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ロザリオの祈り・苦しみの神秘(火曜・金曜)

[十字架の印]

†父と、子と、聖霊の御名によって。
アーメン。

[初めの祈り]

神よ、私を力づけ、
急いで助けに来てください。
栄光は父と子と聖霊に。
初めのように。
今も、いつも世々に。
アーメン。

[使徒信条]

天地の創造主、全能の父である神を信じます。

父のひとり子、私たちの主イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、
おとめマリアから生まれ、
ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、
十字架につけられて死に、
葬られ、
陰府に下り、
三日目に死者のうちから復活し、
天に昇って、
全能の父である神の右の座に着き、
生者と死者を裁くために来られます。

聖霊を信じ、
聖なる普遍の教会、
聖徒の交わり、
罪のゆるし、
体の復活、
永遠の命を信じます。
アーメン。

[主の祈り]

天におられるわたしたちの父よ、
御名が聖とされますように。
御国が来ますように。
御心が天に行われるとおり、地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
わたしたちの罪をお赦しください。
わたしたちも人を赦します。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
アーメン。

[アヴェ・マリアの祈り]×3回

アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、私たち罪人のために
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。

[栄唱]

栄光は父と子と聖霊に。
初めのように。
今も、いつも世々に。
アーメン。

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⭐️火曜・金曜→苦しみ(受難)の神秘


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第一の黙想 マタイ26:36-46

"それから、イエスは弟子たちと一緒にゲツセマネという場所に来て、
彼らに「わたしがあそこに行って祈っている間、ここに座っていなさい」と言われた。
そして、ペテロとゼベダイの子二人を一緒に連れて行かれたが、イエスは悲しみもだえ始められた。
そのとき、イエスは彼らに言われた。
「わたしは悲しみのあまり死ぬほどです。ここにいて、わたしと一緒に目を覚ましていなさい。」
それからイエスは少し進んで行って、ひれ伏して祈られた。
「わが父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。
しかし、わたしが望むようにではなく、あなたが望まれるままに、なさってください。
それから、イエスは弟子たちのところに戻って来て、彼らが眠っているのを見、ペテロに言われた。
「あなたがたはこのように、一時間でも、わたしとともに目を覚ましていられなかったのですか。
誘惑に陥らないように、目を覚まして祈っていなさい。霊は燃えていても肉は弱いのです。」
イエスは再び二度目に離れて行って、
「わが父よ。わたしが飲まなければこの杯が過ぎ去らないのであれば、あなたのみこころがなりますように」と祈られた。
イエスが再び戻ってご覧になると、弟子たちは眠っていた。
まぶたが重くなっていたのである。
イエスは、彼らを残して再び離れて行き、もう一度同じことばで三度目の祈りをされた。
それから、イエスは弟子たちのところに来て言われた。
「まだ眠って休んでいるのですか。見なさい。時が来ました。人の子は罪人たちの手に渡されます。
立ちなさい。さあ、行こう。見なさい。わたしを裏切る者が近くに来ています。」"
マタイの福音書 26章36~46節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

[イエス、苦しみもだえる]

ゲツセマネの園でイエスは、
苦しみもだえながらも、
最後まで御父のみ旨に従うことを決意されます。
この一連を捧げて、
誘惑に陥らないように目覚めて祈る恵みを
聖母の取り次ぎによって願いましょう。

[主の祈り]

天におられるわたしたちの父よ、
御名が聖とされますように。
御国が来ますように。
御心が天に行われるとおり、地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
わたしたちの罪をお赦しください。
わたしたちも人を赦します。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
アーメン。

[アヴェ・マリアの祈り]×10回

アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、私たち罪人のために
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。

[栄唱]

栄光は父と子と聖霊に。
初めのように。
今も、いつも世々に。
アーメン。

[結びの祈り]

