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[哀しい人が]

【哀しさにまみれながら】

哀しい人が

春から夏へと
若草の香る薫風吹く中

哀惜を帯びながら

幻惑されそうな麗しさ纏い
ひたすら救われし

一縷の望みを受け入れて
僅かなる(儚い)夢を待つ

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