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万夫無当唯一無二の戦武神・呂布奉先軍記物語 第一章 幻術師 張梁編 詳細概要

黄巾賊の長:張角:(天公将軍)
黄巾賊の副将:張宝:(地公将軍)
黄巾賊の前線総司令官:張梁:(人公将軍)

黄巾賊の首領
│馬元義
《ばげんぎ》荊州制圧軍の総司令官。
現在は荊州城の牢獄にいる。
張曼成《ちょうまんせい》南陽城を落とした後、
南陽城に火を放ち、荊州城に囚われている馬元義を
救うため荊州城に進軍。褚貢の首を槍先に掲げて、
村民たちを味方につけて、3万の軍勢にまで増やしたが、
熱い夏の日照りで、2万まで軍勢は減り、荊州城に
総攻撃をかけたが、呂布の帰還により討ち取られた。
襄陽城の城主:張梁(人公将軍)幻術師
呂布を一度は暗示にかけたが、赤兎馬の機転により
我を取り戻した。赤兎馬が噛み殺したはずであったが、
全く別人を噛みついていて、呂布の記憶も曖昧で
劣勢の中、運命が引き合わせた術師が現れる。
呂布との死闘の末、呂布の危機に赤兎馬が助けに
入り、死なずに済んだが、実力的には張梁の方が
上であった。襄陽城にて身動き取れない状態に
なり、呂布により討ち取られた。

朝廷軍:帝:全てを統べる英傑の末裔
朝廷に属する各地の者たち
南陽城太守
:│褚貢《ちょこう》。張曼成の罠にかかり
殺され、南陽城は破壊された。
荊州城太守:丁原。娘は貂蝉。呂布が10歳の時、野盗に
よって両親を殺され、夫婦と仲の良かった丁原が呂布を
引き取り、貂蝉の許婚として迎え入れた。
兵士長:│林明《りんめい》弓兵の指揮官。

朝廷直属の宦官軍:十常侍
荊州城援軍司令官:
十常侍の一人、宋典。
直臣近衛隊長:武良。剣で一瞬にして死を
感じさせる事無く殺せる達人であったが、
呂布により一撃で宋典共々殺された。
残りの朝廷軍8千は呂布の配下となった。
張遼文遠:隊長であった武良を遥かに凌ぐ強さを
持っていた真の朝廷に仕える者。
十常侍の目もあり、沈黙を守って来た強き武人の一人。
今の朝廷に不満を持っている有能な人材たちの多くは
十常侍によって排除されたが、朝廷に仕える隠れた逸材
はまだ残っていて、十常侍を排除する時を待っていた。
張遼は天下泰平を成すのは、呂布だと見込み、
呂布を主として生涯仕える事を心に決めた。
宋典の配下であった8000の兵士と共に、呂布の配下と
して仕え、今は三千騎の隊長を任され、襄陽城北門近く
で待機していたが、合図が遅いので騎兵隊を待機させて、
物陰から様子を見ていた。

白虎盗賊団:黄巾の乱より10年ほど前に暗躍した盗賊団
誰もがその名を知るほど残忍無比で恐れられていたが、
ある日を境に姿を消した。
荊州城を丁原が留守にしていた時を狙って、襲ってきた。
呂布と貂蝉が10歳の時で、呂布は貂蝉を連れて逃げよう
としていた時、術師が荊州城に立ち寄り、あっさりと
退治した。丁原は急いで荊州城に戻ったが、
術師のおかげで街の被害は最小限に留まった。
そのお礼として邸宅に招き、その席には呂布もいた。
術師は呂布を見て、将来を見据え、秘薬である霊薬を
良質な馬が産まれた時に飲ませるよう伝え、
お互いが10年後まで生きていたら、再び襄陽城で
出会う事になるだろうと告げた。
そして10年の時を経て、黄巾賊の首領の一角である
幻術師の張梁に襄陽城は制圧されてしまい、呂布は
張遼を配下にして三千騎で向かうが、張梁によって
死にかける事態となるが、赤兎馬に命を助けられる。
しかし、勝ち目が見えない呂布は初めて術師の
恐ろしさを身を以て体験し、苦戦を強いられる。
が、その時、白馬に跨った術師が予言通り現れる。
呂布の話を聞いた術師は、馬から降りて張梁との戦い
を望むかのように、一切臆する事無く対峙した。

