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No.1理論 ―ビジネスで、スポーツで、受験で、成功してしまう脳をつくる「ブレイントレーニング」


本日紹介する本は、西田文郎さんの『No.1理論 ―ビジネスで、スポーツで、受験で、成功してしまう脳をつくる「ブレイントレーニング」』ですね。この本は、著者が開発したブレイントレーニングの方法と、それを実践した成功者の事例を紹介した自己啓発書です。2006年に三笠書房から出版され、現在は知的生きかた文庫としてパンローリングから再刊されています。ジャンルとしては、ビジネス・経済・自己啓発に分類されます。
📚 book review
この本の主な論点は、人間の脳はプラス思考、プラスイメージ、プラス感情になると、信じられないほどの力を発揮するということです。人間は、脳にインプットされた「条件づけ」に従って行動しています。成功する人の脳には「成功」が条件づけられていますし、失敗が条件づけられていれば、どんなに頑張っても成功できません。脳の条件付けを変えることで、「成功する脳」「自己実現できる脳」をつくるのがブレイントレーニングです。この方法で脳に「成功」が条件づけられると、否応なく成功してしまいます。嫌でも心がウキウキワクワク状態になり、人生が楽しくて仕方なくなります。本書では、脳の条件付けを変えて、成功してしまったスポーツ選手やビジネスマン、受験生の事例などを紹介しながら、誰でもカンタンにプラス思考になれて、ラクラク成功してしまう丸秘ノウハウを大公開しています。

この本の強みは、科学的な根拠に基づいたブレイントレーニングの方法を分かりやすく説明していることです。著者は、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ『スーパーブレイントレーニングシステム(S・B・T)』を構築した日本のメンタルトレーニング指導の第一人者です¹。この本では、そのS・B・Tの概要を示し、自分の脳に革命を起こす方法を紹介しています。また、実際にブレイントレーニングを実践した成功者の事例も多数紹介されており、その効果の高さが伝わってきます。例えば、2008年の北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボールチームの指導も行ったということです²。この本の弱みは、ブレイントレーニングの方法がやや単調であることです。本書では、主にイメージトレーニングとアファメーションを用いたブレイントレーニングの方法を紹介していますが、それ以外の方法や工夫があればもっと面白くなったと思います。また、ブレイントレーニングの方法を実践する際に必要な時間や頻度などの具体的な指針があまり示されていないことも、実践しやすさに欠けると感じました。著者の目的は、読者にブレイントレーニングの方法を伝えることで、自分の脳をプラスにコントロールし、成功と幸福を手に入れることを可能にすることだと思います。著者の視点は、人間の脳はプラス思考、プラスイメージ、プラス感情になると、信じられないほどの力を発揮するということです。この視点は、科学的な根拠や成功者の事例によって裏付けられており、説得力があります。

自分の感想やおすすめの理由

私は、この本を読んで、自分の脳の可能性に驚きました。私は、自分の脳には「失敗」が条件づけられていると感じていました。どんなに頑張っても、うまくいかないことが多く、自信がなく、ネガティブな思考に陥りがちでした。しかし、この本を読んで、自分の脳の条件付けを変えることができると知り、希望が持てました。この本に紹介されているブレイントレーニングの方法を実践してみると、確かに心が明るくなり、物事に積極的に取り組めるようになりました。まだ成功したとは言えませんが、成功に向かって歩き始めたと感じています。この本をおすすめする理由は、誰でも成功と幸福を手に入れることができるというメッセージが伝わるからです。この本を読めば、自分の脳に革命を起こす方法を知ることができます。そして、その方法はカンタンで効果的です。あなたも、この本を読んで、自分の脳をプラスにコントロールし、成功してしまいましょう。


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