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「理論」🐎ではなく 「感覚」だったナチュラル・リーダーシップの教科書

ニュータイプのリーダーシップに必要なのは

「理論」ではなく 「感覚」だった

山口周氏推薦

多様性の時代、 五感を使えるかどうか、が リーダーシップの鍵🔑

【レビュー】

「ナチュラル・リーダーシップの教科書」は、小日向素子さんが欧米で高い支持を集める人材育成法「牧場研修 (ホースコーチング)」を日本で初めて紹介した本です。牧場研修とは、馬と触れ合うことで自分の感覚を研ぎ澄まし、周囲との関係性を築くことを学ぶ研修です。スタンフォード大学、アップル、フェイスブック、ナイキなど、名だたるグローバル企業が採用しているというこの研修は、多様性の時代に求められるリーダーシップの在り方を教えてくれます。

本書は、ナチュラル・リーダーシップを身につけるための3つのステップを詳しく解説しています。第1ステップは「Lead Self」で、自分の感覚と行動が一致したときに内面から変化することを目指します。第2ステップは「Lead Relationship」で、自分らしく他者とリスペクトのある関係を築くことを目指します。第3ステップは「Lead Relationship with Others」で、個人レベルの関係性が変わると、組織そのものが進化することを目指します。各ステップでは、牧場研修での実践例や、著者自身の体験談が豊富に紹介されています。また、巻末には、ナチュラル・リーダーシップを発揮するためのワークが9つ掲載されており、読者自身が実践できるようになっています。

本書の評価としては、以下の点が強みと言えるでしょう。

- 牧場研修という斬新な人材育成法を日本で初めて紹介している点
- ナチュラル・リーダーシップという概念を具体的で分かりやすいステップに分けて説明している点
- 著者の豊富な経験と知識に基づいた信頼性の高い内容である点

一方で、以下の点が弱みと言えるかもしれません。

- 牧場研修を実際に体験できる機会が限られている点
- ナチュラル・リーダーシップを実践する際に直面する困難や課題についての言及が少ない点
- ナチュラル・リーダーシップの効果や成果についての定量的なデータや証拠が不足している点

著者の目的は、これからの時代に必要なリーダーシップのあり方を伝えることだと思います。著者の視点は、自然や動物から学ぶことで、人間の感覚や関係性を高めることができるということだと思います。

私の感想としては、本書は非常に興味深く読むことができました。牧場研修という研修法は、日本ではまだあまり知られていないようですが、馬と触れ合うことで自分や他者について深く理解できるというのは魅力的だと感じました。また、ナチュラル・リーダーシップという概念は、自分の感覚に忠実になり、周囲との関係性を大切にするというシンプルなものですが、実践するのはなかなか難しいと思いました。本書は、そのようなナチュラル・リーダーシップを身につけるための具体的な方法やヒントを提供してくれるので、とても参考になりました。

本書のおすすめの理由としては、以下の点が挙げられます。

- リーダーシップに関する本は数多くありますが、本書は牧場研修という独自の視点からリーダーシップを考えることができる点
- ナチュラル・リーダーシップという概念は、どんな職種や立場の人にも応用できる普遍的なものである点
- 本書は、理論だけでなく実践例やワークも豊富に紹介しているので、読んだだけでなく実際に行動に移せる点

以上のことから、本書は、リーダーシップに関心のある人や、自分自身や他者との関係性を改善したい人におすすめできる本だと思います。

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