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神々の詳細 表版

人間や生物たちを創り始めた時、
神々の中でも意見は割れていた。

全ては神の血から創った人間を
神々の姿に似せた事により神々の争い
は天界で起きた。

長い長い戦いの末、人間たちを創り出した
神々は勝ち、敗北した神々を天界とは全く
別の異次元を創り出し、そこに敗北した
神々を追いやったが、時空の歪から神々が
再び力を取り戻して天界に来る事を恐れた
神々たちは、もう一つの異次元を創り出した。

それは最初に出来た星で、天界と異次元との
中間に位置する異次元であった。
この星を中間として、天界に直接来れないように
した天界の神々は、その星に神の血によって
創り出されたモノたちの棲み処として、繁栄を
願って送り込んだ。

しかし、現時点から千年前、長い間、恨みだけを
糧にして異次元に封じられた神々は、長年の悪意
ある心から姿までもを変貌させた。
そして中間に創られた星と、異次元を繋げる
❝バベルの塔❞を創り出し、人類が天に向けて創って
いたバベルの塔とは全く逆の形で、深い深い穴を
星に繋げて、天界へ攻勢を仕掛けた。

神々は天界と星と異次元を創り出す事によって、
完全に世界を遮断したが、暗闇の住民たちは
星ごと破壊して、直接天界への道を創る為に、
その星に住む全てを消そうとした。

天界は再び戦いの地を天界にするのは危険だと
判断し、神々の子である天使の軍勢を向かわせる
事にした。

天の門は開き、空は真っ二つに割れていった。
そしてそれこそが門であった。
こうして千年前、神々率いる天使軍と異次元で
姿の変わった神々との戦いが再び起きた。

そして、神々や天使軍、異世界に住む者たち、
星にいた大勢の人間、生物たちも巻き添えを
くらいながらも、天界や異次元の者たちと
引けを取らない力を得る事によって三つ巴の
戦いへとなった。

それは世界が繋がる事により、天界と異次元
に住む者たちと同じように神の力が働きを見せ、
人間たちはそれを❝神の遺伝子❞と名付けた。

これは天界の神々の大きな誤算であったが、
天界と異次元空間、そして中間にある星が
繋がる時、完全に1つの世界になる事から
平等な力を得る事が出来るようになった。

それを知った異次元の元神々たちは、
人間という混沌なる存在を利用して、
勢力を強めていった。

しかし、多くの人間には信仰心があった為、
異次元に巣食うモノたちは、人間と同化して
力を増していったが、天界の神々には敵わず
諦めかけていた。

だが、天使軍にとって人間は忌むべき存在で
あった事から、利用はしないが、大勢の人間たちは
巻き添えを食う形になり、神々への信仰心は失われていった。

そして、今、再び、その戦いの再来が起ころうとしている。

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