わたしたちのために苦しみを受けられたイエスよ、いつどこでも神である御父のみ旨を受け入れることができるように、助け導いてください。

十 主イエス・キリストに賛美と感謝を捧げます。

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第二の黙想 マルコ15:6-15

"ところで、ピラトは祭りのたびに、人々の願う囚人一人を釈放していた。
そこに、バラバという者がいて、暴動で人殺しをした暴徒たちとともに牢につながれていた。
群衆が上って来て、いつものようにしてもらうことを、ピラトに要求し始めた。
そこでピラトは彼らに答えた。
「おまえたちはユダヤ人の王を釈放してほしいのか。」
ピラトは、祭司長たちがねたみからイエスを引き渡したことを、知っていたのである。
しかし、祭司長たちは、むしろ、バラバを釈放してもらうように群衆を扇動した。
そこで、ピラトは再び答えた。
「では、おまえたちがユダヤ人の王と呼ぶあの人を、私にどうしてほしいのか。」
すると彼らはまたも叫んだ。
「十字架につけろ。」
ピラトは彼らに言った。
「あの人がどんな悪いことをしたのか。」
しかし、彼らはますます激しく叫び続けた。
「十字架につけろ。」
それで、ピラトは群衆を満足させようと思い、バラバを釈放し、イエスはむちで打ってから、十字架につけるために引き渡した。"
マルコの福音書 15章6~15節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

[イエス、鞭打たれる]

不正な裁判を受けたイエスは鞭打たれ、
ペテロにも裏切られます。
この一連を捧げて、
イエスがペテロにあわれみの目を向けられたことを思い、
罪から立ち上がる恵みを
聖母の取り次ぎによって願いましょう。

[主の祈り]

天におられるわたしたちの父よ、
御名が聖とされますように。
御国が来ますように。
御心が天に行われるとおり、地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
わたしたちの罪をお赦しください。
わたしたちも人を赦します。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
アーメン。

[アヴェ・マリアの祈り]×10回

アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、私たち罪人のために
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。

[栄唱]

栄光は父と子と聖霊に。
初めのように。
今も、いつも世々に。
アーメン。

[結びの祈り]

わたしたちのために鞭打たれたイエスよ、聖霊の力をお与えください。
わたしたちが兄弟の顔を決して傷つけたり、汚したりしないよう、助け導いてください。

十 主イエス・キリストに賛美と感謝を捧げます。

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第三の黙想 マタイ27:27-31

"それから、総督の兵士たちはイエスを総督官邸の中に連れて行き、イエスの周りに全部隊を集めた。
そしてイエスが着ていた物を脱がせて、緋色のマントを着せた。
それから彼らは茨で冠を編んでイエスの頭に置き、右手に葦の棒を持たせた。
そしてイエスの前にひざまずき、「ユダヤ人の王様、万歳」と言って、からかった。
またイエスに唾をかけ、葦の棒を取り上げて頭をたたいた。
こうしてイエスをからかってから、マントを脱がせて元の衣を着せ、十字架につけるために連れ出した。"
マタイの福音書 27章27~31節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

[イエス、いばらの冠をかぶせられる]

イエスは死刑の判決を受け、
兵士たちのなぶり者になり、
いばらの冠をかぶせられます。
この一連を捧げて、
誤解や侮辱を恐れずに信仰を生きることができるよう
聖母の取り次ぎによって願いましょう。

[主の祈り]

天におられるわたしたちの父よ、
御名が聖とされますように。
御国が来ますように。
御心が天に行われるとおり、地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
わたしたちの罪をお赦しください。
わたしたちも人を赦します。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
アーメン。

[アヴェ・マリアの祈り]×10回

アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、私たち罪人のために
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。

[栄唱]

栄光は父と子と聖霊に。
初めのように。
今も、いつも世々に。
アーメン。

[結びの祈り]

わたしたちのために茨の冠をかぶせられたイエスよ、わたしたちのどの苦しみをも、救いのために役立つ愛の業に変えられるように、助け導いてください。

十 主イエス・キリストに賛美と感謝を捧げます。

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第四の黙想 ヨハネ19:17

"イエスは自分で十字架を負って、「どくろの場所」と呼ばれるところに出て行かれた。
そこは、ヘブル語ではゴルゴタと呼ばれている。"
ヨハネの福音書 19章17節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

[イエス、十字架を担う]

主イエスは、
十字架を担い、
群衆のあざけりの中をゴルゴタの丘に向かってお進みになります。
この一連を捧げて、
私たちも日々、
自分の十字架を担って主に従っていくことができるよう
聖母の取り次ぎによって願いましょう。

[主の祈り]

天におられるわたしたちの父よ、
御名が聖とされますように。
御国が来ますように。
御心が天に行われるとおり、地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
わたしたちの罪をお赦しください。
わたしたちも人を赦します。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
アーメン。

