うちの学校の王子様。①

今日も僕はいつもと同じように
起きたのに…

〇〇:や、やばい…遅刻だ！！

…急いで支度して学校に向かう…
僕の親は仕事の都合上よく家を空ける
慣れてたはずなのに今日は珍しく…
寝坊してしまった。

〇〇:はぁはぁ…体力が…

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…僕はいわゆる陰キャだ…なので…
体力はゼロに等しい…世の中には
〇ゼロのスバ〇みたいな筋トレしてる
陰キャもいるだろうが僕は違う…
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〇〇:はぁはぁ…
…この時僕が角を曲がろうとした時…

……ｺﾞﾂﾝ…ﾊﾞﾀ…（誰かとぶつかる）

〇〇:いててっ…（すぐ立ち上がり）
す、すみません…僕前見えてなくて…

？？:ううん…大丈夫だよ？
それより…これ落としてるよ？
（〇〇にイアホンを返す）

〇〇:あ、あぁ…すみません！
そ、それじゃ！！（受け取り走り出す）

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…学校にて
時間は過ぎお昼休みに…

…ｽｯ…ｽｰｯ…ﾀﾀﾀｯ…
（人の合間を歩きある場所へ歩く）

…屋上前の階段にて…

〇〇:はぁ……いただきます…

…僕はいつもここでお昼を食べ過ごしている…"なんで屋上じゃないの？"って？
漫画やアニメと違い普通の学校はお昼に
屋上を解放してないんだ…なので僕は。
ここで一人耳にイアホンを突っ込んで
音楽を聴きながらお昼を食べてる…
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〇〇:ŧ‹”ŧ‹”…
（青空を見ながら食べる）

…ﾊﾞｯ…（イアホンを取られる）

〇〇:え？！

？？:ふふっ…見つけた😁

 

〇〇:あ、貴方は今朝の…その件は
本当にすみませんでした！！
（すぐ土下座する）

？？:ち、ちょっとやめてくれよ
僕も歩きスマホしてたし？お互い様って
ことで終わりにしよ？

〇〇:は、はい！

伊藤:いい返事だね😊
僕は二年生の伊藤理々杏って言います
よろしくね？

〇〇:ぼ、僕は一年生の入江〇〇です
伊藤先輩のお噂はかねがね伺っています

伊藤:硬いなぁ(笑)
それより何聞いてたの？
（そう言って奪ったイアホンをつける）

〇〇:先輩はご存知じゃなi(( 
伊藤:ちょ〇っツじゃん！

〇〇:な、なんで知ってるんですか？

伊藤:アニメ好きはみんなCLA〇P系は
通るでしょ？

〇〇:そ、そうですけど…
 伊藤理々杏先輩がアニメ好きなの凄く
意外です！

伊藤:皆からも意外ってよく言われるよ
と言うか…"伊藤理々杏先輩"って
これからずっとそう呼ぶの？(笑)

〇〇:まぁ…はい呼ぶ機会があれば…

伊藤:冷たっ。
そんないつでも話しかけてきてよ😁

〇〇:いやいや…伊藤理々杏先輩って
この学園の王子様ですよ？
僕と住む世界が違うというか…

伊藤:君もか…
（明らかに悲しい顔をする）

〇〇:……わ、わかりましたよ！
呼びますから！
そんな顔しないでくださいよ！

伊藤:呼んでくれなかったら
怒るからね？

〇〇:は、はい…

伊藤:3日以内に呼んでよ？
呼ばなかったらわかるよね？（圧

〇〇:は、はい！！

伊藤:ふふっ…良かった
じゃあまたね？
（そう言って颯爽とその場を去る）

〇〇:や、やばい…どうしよ…
人がいる前で呼べる訳ないじゃん…

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…つづく