橋本奈々未の弟。⑨

……僕は今…平手さんのマンションに向かって車を走らせている…それは何故かと言うと…アンビバレントのMV撮影終わりに…平手さんに話しかけられ…

平手:この後相談したい事があるので私の家に来てくれませんか？

〇〇:いやそれは…

「回想」
秋元:〇〇くん君にはグループ全体のメンタルケア&サポートもだが平手友梨奈のメンタルケア&サポートを優先に行ってもらいたい…

〇〇:…何となく理由はわかりました…出来る限り善処します…

「回想終了」

平手:ダメですか？

〇〇:まぁ…良いですけど…

…なんて言うことがあり平手の相談を受けた…しっかりフ〇イデーや週刊〇春対策もした…

「〇〇の車の中」

〇〇:平手さんは先に部屋に戻っていてください…僕はこの辺を一周して駐車場に車を置いてまたマンションに戻ってきますので…

平手:なんかごめんね…

〇〇:いえいえ…僕はマネージャーなので😊（満面の笑みで返す）

平手:…ありがとう…ﾆｺｯ

…勘違いかもだが心から微笑んでくれたように見えた…

…ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…ｶﾞﾁｬ…

平手:早く入って

〇〇:はい…（言われた通り中に入る）

「平手の部屋」

…部屋の中は最低限の家具だけ…

〇〇:綺麗ですね…

平手:ありがとう…あの相談って言うのがさ…

〇〇:はい…

平手:私…▒▒が▒▒をいじめてる所を見ちゃったんだよね…

〇〇:え……

平手:昨日…▒▒が▒▒に向かって悪口を言ってて…私…何も出来なくて…私…どうすれば…ｸﾞｽｯ

…彼女は心からメンバーの事が
好きなんだ…それを改めて実感した…

〇〇:僕が…どうにかします…
だ、だから友梨奈さんは…

平手:私も…居ます…
力になりたいです…

〇〇:ひ、平手さん…

平手:〇〇さんは頼なら過ぎなんです…
私にも頼ってください…

〇〇:…ｸﾞｽｯ

平手:ﾖｼﾖｼ…いつもお疲れ様です…

…僕はこの時僕よりも多くのプレッシャーに押しつぶされながらも耐えてアイドルをしている平手さんに僕なんかが慰めてもらって良いのだろうかという思いと…頼れる人が出来たという安心感から涙が止まらなくなってしまう…

（数分後）

平手:寝ちゃった…ふふっ…

〇〇:…zZ
（平手に膝枕をしてもらい寝ている）

平手:…ﾖｼﾖｼ
…年上でマネージャーさんなのに…
凄く可愛いしかっこいい…

…この夜二人の距離はとてつもなく縮まったのである…