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本を求めてさまよい歩く

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他愛もなくくだらなく、ちっぽけで何の脈絡もないかもしれない、本を選ぶとき、手に取る瞬間の頭の中。 そこに比重を置いたブックガイド的な何かになる予定です。 手持ちの本については、…
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#私がnoteをはじめた理由

まえがき

私はわりと頻繁に本屋へ行く。 本屋で、レジに並ぶ人をふと見たとき、あるいは本を抱えたまま棚のあいだをうろうろする人を見たとき、強い衝動に駆られることがある。 あの人の頭をこじ開けたい。脳の中を見せてもらいたい。 こう書くととても物騒だが、もちろんそのままの意味ではない。 あと、断わっておくが、人様の持っている本を見て「こういう本を読むんだぁ」とぷーくすしているわけではない。 ただ純粋に、なぜその本を選んだのか知りたいのだ。 くれぐれも誤解しないでいただきたいのですが、人様