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【遊戯王MD】シーズン19、ゴーティスとその他愉快な仲間達の話【マスター1】

どうも、もっちーです。

ついに来日するみたいですね、ゴーティス。
ちなみに一緒に来るのは迷宮三魔神とGold Prideの2テーマ。
ゴールドプライドは海外版PUNKとも言えるライフを支払いつつ比較的扱いやすい効果のモンスターが複数登場するテーマです。純で組んでも出張してもいい感じらしいですね。

環境に変化を及ぼすかは分かりませんがどれも使って楽しいデッキ、カジュアルプレイヤーとしては毎年WPパックのテーマは楽しみにしてます。

さて本題、せっかく来日予定が決まったので今月はゴーティスを使うことにしました。
加えて、先月はかなり頑張ったので今月は少し楽をしようと真っ当に強いデッキも使用、負けたらデッキを切り替える方式でランクマを走ることにしました。

そう、今月使ったデッキは「ゴーティス」「スプライト」そして数試合だけ「ラビュリンス」の3つです。


■環境の話

大枠では前シーズンで猛威を奮っていた「烙印ビーステッド」「スプライト」「ティアラメンツ」「60GS」の4強という形だったと思います。これらに次いで「春化粧アダマシア」「エクソシスター」「メタビート」を時々見かける感じ、こうして見ると結構アーキタイプバランスは取れてるような気もしますね。
加えて、新カード追加で「ラビュリンス」が環境でもかなり見かけるように、時々「蠱惑魔」も見かけるようになりました。

罠系デッキの流行に伴いライストや拮抗勝負の採用も増えたことも環境の変化に含まれますね。

●4つの強デッキ

あくまで個人的な意見ですが烙印融合に対するうらら 以外致命的になり難い「烙印ビーステッド」、展開時に増Gを打たれない限り展開を通せてしまう「スプライト」が頭半分抜けていた様には思います。
「ティアラメンツ」「60GS」は爆発力こそ高いものの各種誘発や相手のビーステッドによって妨害されやすく先の2デッキよりは通算勝率は気持ち低めになる印象。
とは言えこれら4つと他のデッキでは圧倒的に使用率が違ったと思うので4強と他のデッキとの間には一枚壁が合ったように感じます。

●現れた珍客、ラビュリンス

2枚の新規追加で頭角が現れたのはラビュリンスでした。デッキパワーとしては先の4強に比べると爆発力で劣る分一段下になる様に感じていますがいかんせんユーザーに愛されてるテーマ、なおかつ持久力は十分に高く最初の1〜2ターンの攻防さえ誤魔化せれば十分に4強デッキにも勝てるだけのパワーを持っていると思います。

デッキパワーで一段劣っていても使用率が高く、罠型デッキである事からライストや羽箒などシーズン前半では採用されて無かったカードの採用を考える必要が有り、環境に与えた影響は大きかったと思います。

今シーズンは4強+ラビュリンスの5つのデッキを仮想敵として考えるシーズンに自分は感じました。

■使ったデッキの話、その他編

まずはあまり需要の無さそうな話から。

今シーズンは前述したように3つほどのデッキを回してました。正確には2つと最後に数戦組んだばかりのラビュリンスを使ったという感じです。

●スプライト

環境的にもかなり強く、勝率7割を超えてました。
先行の盤面の強さもさることながら、後攻時でもガンマバーストでワンショットを狙えるため手札誘発で上手く相手の展開を妨害できればどの対面でも後攻から十分に勝つことが出来ていました。
結果として後攻率自体は6割を超えていたのですが高い勝率を出せた様です。

・ドロール&ロックバード
相手の増Gに対して打ったり、ふわんやエクソシスターが壺やサーチから動いた際に使う事でターン中に動けなく出来ます。

スプライトミラー戦などでもブルー→ジェットサーチに対して使うだけでスターターのサーチが出来ず後の展開プランを崩せたりとこの一枚で作れた後攻からの勝利はかなり多かった様に感じます。

・スプライトピクシーズ
不採用のレシピも多く見かけますが、打点突破が可能になるのでかなり後手の選択肢が増えます。
自身でもガンマバースト使用時に2500ラインを突破し別のモンスター攻撃時に効果を使えば後手のワンショットにかなり貢献してくれるため入れてました。
ドロバ同様にこのカードのおかげで勝てた後攻の試合は多く、先行時も頭数として場にはでれるので腐ることはなかったです。

・ライスト(三戦の才)
環境の変化に合わせて入れました、元々は三戦の才を2枚入れていた枠になります。
結局このデッキでライストは使うことなくマスター1に到達してしまいました。

三戦の才は先行後攻共に活躍、先行時であれば相手の誘発をトリガーにピーピングハンデス、後攻ならコントロール奪取からのワンショットを狙えたためラビュリンスの数が増えなければ三戦のままで戦いたかった枠です。

・トポロジックゼロヴォロス
ルーン環境時はよく見かけたカードですね。
対ティアラメンツにて活躍、あちらのカードが破壊時にも効果が起動するので都合が悪い瞬間も多く、アークデクレアラーだけでは止められなかった際にマスカレーナから出撃してました。
ティアラメンツに先行を取れた際に勝ち切るためのカードとして重宝してました。

●ラビュリンス

Mtgではミノタウルスを相棒にしており、無料ジェムも溢れていたので作りました。
使ってみると驚くほど手に良く馴染むデッキで気がつけば4連勝でマスター1に到達してしまいたった4戦しかしていないので数字としては参考になりませんが一応ランクマ勝率100%という結果になりました。

