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保護した後の事と迷子にさせないために

レイを保護した後は、各所にお礼と報告とチラシ剥がしに行った。
(ポスティングを手伝ってくださったNさんはご自分で貼ってもらった所に剥がしにまで行ってくれました。何から何まで感謝です。)

チラシを貼ってくれた所、チラシポスティングした所は全て回れないのでとても気にかけてくださった方々、それからもちろんレイが住み着いた場所のオーナーさんや置き餌させてもらった等お世話になった方々。
目撃情報をくださった方々には、電話をもらった時に「どこどこの目撃情報」とメモして電話帳に登録しておいたので、一人一人に電話で報告とお礼を伝えた。
それから、保健所、市役所、警察など、各所に報告。

忘れてはいけないのは、保護団体やボランティアさんに手伝ってもらったら寄付をすること。
私の場合は、とりあえずは交通費くらいしか用意できなかったので、その後もできる時に寄付するようにしている。
今回のことがきっかけで、ボランティアさんの凄さを知ることができた。
殺処分を無くすため、野犬を減らすため、犬のために一生懸命。本当に感謝しかない。

今も毎日、犬も猫も何頭もの子が迷子になっている。
そのうち帰ってくるかな、と思わずに捜して欲しい。
よく、死に際を見せないために姿を消す…と思われがちだが、違うらしい。
高齢の子や病気の子が迷子になった場合は生きれないことも多いから、そんな風に思われたのかもしれない。
実は、誰かが保護してくれていて飼い主さんを探していたり、保健所に収容されている…なんてこともよくある。

迷子になったら、保健所、警察に届け出をすること。そして、定期的に収容されていないか問い合わせをする。
とにかく迅速に動くこと。時間が経てば経つほど難しくなる。
その前に迷子にさせないことが大事。
犬鑑札や迷子札、狂犬病予防接種の札を装着しておくのも大事。
保護犬なら、譲渡の際の約束はちゃんと守っているだろうか?
慣れるまでは室内での係留。
ドアや窓の戸締まり。網戸を破って脱走することもある。
首輪は緩んでないか?
ダブルリード、ショルダーリード必須。
迷子にさせたら後悔してもしきれない。
特に元野犬の子の保護は難しく、私は本当に奇跡だったと思う。

保護っこだけではなく、通常の飼い犬飼い猫の迷子もとても多い。
よく見る迷子の事例として(犬猫共)
○強く引っ張られたり転けたりしてリードを離してしまった。
○玄関を出る時に勢いよく飛び出され、思わずリードを離した。
○首輪やハーネスが抜けた。
○リードや首輪の金具の劣化。
○外飼で、扉が開いていて出て行った。ワイヤーリードが切れて脱走。(ワイヤーリードは絶対ではない。切れます。)
○庭で遊ばせていて、目を離した少しの間にいなくなった。
○外でリードの付け替えをした。
○花火や雷の音にびっくりして逃げた。
○来客や宅急便の受け取りの際に、玄関から出て行った。
○少し開けた窓やドアから出て行った。
○自分でドアや窓、網戸を開けて出て行った。
○網戸が外れた。
○通院などの際、外でキャリーケースを開けたか開いてしまって脱走

など。
これらはほとんど前もって防ぐことができる。
昔、よく上司が言ってた言葉。「可能性のあることは、起きる」
ボランティアさんに言われた言葉「幸せにするために引き出したんだから」も心の中に強く残っている。
迷子にさせた私が偉そうに言えないかもしれないけど、後悔した事はどうしても伝えたい。

全ての迷子が無事にお家に帰れますように、願ってやみません。



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