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国家資格 キャリアコンサルタント試験体験&試験対策(JCDA 第23回受験) 2. 学科試験対策 1 (私自身の学科試験の勉強方法)

 
キャリアコンサルタント試験の学科試験は、50問の4択問題に対して、100分の時間が与えられます。試験前の模試は結局2回受けましたが、時間的にはかなり余裕があります。50問を一度回答した上で、見直しをもう1回する時間は十分にあります。
 
学科試験については4択で、回答しているときには、確実に〇と思えるものと回答に悩むものがあるので、それぞれ印をつけながら50問まで解くようにしていました。回答があいまいなものを見直しの中で再度考えていくプロセスを実際にとることができるので、普通に勉強をしていれば、時間切れで回答できないという事態は避けることができます。
 
まずは学科試験の勉強法を説明します。
 
さまざまな勉強法がありますが、私は以下の方法で勉強を行いました。
 
1. 自分でノートを作成しました。最初は、左側のページに最重要事項、キーワードなどを記載、その際に右のページは将来の追記のために空白のまま次のページの進むようにしました。
 
2. 理論家については、YouTubeの「国家資格キャリアコンサルタント学科試験対策【理論家編】全200問」で理論家の大枠を把握したことで、理論家の考え方やつながりが理解できるようになりました。ここで大枠を暗記し、さらに細かいところに深く入っていったのが良かったと思います。通勤の行き帰りでただ流して耳で聞くだけでかなりの効果が得られると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=bNCwXWgpRoE
 
3. 正誤問題対策は、基本は1問1答形式で、2,000問程度(1,000問はリカレントの試験前のWEBによるもの、1との1,000問は「キャリアコンサルタント 学科試験 要点テキスト一問一答形式」<秀和システム>)を2回強実施しました。さまざまな情報を1問1答で得ることができますが、そこで得た新しい情報は、既述の自己作成ノートの右ページに記載し、いつでも時間があるときにノートを持ち歩きながら暗記できるようにしました。また、2回目の際に、間違えた問題のチェックし、そこだけチェックするなどして集約し、試験直前に再度確認できるように準備しました(実際に直前に見直しました)。
 
4.  過去問題はすべてやったという人が多くいると思いますが、私の場合は、過去問は第19回から第22回までの3回のみ、その他として、リカレントの模試を1回、キャリコンスタディの模試を2回、多田塾の模擬試験形式の問題を3回分実施しました。このような本番向け試験は、暗記しできていないときに学んでもあまり意味がないので、主に5月以降に行い、間違えた問題については、学科試験直前に同じミスを繰り返さないように復習しました。
 
<キャリコンスタディ>
https://careerconsultant-study.com/
<多田塾>
https://e-4clover.com/
 
5. 既述の1問1答や試験問題で出てきた厚生労働省などの指針、法律などのルール、調査、分析などはその都度HPなどで検索し、PDFなどで紹介されているものは、原則としてすべて印刷し、一度読んでから、重要だと思われる内容を、既述のノートに記載するようにしました。
 
既述の多田塾(有料)やキャリコンスタディ(コンテンツは無料だが付加サービスは有料)は、試験対策のまとまった資料の提供が受けられるので2023年1月以降、有効活用しました。背景として、リカレントのオンラインクラスをすべて受けましたが、重要度・優先度などが把握しづらかったので、Webでいろいろと探したところ、この2団体を見つけることができたことがきっかけです。最終的には、多田塾は試験終了後退会しましたが、まとまった資料には大変お世話になりました。一方、キャリコンスタディは、HPにあるコンテンツが非常にまとまっていて、理解しやすい内容になっている上に、LINE登録をすると、1日1領域の勉強と試験をセットでやりましょう!と毎日メッセージをくれる仕組みになっているため、忙しくて勉強しづらい時期でも、今日はこのテーマを10分だけと決めて継続することができました。第23回受験の場合、キャリコンスタディのLINE登録者数は800人を超え、全体の雰囲気も励ましモード全開、みんなで頑張って勉強している感がものすごく感じられるので、その点もありがたかったです。さらに誰でも参加できる無料ロープレ、有料ですがフィードバックをもらえる少人数ロープレ、個別ロープレなども受けることができ、養成講座で埋められなかったロープレ(面接試験対策)で追い込みをかけることができました。
 
(論述試験・面接試験対策は後の方で紹介します。)
 
勉強のやり方として個人的には、一定の暗記をした後は、1問1答形式の勉強をおすすめしたいです。過去問などを使った勉強は、結局、適切なものを一つ選ぶか、不適切なもの、または誤ったものを一つ選ぶかに尽きますが、問題の中には正誤を選ぶのにそれほど難しくないものも多くありますので、、正または誤が明確な問題は、他の3つの説明で、自身として正誤があいまいなところを確認しなくても、ひとつの正答を見つけると点数を取ることができます。法律問題、統計問題などは、明らかな正誤がない限り、一つひとつ見ると判断に悩むことが多いので、常に一つひとつの説明文の正誤を判断できる力を身に着ける方が最終的には近道なのではないかと思います。
 
また、学科試験には、学習範囲が広い上に、事前に全く勉強していなかった内容がいくつか出るのですが、そこにあまり囚われるのではなく、テキストなどで試験範囲と言われる分野を徹底して勉強することで70点は確保できると思います。
 
<添付・自身のノートの写真>

ノート事例1
ノート事例2
ノート事例3
ノート事例4


<第23回全体の試験結果>
https://www.jcda-careerex.org/files/result/510summary.pdf

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