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第51話 S・W・A・T. 練習と現実の教訓

古い映画で2度ほどは見た事があるが、その当時は普通に見ていたから、
再び見て見る事にしてみた。

ストーリーをざっと話すと12カ国で指名手配中の男がアメリカに来て、
大叔父の誕生日に顏を出し、祝った後で、父親がくれたナイフを出した。
そしてこれからは俺が仕切ると、話を切り出し、そのナイフで親父は
騙せても、俺には通用しないと言って大叔父をそのナイフで殺す。
大叔父の車に乗っていたら、テールランプが切れていて警官に止められた。

彼はパスポートならある。この車は大叔父のだと言うと、大叔父は裁判に出廷してないからお前も投獄すると言われ投獄させられるが、12カ国で指名手配されている事が知られ、彼は俺を助け出せば1億ドル払うと言い、移送中に悪党や、元スワットのメンバーと戦う事になる。

そしてスワットチームが組まれる訳だが、最終試験に合格し、祝い酒を飲んでいると、唯一の女性スワットメンバー、バイオハザード1でも特殊チームとして出ていた女優が、元スワットメンバーに質問をする。

「実戦はどうなの?」と彼女が聞くと、彼は、「速い。ずっと速い」と言った。この言葉はあらゆる事において言えるが、この台詞で私としてはその通りだとしか言いようがない。

これはあくまでも世界が定めた軍事力の水準から言うと、日本の自衛隊の戦力はトップクラスに入る。あくまでも軍事力ではだ。しかし、実戦経験は無に近く、実際に戦争に参加するとなると、大方の予想では役に立たないだろうと言われている。

そう。アメリカでPTSD(心的外傷後ストレス障害)にかかっている人は非常に多く、実戦経験があってもストレスの限界を突破してしまうと、起こる病気である。実戦経験も無い日本人は、軍事力だけは一人前だが、各国は海賊などから守る為に海軍の演習などもしている。最近では中国が軍事訓練も兼ねてしていた。

日本人は金を絶対に払う為、狙われやすい。アメリカ等は軍事力を投入し人質を救出する為、襲うほうも命懸けになるから避けるが、日本人は絶対にお金で解決する。だから毎年多くの貿易船などが狙われる。

このあたりの情報は基本的に開示はしないが、当たり前のようなものだと父は言っていた。嫌な事は誰しも見せたくないから隠蔽するのだと。日本はアメリカがいるからと言う人もいるだろうが、日本も実際には知られてない事が多数ある。

PCでオンラインゲームをしている時、ボイスチャットである女性が、「皇居に努める事になった友達がいるんだけど、人間不信になるから辞めた」と話していた。

そう言った意味では、世界一日本は隠蔽しているだろうと思われる。何故なら世界中で一番古い伝統と血脈を持っているのが、天皇な訳だ。我々の世代には両極端に別れる。崇拝する人もいるし、私のように全く興味はない人に別れる。

伝統を守る上で隠蔽は絶対にしなければならない。しかも世界で一番古い血脈を持っている事は、世界で日本だけである。イギリスなどは古い伝統は無い。日本はどこまでが本当なのかは、もう分からないくらい古い事だけは分かるが、人によってかなりの差がある。まあ、妥当だと思うのは卑弥呼くらいからは続いていると思う。

崇拝する人などは、もう神々の時代まで遡っている血筋だと信じられている。マッカーサーが日本を制圧して、総指揮官の山本五十六は死刑になったが、天皇もアメリカの本部からは殺すべきだと言われたが、マッカーサーは
天皇をもし殺せば大変な事になると言って、殺さなかった。当時を考えると確かに大変な事になっていただろう。血脈も知られていたし、日本人の天皇に対するモノは常軌を逸していた。

アメリカの法律によって、軍隊は持ってはいけないとされ、自衛隊のままなのだが、誰もがここまで日本が曖昧な国になるとは思ってもみなかったものだったとは言える。父が言っていたが、赤紙を引くと戦争に駆り出される訳だが、一応、「国の為に頑張ってきます」等と邦画などでは言われてはいるが、実際は誰も行きたい訳が無いと言っていた。祖父の力がある父だから言えたのだろうが、一般人にそんな発言は許されない。

父の話の中で私が興味を持ったのは、今でもされているのかは不明だが、蟯虫検査等が小学生と中学生くらいまではしていたと思う。父が小学生の頃や中学生の頃は、今では考えられないが、いきなり嗚咽《おえつ》がきて口からはとてもじゃないが出ない程大きい虫等を吐いていたらしい。しかも、結構な人数で、当時は食料不足で虫を食べる人も多かったと聞いている。

当然、驚くように体内で成長した虫が口かお尻の穴から出て来るので、長い間検査していたが、今は関わりが無いので不明だが、もうとんでもない世界だったらしい。

これも1つの例と言える。現実と非現実の世界で、現実を知るものは少なく、政府のように非現実的な事を言う違いだ。このまま円安が続けば、と
考えてしまうが、日本は輸入大国だ。殆どのモノは海外から輸入されている。昨日、ドルの安定から円が売られ、最近では無いほどの円安だったようだ。

当然、生活用品の材料なども輸入している訳で、全てと言っていいほどのモノが値上がりする。そして今後も続くと予想される。昔は一般人には無関係的な思想の人はいたが、現代では非常に大変な問題である。

アラブの王族などは、大量の株を有している。仮に日本はもう駄目だと判断されたら、一気に円の価値が下がる。そして各国も売りに出せば、本当に紙屑になる。ロシアの時は本当に凄かった。あれで父も10憶ほど損をしたのを覚えている。ロシアの紙幣は紙屑同然になったため、国庫に保有していた金を大量に売りに出したのだ。その為、金が大暴落した。確か半値くらいまで落ちた記憶がある。

アメリカ等の訓練を見ると誰もが真剣にやっている。それは必要性を知っているからであり、実戦経験の無い日本人からすれば、経験の無い事に真剣になれるはずもなく、合同演習などには参加しているが、金で買った武器だけは高性能だからであって、世界には小学生1年生くらいから銃を強制的に習うような世界もある。仮に銃口を向けられて幼子を撃つ事が出来る訳も無い為、多くの軍人がストレス障害を起こすのだ。

明るい未来を探すしかない。いつも書いていて思うが、今回もタイトル変更したし、思いのたけを書くには大幅なタイトルをつけるよう今後は心掛けていきたいと思います。

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