橋本奈々未の弟。①
11日9日…
〇〇:ふぅ…寒い…あ!!
卒業おめでとう…友香さん…
菅井:ありがと、こんな寒い中待っててくれたの?
〇〇:まぁ…そうですね…
菅井:けや…櫻坂のマネージャー…頑張ってね?
〇〇:キャプテン…グスッ…
菅井:泣いてるの?
〇〇:…寂しいです…皆菅井さんの事が好きだった様に僕も好きだったから…
菅井:ギュ…ヨシヨシ
…私舞台決まってるから…来てよ?
その時は招待してあげるからさニコッ
本当に、〇〇は泣き虫なんだから…ニコッ
〇〇:…
菅井:…
〇〇&菅井:…好き…あっ…
菅井:じ、じゃあ…私行くね?
〇〇:は、はい…
(そう言って菅井さんは行ってしまう)
〇〇:…はぁ…俺マネージャーになって良かったかも…
…遡る事4年前…2018年3月2日…
プルルップルルッ…(家の電話が鳴る)
橋本母:〇〇〜ちょっとお母さん手が離せないから電話でてくれない?
〇〇:ん〜…ガチャ…
はいもしもし…
??:君が、橋本奈々未の弟くんかね?
〇〇:は、はい…
??:君、定職についてるかい?
〇〇:い、いいえ…
??:それなら丁度良い…君には坂道グループのマネージャーになってもらいたいんだ…
〇〇:へ、へぇ?!
じ、冗談ですよね…?
??:僕が冗談を言うと思うかい?
あ、自己紹介してなかったね僕は
"秋元康"と言ってねアイドルプロデュースをしているんだ…君のお姉さん橋本奈々未が去年まで所属してた乃木坂46も私がプロデュースしたんだよ?
〇〇:秋元先生…す、すみません…
けど、何故僕なんですか?
秋元:ん?それはね、君のお姉さんメンタル強りだろ?それに周りをしっかり周りが見えてて冷静ではっきり的確に物事が言える…この能力は君にもあると思ったんだ…それに君空手の黒帯なんだろ?
マネージャーにとって欲しい能力は足りているだろ?そういう事だから…1ヶ月後同じ日同じ時間に電話ほ時に答えを聞かせてくれ…いい返事を待ってるよ…
〇〇:ちょ…ブチッ…プープー
(電話を一方的に切られる)
〇〇:な、なんだよ…
橋本母:で、誰だったの?
〇〇:秋元康先生…
橋本母:ふーん、で何だって?
〇〇:僕に坂道のマネージャーになって欲しいって…
橋本母:そっか!!なら頑張りなさい!!
〇〇:お母さんなんでそんなに冷静なの?
もしかして知ってた?!
橋本母:さ、さぁね〜ヒューヒュ
(わざとらしく口笛を吹く)
〇〇:く、クソッ…ハメられた…
橋本母:けどいいじゃない?
若い女の子に囲まれながら仕事が出来るなんて!!
〇〇:た、確かに…(ニヤッ)
橋本母:あ、それと奈々未から伝言預かってるわよ?
〇〇:え…?
橋本母:「坂道の子達を少しでもエッチな目で見たら〇す」
〇〇:…(顔が青ざめてく)
橋本母:ってさ…まぁ頑張りなさい…笑
〇〇:了解です…けどお母さんは良いの?
橋本母:まぁ…親ですからね
けどたまには戻ってきてね?
〇〇:もちろん!!
「1ヶ月後」
…僕は秋元先生からの電話を待っていた…
プルルップルルッ…ガチャ
秋元:さぁ決まったかね?
〇〇:はい!!ぜひ僕に…
マネージャーをやらせてください!!
秋元:ははっ…頼んだよ!
じゃあ明日東京に来てくれ、飛行機のチケットは君のお母さんにもう渡してあるから、明後日の13:00にSMEのビルに来てくれ、明日明後日のホテルは取ってあるから安心してくれ、それじゃ
〇〇:あ、ありが…ブチッ
(電話を切られる)
〇〇:感謝ぐらいさせてくれよ…
橋本母:グスッ…しっかり仕事してくるのよ…グスッ…あっちの人に迷惑かけたらダメだからね?(今にも何だしそうな顔で〇〇のことを見ながら力強く言う)
〇〇:泣くなよ…しっかり仕事からそんな泣くなよ…
「翌日、空港」
〇〇:じゃあ俺行ってきます!!
橋本母:奈々未にもよろしく言っといてね〜!!
〇〇:わかった👋
「飛行機に乗り席に向かう」
??:ん"ん"…(荷物を頑張って入れようと背伸びしてる)
〇〇:大丈夫じゃなさそうだべさ
手伝うべ?
??:ほ、方言…あ、お願いします…
(〇〇は軽々と荷物を入れ)
〇〇:これで大丈夫だべ
??:あ、ありがとうございます!!
(そう言うとお互い席に着く)
〇〇:あらら…隣の席だったんだべ?
??:そうですね…笑
お名前を聞いても?
〇〇:おらは 橋本〇〇 21歳
あんたさの名前は?
??:池田瑛紗16歳です…笑
〇〇:綺麗な響きの名前だべ
なして若くて飛行機に乗っててこの席にしたべ?親と来てないんだべさ?
池田:ありがとうございます…//
私達家族は北海道旅行に来てまして…親が席を間違えて取っちゃって…じゃんけんで負けてここの家族とは離れた席に座って居ます…それと橋本さんは北海道の方ですよね?凄い方言が出てますよ?
〇〇:え、あ、本当べ?
ちゃんと標準語にしないと…ど、どう?上手く喋れてる?
池田:はい!!バッチリです!!
〇〇:なんもなんも…//
…年下に褒められ照れる〇〇でした
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