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なぜ楽天は失速してしまうのか

はじめまして皆さん。今回が初投稿になります。僕は小学校以来の生粋の楽天ファンです。今回は楽天イーグルスがなぜ失速してしまうのか、2019〜2022年の4年間を参考に自分なりに考察してきたのでそれをここに記そうかと思います。

1選手層の薄さ

まず一つ目に挙げられるのは楽天の選手層が薄すぎるということです。  


これに対して「田中、浅村、西川、涌井を獲得しておいて選手層が薄い?」「楽天史上過去一の戦力そうだぞ?」と言う人もいそうですが実際楽天ってまだまだ戦力層はペラいんですよね。


実際今年の先発陣はリーグ最下位の防御率でロートルのちょうしがわるくなったのにシーズン通してほとんど顔ぶれが変わっていませんでしたよね。そのほかにもリリーフを見ると春先にブセニッツが抜けた途端勝ちパがいなくなったり、後半戦の西口、宮森の酷使だったり。野手は怪我ガチの茂木や計算できない外国人が当たらないと火力がでず得点力も上がってこない。そういった時にとって変われる選手がいたらと毎年思ってしまいます。

結局楽天イーグルスはまだ戦える戦力が一軍にいる28人しかいないんですよね。

2主力選手がベテランに偏ってる

2つ目の原因は、主力のほとんどがベテランすぎるところです。

まぁこれ見たらわかるんですけど

先発
岸 37
瀧中 27
田中将大 34
則本 32
辛島 32
早川 24

野手
捕 炭谷   34
一 鈴木大   33
ニ 浅村   32
三 茂木   29
遊 小深田  27
左 西川   30
中 辰己   26
右 島内 32
指 銀次 34 


ほとんどが晩年を迎えた選手ばかりなんですよ。
まぁこれは星野ドラフトによる中堅の空洞化の影響もあるんですが。


やはりベテランだけだと正直パンチに欠けるですよ。爆発力がないとううか。実際今年優勝したオリックスは、後半戦若いリリーフが沢山出てきて他球団を圧倒してましたよね。こうなってくると戦力的に上積みされないんで後一歩のところで差が出て勝ちきれなくなってしまいます。


3首脳陣が良くも悪くも安定思考

3つ目の原因はおそらく首脳陣の考え方によるものだと思います。


これは2と関わってくるんですが、石井監督のやる野球ってバントがめちゃくちゃ多い安定思考の野球なんですよ。これいいところでもあるんですが、これが足枷になって終盤若手を抜擢できていない印象を僕は持ちます。 


これもオリックスとの比較になるんですが、中嶋監督も基本はバント野球なんですが、大事な場面になるとナカジマジックと言われる勝負手を打ってきたり、はたまたcsで山下をプロ初先発させようとしたり。



対する楽天はというと調子の悪い選手が出ずっぱだったり、代打をきれなかったりと、これも後一歩で差が出てしまう原因だと僕は思います。

ただこれに関してはしょうがない部分もあるかもしれません。


4春先の好調が失速の原因でもある?

これが最後の理由なんですが、春先の好調なんですよね。

「どういうこと?」と思われる方も多いと思います。


理由としましては、春先に主力のベテランメンバーが調子良くチームも勝っている状況のため中々若手を上げづらくなっているということです。


こうなってくると、若手を試せる期間に若手を使えなくなり、通用するかどうかが判断しづらくなってしまうため、大事なゲームが多くなる後半戦に抜擢しづらくなってしまっているのかなと僕は思います。


最後に


このノートを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。来年の楽天は投手陣の転換期だと思ってるので今年のルーキーや2軍の金の卵たちをある程度試してベテランと融合してけば投手陣は夏バテを防げると思うので頑張って欲しいですね。また野手も阿部俊樹の加入で厚みをましてきたので運用方法を首脳陣に期待したいです。



来年こそは優勝だ!


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