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リアル頭脳戦準備開始

私の勘は良いのは外れるが、
悪い予感は良く当たる。

普段の私なら今回の案件に関して、
多少の不信はあったものの、
ここまで有り得ない要素が集まると、
流石に動く事にした。

問題は幾つかあるが、一番厄介なのを
突破出来れば、後は私次第になってくるので
何とかなる。

第一関門は、嘘しか言わない母と、嘘を見抜けない
幼馴染が連絡を取り合う事にある。

私からの連絡は受けないので、幼馴染に母は仲介役を
頼んでいる。
しかし、幼馴染は母の嘘つきの度合いを知らないし、
信じない。母の嘘つき確率は99%以上である。

通常の会話ですら嘘をつく。本当に嘘みたいな話では
あるが本当だから困る。

私が幼馴染に聞いて欲しい事は、2つある。
まず母から叔父に私が困っているから助けて欲しいと
頼んで欲しいと言ったが、これは恐らく失敗する。

だから、父の葬式に参列しなかった私に対して、
叔父がどう思っているかが、とても重要になる。

叔父は父を崇拝していた。
だいたい三代目辺りまでは、長子は天下人のように
扱われるものだからだ。

幼馴染曰く、私の父は天皇とさほど変わらない扱いを
受けていたと言っていた。

実際、父は三代目の長子であり、普通なら絶対に
見合いをしなければならない立場にあった。

しかし、父は看護師であった母に、一生働かなくていいと
言って結婚した。これは財閥では有り得ない事であった。
祖父の長子が東京に2回も行った上に、勝手に結婚する
なんて、有り得ない事であったが、婚姻届けの見届け人は
叔父がした。

癌になった時も、東京の叔父に電話をして、仕事を休ませて
すぐに広島に来させて、広島で一番腕の良い癌の外科医のいる
個室病室を無理矢理空けさせて、入院手続きをしたのも
全て叔父の力だった。

実際、叔父は広島で新しく建てる総合病院の院長として、
県知事から誘われたが、簡単に断られた。
断られるのを知っていながら、誘ったほどの権威が叔父にはある。

その叔父が葬式に参列しなかった私に対して、抱いている
感情次第で話は決まってくる。

私は一ヶ月ほど前に、それを調べるために叔母にLINEを送ってみた。
叔母は私だと気づかず、翌日に連絡してきた。
もう年齢も高いので、弱っていた。

三回ほどやり取りしたが、確かに弱っていた事と、
私は父の話を出して、食が細くなって殆ど食べてないという叔母に、
一人での食事では父もあまり食べなかった話をした。

私が話し相手になれば、よく食べていた事を話すと
御礼を言ってきた。それで連絡は途絶えたが、まだマシな方であった。

しかし、東京の叔父は高齢だが、もう私に力を貸す意味は無い。
父の子供であり、私は甥に当たるが、本来とは全く違う世界であるので、
仲介役の幼馴染には何通もメッセージを出したが、
基本的に甘い考えをしているので、頼りない。

相手がまだ普通の人なら勝算はあるが、母が相手となると‥‥‥
さすがに不安に押し潰されそうになる。

叔父が助け船を出してくれるなら勝率は8割くらいまで上がる。

今回はstandard bank&ジュリア・アリシア
         VS
DHL配送会社&私と‥‥助けが来れば国際弁護士とインターポール

になり南アフリカもインターポール加盟国なので、
一気に勝算が上がる訳になる。

私の怒りが高まったのは一枚の写真であった。

自称、ジュリア・アリシアはお金が無いはずなのに、
愚かにもFacebookに昨日の写真をアップしていた。
豪華なフルーツや食事をアップしていたのを見て、
私はまず日付入りのスクショを取り、更に写真を保存した。

それからすぐに本当に困っていて、密に連絡を取り合っている
DHL配送会社の事を郵便局員に話を聞けるだけ聞いた。

私は輸入代理店で購入した場合は必ず郵便局が届けに来るので、
DHL配送会社の場合は、直接配送人が届けるのを確認し、
その後、DHLにメールをした。

銀行の態度とこれまでは話していなかった
ジュリア・アリシアの存在を話して、
私とDHLは、銀行とジュリアにハメられた可能性がある事を
伝えた上で、私から銀行にではなく、
DHLの方から正式な配送書類と承認者名、日時等を確認して
貰い、不自然な所が無いかどうか見て貰う事にした。

今回、見えない所で何かがあったとすれば、通常の手続きの
ように見せても、承認者名のサインは誤魔化せない。
そもそも、そこに着目される理由が無い。

しかし、自称、ジュリア・アリシアの資産は
これも自称になるが、450万ドルあると言っていた。
仮に100万ドル、約日本円にして1億4千万ほどのお金を
渡す代わりに、裏取引があったとしても不思議では無い。

