無くて、携帯か文庫本くらいしか見られるものが無い。電車の中でやれることは、それぞれのモチベーションが上がり下がりしてサイクルを形成している。今は比較的読書のモチベーションが高い時期にある。
最近ようやく谷崎潤一郎の痴人の愛を読み終えた。妙にゆかりのある地が主な舞台で情景も想像しやすく、恋愛模様、いやあれを恋愛と一言に表すのは憚られる気もするが、それが主軸にある話であったおかげで実感を持って読み進められた。とにかく非常に読みやすかった。

今は著名な本をいくつか纏めて買って読み進めているところで、次はサン=テグジュペリの夜間飛行を読み始めた。
読み始めて早速大いな後悔を抱いた。主に2点。
いきなりブエノスアイレスという地名が出てきた。多くの人にはまっとうにピンとくる地名なのだろうが、私は地理が非常に苦手でかつ恐ろしく不勉強なために全く実感がわかない。情景がとても想像しづらい。
あとは、主に前者からくる読みづらさを覚えてそれで、星の王子さまからにしておけばよかった、と思った。

書くのが疲れてきたので終わる。

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