[アヴェ・マリアの祈り]×10回

アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、私たち罪人のために
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。

[栄唱]

栄光は父と子と聖霊に。
初めのように。
今も、いつも世々に。
アーメン。

[結びの祈り]

わたしたちのために十字架を担われたイエスよ、わたしたちが毎日、十字架を快く受け入れ、苦しむ兄弟を助ける勇気を持つことができるように、助け導いてください。

十 主イエス・キリストに賛美と感謝を捧げます。

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第五の黙想 ヨハネ19:18-30

"彼らはその場所でイエスを十字架につけた。
また、イエスを真ん中にして、こちら側とあちら側に、ほかの二人の者を一緒に十字架につけた。
ピラトは罪状書きも書いて、十字架の上に掲げた。
それには「ユダヤ人の王、ナザレ人イエス」と書かれていた。
イエスが十字架につけられた場所は都に近かったので、多くのユダヤ人がこの罪状書きを読んだ。
それはヘブル語、ラテン語、ギリシア語で書かれていた。
そこで、ユダヤ人の祭司長たちはピラトに、「ユダヤ人の王と書かないで、この者はユダヤ人の王と自称したと書いてください」と言った。
ピラトは答えた。
「私が書いたものは、書いたままにしておけ。」
さて、兵士たちはイエスを十字架につけると、その衣を取って四つに分け、各自に一つずつ渡るようにした。
また下着も取ったが、それは上から全部一つに織った、縫い目のないものであった。
そのため、彼らは互いに言った。
「これは裂かないで、だれの物になるか、くじを引こう。」
これは、「彼らは私の衣服を分け合い、私の衣をくじ引きにします」とある聖書が成就するためであった。
それで、兵士たちはそのように行った。
イエスの十字架のそばには、イエスの母とその姉妹、そしてクロパの妻マリアとマグダラのマリアが立っていた。
イエスは、母とそばに立っている愛する弟子を見て、母に「女の方、ご覧なさい。あなたの息子です」と言われた。
それから、その弟子に「ご覧なさい。あなたの母です」と言われた。
その時から、この弟子は彼女を自分のところに引き取った。
それから、イエスはすべてのことが完了したのを知ると、聖書が成就するために、「わたしは渇く」と言われた。
酸いぶどう酒がいっぱい入った器がそこに置いてあったので、兵士たちは、酸いぶどう酒を含んだ海綿をヒソプの枝に付けて、イエスの口もとに差し出した。
イエスは酸いぶどう酒を受けると、「完了した」と言われた。
そして、頭を垂れて霊をお渡しになった。"
ヨハネの福音書 19章17~30節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

[イエス、息を引き取る]

十字架につけられた主イエスは、
御父のみ旨を果たして、
息を引き取られます。
この一連を捧げて、
救いの恵みがすべての人に与えられるよう
聖母の取り次ぎによって願いましょう。

[主の祈り]

天におられるわたしたちの父よ、
御名が聖とされますように。
御国が来ますように。
御心が天に行われるとおり、地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
わたしたちの罪をお赦しください。
わたしたちも人を赦します。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
アーメン。

[アヴェ・マリアの祈り]×10回

アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、私たち罪人のために
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。

[栄唱]

栄光は父と子と聖霊に。
初めのように。
今も、いつも世々に。
アーメン。

[結びの祈り]

十字架上でわたしたちのためになくなられたイエスよ、わたしたちが罪のゆるしを受け、霊による新しい生活の中で聖母を受け入れるように、助け導いてください。

十 主イエス・キリストに賛美と感謝を捧げます。

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[聖母への祈り]

神の母聖マリア、
私たちのために祈ってください。
キリストの約束にかなうものとなりますように。

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[聖マリアの連願](ロレトの連願)