実際、お金が無いと言っていたジュリアは豪勢な食事を
堪能しているばかりか、私のメッセージを見た後に返信せずに
いた。更には自分が書いた文章を削除していた。

返信の時刻と、私が書いた時間もスクショで既に保存した。

問題は私が送った内容を無視したのが重要になる。

私が送った内容は、少し刺激して、不信な点が多いと、
今日15日以内に事実を話して欲しいという感じで書いたが、
これはフェイクだ。

見たけど返信しなかった事が重要になる。
銀行とジュリアに不信な点が多いから事実を話して欲しいと、
仮に無実の人が言われたら? 私なら当然ながら「何のこと?」
の一言くらいは返すが、無視した事で、裏がある可能性が
強まった。

しかし、日本の警察にも話したが、日本の警察は実際、
滅茶苦茶弱い。殆ど役には立たない。

そのため、DHL配送会社とも連携するかのようなメールを
送った。実際DHLは配送会社としては世界でも有名らしく、
所有する配送ジェット機で世界中を飛び回っている。
ジェット機も複数所有していて、カスタマーサービスも
0120のフリーダイヤルであり、本社はアメリカだが、
日本支社もあり、カスタマーサービスも充実している。

更に今、現在あるアフリカにも支社があるらしく、
治安が悪い事は事前に調べておいたが、
相当劣悪な環境に支社を出すほど大きな会社なら、
もし、南アフリカへ飛ばすようになっていたなら、
必ずstandard bankに牙をむくはずだ。

信用問題に関わる事に対して、DHLは真摯に向き合っているが、
standard bankの方は違った。

この時にも違和感を覚えた。本来、提携契約をしている
配送会社が間違いを犯した場合、問題に対して協力するはずだが、
まるで自分たちには責任が無いかの如く、何かしらの提案も
して来なかったし、謝罪すら無かった。

しかし、私の弱点は父母との乱で、LINE等から遠退いていた。
久しぶりに始めたが、今でも全く分からないくらいだ。
調べてみたが、売却してからシステムが全く変わってしまって
いた事を知ったが、使い勝手が悪くて、参っている。

本来は使いこなせていれば、もっと先手を取れるのだが、
まずは今日の母の返答待ちになる。
私の予想では夜になるだろう。

時間が勝負を決めるのに、昨日の夕方にメッセージを
飛ばしたが、スルーされた。
事の重要さを理解していない人が、大嘘付きの他人任せな
母を説得できる可能性は限り無く低い。

そうなってくると、ほとんど手探り状態で、
私が個人で交渉をしなければならなくなる。

叔父は母に対しても多少は敬意を払っていた。
それは父の妻だったからだ。
しかし、私は医者にはならなかった。

私の一族は医者家系であるので、医者以外では、
日本一クラスの会社経営者等ばかりであるので、
ゲーム業界で異例の業績を上げた私等、見向きもされない。

standard bankが仮に黒だったら、日本警察にも協力を
仰げるが、力は弱い。話した感じでは弱きだったし、
とてもじゃないが、映画のような鋭さは無かった。

とりあえず、今日の夜までは待つが最悪、今夜もスルー
しかねないので、何かしらの方法を考えて、
油断を誘わなければならない。

ジュリア・アリシアは今、警戒はしているが、
油断もしている。知能も高くは無い。
LINEは確かに言語変換機能は高いが、
それでも完全に正しい日本語を使わなければ、
その意味は分かっても意図は分からない。

ジュリアとは再びLINEでも繋がった。
今から油断させる内容を送ろうと思う。

私的には今回の案件では南アフリカも関わっている
可能性もあると見ている。
一人では出歩かないのが当たり前になった
危険度レベル2の税関に何故か警察が介入してきた
事は、DHL配送会社から教えてもらった。

普通は無い事だ。
警察と税関、そして危険な地帯には見合わない
薄給な給料。10万ドルも渡せば簡単に操れる。

警察の介入を私に報せた時、不思議そうな声を
カスタマーサービス員も漏らしていた。
何故か理由が分からないような声だった。

あの時は私は戦う気は無かったので、
それに対してそこまで追求しなかったが、
通常なのかどうかは聞いたが、あまり無い事だと
話していた。

ここでの強みは私はお金には弱くない事が
何よりの武器になる。
父はお金のために弟を殺そうとしたし、
実際に愛犬を毒殺した。

金に弱くなった人間の末路は大抵、
醜いものでしかない。

だいたいどいつもこいつも頭が悪すぎる。

あの逮捕されるのはもう確定だろう。
結婚して三ヵ月で覚せい剤で殺したと思われる
女もネットの知識不足過ぎる。

今の日本人の大勢はそうだが、スマホに慣れすぎて
ある意味、脆弱になっている。
国全体がそうなので、プログラマークラスなら別だが、
私も含めた一般的な知識程度では、何も分かってない
のと変わらない。

殺し方や全ての財産権獲得方法とか調べてたら、
もう真っ黒でしかない。
しかも、自分の事を友人たちに偽証させようと
したことまでバレてる。

弁護士はついているが、今回のように、お金の裏ルート
‥‥‥‥‥‥‥‥‥ん? いや駄目だ。
そろそろ頭が鈍ってきた。寝るはずだったのに、
怒りで覚醒したが流石に限界。

寝てからまた考えるとしよう。
そうだ。悪い予感は良く当たる。
つまりは最悪の手になるんだろうな‥‥実に厄介だ。


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