12月8日の課題曲③「愛燦燦」

詞:小椋佳
曲:小椋佳
歌:美空ひばり
愛燦燦』は、美空ひばりが1986年5月29日に発売

「燦燦」とは、太陽などが明るく光り輝くさま。彩りなどの鮮やかで美しいさま。

Wikipedia「愛燦燦」

作詞・作曲にはシンガーソングライター小椋佳が起用された。

本楽曲が製作されることになったきっかけは、「家族愛」をテーマに製作され、ハワイで撮影された『味の素』(うま味調味料)のCM映像のバック音楽をホリプロの若き映像プロデューサーだった岩上昭彦がひばりに歌唱させることを希望したことである。CMソングの製作者は最初から小椋にすることを考えていた。歌手はホリプロの所属歌手を検討したがイメージに合わず、岩上は「家族愛」のテーマに最も合致していると思われるひばりを希望した。当時のひばりは「歌謡界の女王」とも呼ばれていた芸能界大御所であり、無謀とも言えるオファーであったが、ひばりがこのオファーを受諾したため、完成したのが本楽曲である[1]

CMの映像を見た小椋がCM曲として最初に作詞・作曲した歌はテンポも軽やかな「轍(わだち)」という曲だった。しかし、コロムビアの担当ディレクターや広告主である味の素の「包容力がほしい」という意向によって、小椋にCM曲の取替えが伝えられた。そして、小椋が製作したのが「愛燦燦」である[1]。CMの映像では農家の主婦が中心に描かれ、彼女に太陽の光が燦々と当たる様子を見て、小椋は「燦々」という言葉をテーマにして曲作りをした[2]。放映当初は画面にクレジットされずいわば覆面シンガー扱いだったが、声質などからすぐに承知され、発表とともに画面上でもクレジットされるようになった。CMが作品として認められると共に彼女の歌唱力を示すエピソードとなった。

※市販楽譜だと美空ひばりの歌い方とだいぶ異なる。
レッスンの為に全般的に楽譜を作り直した。

YouTube 美空ひばり
(652) 愛燦燦 - YouTube
「愛燦燦」歌詞
美空ひばり 愛燦燦 歌詞 - 歌ネット (uta-net.com)


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