◇主よ、あわれんでください
主よ、あわれんでください。

◇キリスト、あわれんでください。
キリスト、あわれんでください。

◇主よ、あわれんでください。
主よ、あわれんでください。

神の母聖マリア
私たちのために祈ってください。

救い主の母聖マリア
私たちのために祈ってください。

無原罪の聖マリア
私たちのために祈ってください。

◇世の救いの協力者聖マリア
私たちのために祈ってください。

◇天の栄光に上げられた聖マリア
私たちのために祈ってください。

◇あわれみの母聖マリア
私たちのために祈ってください。

恵みあふれる聖マリア
私たちのために祈ってください。

希望の母聖マリア
私たちのために祈ってください。

人類の母聖マリア
私たちのために祈ってください。

◇教会の母聖マリア
私たちのために祈ってください。

◇使徒たちの母聖マリア
私たちのために祈ってください。

◇殉教者の母聖マリア
私たちのために祈ってください。

諸聖人の母聖マリア
私たちのために祈ってください。

宣教者の母聖マリア
私たちのために祈ってください。

平和の守護者聖マリア
私たちのために祈ってください。

◇尊いロザリオの聖マリア
私たちのために祈ってください。

◇日本の信徒発見の聖マリア
私たちのために祈ってください。

◇尊敬すべきおとめ聖マリア
私たちのために祈ってください。

忠実なおとめ
私たちのために祈ってください。

柔和、謙遜なおとめ
私たちのために祈ってください。

幼子を慈しむおとめ
私たちのために祈ってください。

◇明けの明星
私たちのために祈ってください。

◇喜びの泉
私たちのために祈ってください。

◇純潔のかがみ
私たちのために祈ってください。

仕える者の模範
私たちのために祈ってください。

家庭生活の喜び
私たちのために祈ってください。

召命の保護者
私たちのために祈ってください。

◇キリスト信者の助け
私たちのために祈ってください。

◇悩み苦しむ者の慰め
私たちのために祈ってください。

◇病人の希望
私たちのために祈ってください。

闇の中の道しるべ
私たちのために祈ってください。

罪人のよりどころ
私たちのために祈ってください。

移住者のよりどころ
私たちのために祈ってください。

◇弱く貧しい者の友
私たちのために祈ってください。

◇心の支え
私たちのために祈ってください。

◇臨終の時ともにいてくださる方
私たちのために祈ってください。

世の罪を除かれる神の小羊、
私たちを赦してください。

世の罪を除かれる神の小羊、
私たちの祈りを聞き入れてください。

世の罪を除かれる神の小羊、
私たちをあわれんでください。

◇慈しみ深い神よ、
私たちにいつも信仰に生きる力をお与えください。

◇聖母マリアの取り次ぎによって、
今の悲しみから解放され、
永遠の喜びを味わうことができますように。

◇私たちの主イエス・キリストによって。

◇アーメン。

[ファティマの祈り]

主イエス・キリスト、わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちを滅びから救い、
すべての人々、ことに御憐れみを
もっとも必要としている人々を
天国に導いてください。
アーメン。

[サルベ・レジナ](Salve Regina)

元后、あわれみの母、
我らの命、喜び、希望。

旅路からあなたに叫ぶエバの子、
嘆きながら、
泣きながらも、
涙の谷にあなたを慕う。

我らのためにとりなす方、
あわれみの目を我らに注ぎ、
尊いあなたの子イエスを、
旅路の果てに示してください。

おお、
いつくしみ、恵みあふれる、喜びのおとめマリア。

[大天使ミカエルへの祈り](毎日、特に9月29日)

大天使ミカエル、
悪との戦いにおいて、
私たちを守り、
凶悪な企みに
打ち勝つことができますように。

神の命令によって
悪魔が人々を害することが
できないようにお願い致します。

天軍の総帥、
人々を惑わし、
食いつくそうと探し回っている
サタンと他の悪霊を
神の力によって
地獄に閉じ込めてください。

アーメン。

[聖母への祈り]

神の母聖マリア、
私たちのために祈ってください。
キリストの約束にかなうものとなりますように。

[カルケドン信条]

われわれはみな、教父たちに従って、心を一つにして、次のように考え、宣言する。

われわれの主イエス・キリストは唯一・同一の子である。

同じかたが神性において完全であり、この同じかたが人間性においても完全である。

同じかたが真の神であり、同時に理性的霊魂と肉体とからなる真の人間である。

同じかたが神性において父と同一本質のものであるとともに、人間性においてわれわれと同一本質のものである。

「罪のほかはすべてにおいてわれわれと同じである」

神性においては、この世の前に父から生まれたが、この同じかたが、人間性においては終わりの時代に、われわれのため、われわれの救いのために、神の母、処女マリアから生まれた。

彼は、唯一・同一のキリスト、主、ひとり子として、
二つの本性において混ぜ合わされることなく、変化することなく、分割されることなく、引き離されることなく知られるかたである。