・スプライトキャロット
拮抗勝負やライストの採用率が上がると踏んで入れました。試合数が少ないこともありますがあまり出番は無く素引きした時に弱いので現在は抜いてしまってるカードです。

・タックルセイダー
ムドラなどを入れてる人が多い枠ですね。
墓地メタも良いのですが盤面の有利をしっかり取りたいデッキな気がしたのでこちらを採用。
着地済みのルルカロスなどを裏返せる事が特に便利でした。

・能力吸収石
ミュートリアで散々使ったカードでしたが知り合いから「なんかラビュリンスに能力吸収石?とかいうカードを入れる型があるらしい」と言われたので試してみました。
脳トレカードなのである程度使い慣れてないと難しいカードですがしっかりと機能してました。

手放しに誉められない点としては自ターンに使いたい盤面での効果が
・姫の罠セット効果
・姫の除去効果
・レディの罠セット効果
・アリアンヌの罠サーチ
と以外と多いので競合してしまうシーンが発生していた試合もありました。

■使ったデッキの話、ゴーティス編

おそらく本編、ゴーティスデッキの話です。

スプライトが勝ち過ぎてしまいあまり試合数こなせませんでしたが結果としては通算しっかり勝ち越し、ピッタリ勝率6割でのフィニッシュでした。

型としてはいわゆる純ゴーティスとなりますが前シーズンで手札誘発を積んだミュートリアで勝ち切れた事もあり、各種手札誘発を積み込んだ構築になってます。
その上で上手く事故らずに動き出せる様にカードを選んでみました。

結果的には目論見通りに先行時はある程度安定して動きつつ、後攻時でも手札誘発である程度誤魔化しながら自分のターンで最低限の動きまでは出来ていたと思います。

特に初ターンで2種のチューナーを除外しつつ非チューナーを残せた場合の勝率は高く、準備さえ整えられれば十分戦えるだけのパワーはある事も改めて確認出来たシーズンでした。

来日に伴い新パックで追加カードが増えるのは通例ですが上手く1枚で準備を整えてくれる非チューナーのモンスターとかが追加されるのが理想ですかね。デッキから魚モンスターを除外して手札から特殊召喚出来るモンスターなんかが追加されると嬉しいので今のうちから夢を見ておきます。

ここからは各カードの細かい話

●サイレントアングラー

ゴーティスでは事故回避用にアビスシャークを搭載することがあります。
これはチューナー通常召喚→アビスシャーク特殊召喚→サーチしたサイレントアングラーを特殊召喚→チューナーとアングラーでアリオンポス というルートを展開するためなのですが、アングラーを最初から複数積んで素引きすれば良いのでは?という事で2枚入れつつアビスシャークを抜きました。
これはアビスシャークを使う場合うららで止まってしまい増G受けも1枚増えるため、1ターン目にアリオンポスまでは辿り着ける様にする確実性を上げるための選択です。

感触としては良好で、他の初動が全てうららで止まるゴーティスですがこの展開ルートはうららによる妨害を受けません。
サイレントアングラーがチェーンを組まないという事もあり2体揃ってから増Gを投げる相手も多く分からん殺し要素としてかなり活躍していたと思います。

また、今回は超融合と簡素融合を採用している影響でエクシーズやリンクモンスターを入れていないのですが、枠が作れるならサイレントアングラー3積みにして初手がアングラー2体でも動けるパターンを搭載できると良いのかもしれません。

●死神官スーパイ

召喚権を使わない初動となるスーパイパーツですが今回は不採用となっています。

理由は簡単でとにかくうらら増Gに弱く、その危険性を犯してまで使っても墓地に魚モンスターが溜まりません。その上で3〜4枚枠を食い素引きスーパイが弱過ぎるので以前から抜きたいと思っていた枠でもあります。
展開が通ってもアスカーンの帰還までは可能でもその後スノーピオまで使うことは出来ず、超融合の採用で手札消費が競合する可能性も考えると今回は不採用という形になりました。

●簡素融合

スーパイやアビスシャークを減らした代わりに初動の選択肢として増やしたのが簡素融合です。
2のチューナーもしくは4の魚非チューナーを選べるため偶数のモンスターさえ引けていればアリオンポスまで繋がり、うららも受けません。

かなりのこれまで採用されていたパーツに比べ、EXは圧迫するもののメインデッキの枠も少なく抑えられる事からゴーティスの初動を安定させるための札としてかなり有効なカードに感じました。

●超融合

環境に合わせて採用、このカードのためにEXを調整しアクセルスターダストなどを抜いてます。

とは言え簡素融合の事も考えると大量に融合先は投入出来ません。
今回採用したのは融合範囲が特に広いガダーラ・ドラゴスタペリア・ドロゴンの3種となりました。

●イーノックとフューリー

レシピには入ってませんが途中まではイーノックとフューリーを入れてました。
ラビュリンスの流行が予測されたのでこの2枚をライストに差し替えてます。

何度か自分の記事では紹介していますがこの2枚はゴーティスで自ターンに動くカードとしては最も強いカードと言っても過言ではありません。
安定性を優先して今回は一旦抜いてありますが上振れ狙いのカードとしてやはり入れておきたいなと思ってます。
(今はこの2枚を入れた42枚構築でマスター1マッチを回してます)

■おわり

今月はあまり書く事なかったのでこれで終わりです。

WPでの来日に向けて以前書いたゴーティスの解説記事を加筆しようかと考えてたり、クシャトリラが来たらミュートリアと組み合わせて戦えないか考えたかったりとやりたい事はそこそこある夏、ここまで読んでくださった方々も熱中症と夏バテにはお気をつけください。

おしまい

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