呂布奉先:貂蝉を生涯の伴侶として、荊州城から
彼の目の届く範囲を守るつもりでいたが、
白虎盗賊団に襲われた時に、助けてもらった術師に、
襄陽城で10年後に再会する約定を交わした。
半信半疑であったが、彼は襄陽城に向かうが、
既に黄巾賊の一角でもある張梁が制圧しており、
彼は制圧を試みるが、術師と戦うのは初めてでも
あった事から惨敗する。
しかし、その時、約定通り術師が現れ、助かるが、
張梁を圧倒する術師により、再び張梁と戦う事になる。
ただし、幻術は使わせず、属性術だけしか使わない事
を約束させ、呂布を倒したら逃がしてやると約束する。
呂布は最初は困惑するが、黄巾賊の三将軍の中では
一番弱いとされている張梁を倒せないようでは、
天下泰平は夢のまた夢だと気づき、不安と恐怖を
押し殺して再び戦いに挑む。
死闘の末、張梁を討ち取ったが、実力的には
負けていた。それは呂布本人が一番知っている。
次は張宝を倒しに向かう。謎の術師も参戦した
事により、勇気づけられた。

謎の術師:張梁の幻術を全く無に帰す程、
圧倒的な強さを誇る術師で、正体は不明ではあるが、
呂布の味方である事だけは確かなようである。
現時点では、五属性のうち、の属性を
操る事は判明しているが、強さの底は全く不明の
ままであるが、名の知れた術師のようである。

劉備玄徳:義勇軍500名であるが、張梁が討たれた
事により黄巾賊の残党狩りに協力した。呂布に
挨拶だけして徐州を目指して進軍を開始した。
関羽雲長:呂布も一目置くほど、大きな体をした
武人。力量は呂布の見立てでは、自分に近いほど
強いオーラを放っていた。
張飛翼徳:関羽と同様に相当な武人だと認識した。

術師の五行属性

水は北・冬・黒・賢・滅・羽を表し木に強い。
木は東・春・青・睥・酸・角を表し火に強い。
火は南・夏・赤・肺・菩・微を表し土に強い。
土は中央・土用・黄・心・甘・宮を表し金に強い。
金は西・秋・白・肝・辛・商を表し水に強い。

術師の系統
系統により術はそれぞれ異なり、
属性に関する術は主に、物理的な術が多い。
張梁の流砂陣が通用しなかったのは、火属性で
足から発する火のエネルギーで土属性の
エネルギーを拡散させていたので通用しなかった。


幻術師・最低条件:土属性を極める。
幻術、幻心、幻夢、幻惑、幻影とあり、
張梁は幻術、幻夢、幻心、幻影師に当たる。
幻術は幻を見せたりする基本的な術である。
幻夢は眼を合わせる事で相手を夢の中に
落とす事ができる。
幻心は血の契約を交わせば、
意のままに操る事ができる。
幻惑は幻術の上位術に当たり、幻ではあるが
五感のうち視・聴・触までも感じさせる。
幻影では実体を対象と影を重ねる事により
瞬時に場所を入れ替わる事ができる。

霊媒師・最低条件:水属性を極める。
主に口寄せを扱う術師。
霊媒、霊札、霊命、霊獄、霊界とある。
霊媒は相手に意識の自覚が無い時に、
心の中に入り込む事がにより、その相手の事を
知る事ができる基本の術。
霊札は札に書き込んだ言葉や絵を実体化できる。
霊命は謎の術師が白虎盗賊団に使った術に属する。
どこにでも絵を書き込み、それに息吹によって
命と命令を吹き込む事が出来る。
強さは絵の出来栄えと、術師のエネルギーを
使う為、術師の強さに比例する。
霊獄は自らの6つの体の一部を煉獄の魔神との
盟約に差し出して、煉獄から魔神を召喚させる。
魔神の強さは術師の力量に左右される。
腕、足、体、頭の5つに加えて魂を捧げると、
完全な魔神として人間の世界に現れる為、
術師の世界では禁忌とされている。
霊界は異空間を扱い、扉さえ作れば瞬時に遠い
場所へ移動できる。扉を作るのに約1秒かかる。
本人以外は通る事は出来ない為、入ってしまえば
同じ系統の術師でないと追う事は出来ない。

焔聖師・最低条件:火属性を極める。
炎や聖なる力を宿す術が主になる。

万夫無当唯一無二の戦武神・呂布奉先軍記物語 序章


万夫無当唯一無二の戦武神・呂布奉先軍記物語 第二章 第1話 地公将軍 張宝



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