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迷子犬の捕獲、サークル作戦

捕獲機設置から3週間。
捕獲機の置き餌の位置は相変わらず真ん中止まり(足を入れずに首を伸ばして届く範囲)、たまーにレイに遭うものの距離はほとんど縮まらず…
「捕まえられる気がしない😭」、と心が折れそうになった私に、「捕獲機がだめなら囲む!」とボランティアさんが次の作戦を指示してくれた。

囲むって?
…それは、サークル作戦!
4m×5m位のスペースを防獣ネットで囲み、サークルを作ることにした。

《用意したもの》
木杭、杭(高さ1.5m)、防獣ネット、杭打込み用ハンマー(大きいやつ)、結束バンド、アルミ線、厚み12mmコンパネ、ワイヤーメッシュ等々

《設置方法》
①最初は3辺のみ、ネットの高さも半分くらいにしておく。


②その中でご飯を食べられたら残りの1辺も徐々にネットを張っていく。
出入り口部分を狭くする前にネットの高さを高くする。

③中に入ってご飯を食べられたら、出入り口を50〜60cm程に残してネットを張る。
出入り口は人一人が入れる程度にした。
実際、レイは出入り口から逃げようとしたので、広いと捕まえられなかったと思う。

④出入り口は後述する。

⑤コンパネやワイヤーメッシュで周囲を補強。


最初のネット張りからここまで1週間かけた。
4辺囲んで出入り口だけになった時は、なかなか中に入られず2時間くらい行ったり来たりしていたが、捕獲機とは違って中に入ってご飯を食べることができた。
ただ、ご飯を食べ終わった後、サークルの周囲や上の方をよく見ていた。
実際、捕獲した時はすぐに出入り口に向かって来たので、逃げ道とか注意深く見て覚えていたのだろうと思う。
つくづく野犬は賢いのだ…


これでサークルはほぼ出来たが、一番重要な出入り口をどうやって塞ぐか、それが問題だった。
ここでまたボランティアさんから、段ボール箱の中に隠れて待つ…というアイデアをもらった。
段ボール箱は中に置くか外に置くかで悩んだが、外側、出入り口のすぐそばに置くことにした。
段ボール箱は捕獲決行日の2〜3日前から置いて、慣れさせておく。
出入り口は上部に紐を渡して、防獣ネットでカーテンを作り、それを閉めてレイを閉じ込めるようにしようと思った。
まずは、段ボール箱の中に隠れて、レイが中でご飯を食べだしたらカーテンに付けておいた長い紐を引っ張って閉め、それから出て行く作戦にしようと現地でシミュレーションしてみた。
しかし音をさせないように紐をゆっくり引くものの、音は出るしなかなか上手く閉まらない。モタモタしている隙に逃げられるだろう。
そこで、
レイが入ってご飯を食べだしたのを段ボール箱の中で目視で確認
→出入り口に近い方の段ボール箱から一人が勢いよく出る(音をさせても良い。ゆっくり出ると逃げられるのでとにかく早く出る。スピード重視)
→カーテンを閉める
→遅れてもう一人が出てきて出入り口を守る
→一人が中に入って捕獲
という方法にした。

捕獲方法は
○段ボールを持って通せんぼ
○カーテンと合わせて、出入り口にワイヤーメッシュを置いておき、それを引いて閉じ込める
○閉じ込めたあとは、網を掛けて捕まえる
○ネットランチャーを使用
とか、これまた色々考えネットランチャー以外は用意しておいたが使用することはなかった。というかそんな余裕はなかった。

だが、色んな準備とシミュレーションは必ずやっておくべきだと思う。

この時は知らなかったが、後でサークルを作って捕獲する方法をYou Tubeで見た。
それは、鉄パイプで組み立てたしっかりとした作りで、一辺全てが出入り口になっている。
出入り口は、下部にパイプを取り付けたネットを、通常は上の方に巻いて落ちないように栓をしておく。その栓には長い紐を付けておく。
中でご飯を食べたらその紐を引く、といったものだった。
サークルの作りについては、無人での捕獲ではなくその中で放置させるのでもないため、そこまで頑丈な作りでなくても大丈夫かと思われるが、私の方法では出入り口に不安があったので、この方がいいと思った。


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