子の結合によって二つの本性の差異が取り去られるのではなく、むしろ各々の本性の特質は保持され、
唯一の位格、唯一の自立存在に共存している。

彼は二つの位格に分けられたり、分割されたりはせず、
唯一・同一のひとり子、神、ことば、イエス・キリストである。

[聖母への祈り]

神の母聖マリア、
私たちのために祈ってください。
キリストの約束にかなうものとなりますように。

[アタナシオス信条]


1.救われることを願うものはみな全てのことに優先して普遍の信仰を奉ずることが必要である。

2.この信仰を完全に汚すことなく守る者でなければ必ず永遠に滅びる。

3.普遍の信仰は次の通りである。すなわちわたしたちは三位一体の唯一の神、唯一である三位一体の神を位格を混同することなく、本質を分けることなく礼拝する。

4.なぜなら、父は一つの位格、子も他の位格、聖霊も他の位格であるからである。

5.しかし、父、子、聖霊の神性は全く一つであり、栄光は等しく、尊厳は共に永遠である。

6.このように、父は存在し、子も存在し、聖霊も存在する。

7.父は造られず、子も造られず、聖霊も造られたものではない。

8.父は測り知られず、子も測り知られず、聖霊も測り知られない。

9.父は永遠、子も永遠、聖霊も永遠である。

10.しかし、永遠の三つのものがあるのではなく、永遠のものが一つあるだけである。

11.造られないものが三つ、測り知れないものが三つあるのではなく、造られないものが一つ、測り知れないものが一つあるだけである。

12.同様に、父は全能、子も全能、聖霊も全能である。

13.しかも全能なものが三つあるのではなく、神はただ一つである。

14.それゆえ、父は神、子も神、聖霊も神である。

15.しかし、神が三つあるのではなく、神はただ一つである。

16.同様に、父は主、子も主、聖霊も主である。

17.しかし、主が三つあるのではなく、主は一つあるだけである。

18.キリスト教の真理によればそれぞれの位格は神であり、主であると信認せざるを得ない。

19.それゆえ、普遍の信仰によれば、三つの神、三つの主について語ることを禁ずる。

20.父は何ものからも作られず、創造されず、生まれたのでもない。

21.子は父のみからのもの、作られず、創造されず、生まれたものである。

22.聖霊は父と子からのもの、作られず、創造されず、生まれず、しかし、出ているのである。

23.それゆえ、一つの父であって三つの父でなく、一つの子であって三つの子でなく、一つの聖霊であって三つの聖霊ではない。

24.そして、三位には相互に前も後もなく、いずれも他よりも大、あるいは小というのではない。

25.しかし、三位はみな共に永遠であり、共に等しい。

26.このように、すべてのことにおいて、前に述べたように三位は一体において、また一体は三位において拝まれるべきである。

27.それゆえ、救われたいと願うものは三位一体の神をそのように思うべきである。

28.さらに、主イエス・キリストの受肉を正しく信ずることは永遠の救いに必要である。

29.なぜなら、正しい信仰とはわたしたちの主イエス・キリスト、神のみ子は、神であり人であると信じ、告白することだからである。

30.神であるとは父の本質から、この世に先立ってお生まれになったからであり、人であるとは母の本質から、この世にお産まれになったからである。

31.完全な神また完全な人で、理性ある魂と人間の肉体をもって存在された。

32.神性については父と等しく、人性については父に劣る。

33.神また人であるが、二つのではなく一つのキリストである。

34.一つであるのは神性が肉体に変化したのではなく、人性を神のうちにお取りになられたことによる。

35.全く一つであるのは、本質の混同によるのではなく、位格が一つであることによる。

36.理性ある魂と肉体が一つの人であるように、神と人は一つのキリストである。

37.わたしたちの救いのために苦難を受け、陰府に下り、死人のうちからよみがえり、
天に昇り、全能の神、父の右に座し、そこから生きている人と死んだ人を裁くために来られる。

38.主が来られるとき、すべての人はその肉体をもってよみがえり、おのおの自分の行いについて申し開きをするであろう。

39.善を行ったものは永遠の命に入り、悪を行ったものは永遠の火に入る。

40.これが普遍の信仰であり、これを心から忠実に信じなければ救われることはありえない。

[聖母への祈り]

神の母聖マリア、
私たちのために祈ってください。
キリストの約束にかなうものとなりますように。

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