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「雨」神が残した夢を喰う。Official Music Video

春先だからか、恋や愛の歌が流れています。
私は外では決して見せない顏で、今、歌いながら
書いています。

子供の頃の呪縛は、一生消えないものなのだと
思います。元気なフリをして、素直な自分を
出しています。

別に堅苦しい人間では無いです。
楽しみかたも知ってはいますが、
ただ、これまで出会ってきた
大勢の助けを求める声が、鳴り止まない。

助けれる場合は助けてきた。
でも、無理な時もある。

私には分からない事が色々ある。
よく親戚等と会った場合、仲良くしている
ドラマや映画などではよく見るが、
あれが普通なのか? という疑問が頭を
埋め尽くす。

私の世界では少なくとも、お互いの利害関係
でしか動くことは無いからだ。

普通の人には見えないものは見て来たが、
普通の人には見えるものは見れずに生きてきた。

だから本当の事が分からない。
今でも思い出す。

父は平然と弟を殺す話を私にしてきた。
そう、本当に挨拶でもするかのように
私に殴り殺すよう言ってきた。

私が諭して病院から出さないのが
一番いいと言ったが、その時の父の目は
実に恐ろしい目をしていた。

だから全てを剝ぎ取られた。
私が私であり続ける事が出来ないように、
犯罪行為も平気でしていた。

そういった事に関しては、昔からだから
違和感なく思えるが、何でもお金で解決
してきた人間の最後はこんなものなんだろうと
父が死んだ時に思った。

誰もが真実は知らないまま、父は良き人として
人々の記憶の片隅に残った形で癌で死んだが、
私は本当の姿を知っている。

それが異常過ぎて、何度考えても、理解できない。
カウンセラーさんは更に私のような世界に生きて
きた人を知らないだけに、より分からないのだろうと
思う。

だから、なるべく話そうとはしないが、
全く話してない訳では無い。
かなり話した結果、分からないというのが答えだった。

あの地獄から生還できたのは、私だけだ。
正しくは生還しつつある。
悪夢も減ったし、夢と現実の区別もつくようになって
きた。そんな中で私は孤独に生きる道を選ぶしかなかった。

当時は酷い状態だったからだ。
今は翼を得たように、傷だらけではあるが、
飛ぶ事はできるようになった。

私が書いてある事はただの真実だけであって、
哀しいといったものではない。

私は答えを求めて生きている。
例え、その答えが無いものだとしても、
自分なりに折り合いをつけなければならない。

だから私の心は難しいものではあるが、
自分を取り戻すために、書くことに打ち込む
事にした。

誰にでもあるものの1つでしかない。
誰にでも苦しいものはあるだろう。

そう思えるようになるまで、数年かかった。
私は賢いから絶対に大丈夫だと大勢の人に
言われたが、賢いからといって何でも可能に
なる訳では無い。

不可能な事は不可能だし、可能な事は可能だけど、
賢いほうが辛い。相手の気持ちに触れやすくなる
ので、何を考えているか分かる。

だから自分から身を退いてきた事も沢山ある。
そんな私でも音楽には癒されるし、映画を見て、
勇気付けられる事もある。

長々と書いてしまいましたが、「雨」をずっと
聴きながら歌っていました。




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