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「青のすみか」キタニタツヤ     2バージョン 自己推奨楽曲

以前はTHE FIRST TAKEだけお届け
しましたが、削除した為、全く違う
ノーマルバージョンも加えてお届け
したいと思います。

キタニタツヤのこの曲は、
実に同じ曲とは思えないほどまでに、
聴いた時には衝撃を受けました。

彼の歌詞は彼自身で考えていて、
言葉の使い方も実に上手いです。

賢い人は色々見てきましたが、
感心するほどまでの人はこれまで
実感した人はいませんでした。

会う事も、YouTubeを通して見ても、
彼の知的なセンスが伝わってきます。

伯父は東大医学部出身と、
東大主席のヤマトの設計者の一人でも
あった大叔父がいましたが、
実際に会って何度か話したことは
ありましたが、
そこまでではありませんでした。

キタニタツヤも東大出ですが、
やはり本当の賢さを持った人物だと
思いました。

ただ勉強ができる人は大抵は
真の賢さを兼ね備えてはいません。

ですので実にどの言葉にするべきか
迷いました。
ですので、幾つかに分けたいと
思います。

「アスファルト、蝉時雨を反射して
きみという沈黙が聞こえなくなる」

まずはここからになります。
アスファルトに蝉時雨が反射してまでなら
分かります。

真夏であり、一斉に死ぬまで
鳴く蝉たちの声がアスファルトに反射する
ほど、と解釈はできますが、
この後の、
「きみという沈黙が聞こえなくなる」

この言葉に関しては、当然、比喩になるの
だと思われますが、「きみという沈黙」
この言葉が実に私の関心を引きました。

当然、歌いながら意味を頭の中で模索して
行きました。
しかし、辿り着けなかったので次の歌詞を
聴いてみる事にしました。

「この日々が色褪せる、
僕と違うきみの匂いを知ってしまっても
置き忘れてきた永遠の底に」

ここまで来れば意味はハッキリとわかりました。
「この日々が色褪せる、僕と違うきみの匂いを
知ってしまっても」

私はここで意味を確信しました。
あくまで私的ではありますが、

まず「きみという沈黙」は比喩ではなく、
自分の彼女を表しています。

しかし、意味は声では無く心だと言えます。

つまりは、「この日々が色褪せる」とは、
感情的なものを指していて、きみという沈黙は
心が見えなくなる事を意味しています。

確信したのはこの後の歌詞になりました。
「僕と違うきみの匂いを知ってしまっても」

この文章では比喩ではない、実際に男性には
固有の匂いがあるらしく、女性には割りと
多く恋人等の匂いが好きだという人もいます。

私自身も言われた事があるので、確かなもの
だと思います。
この歌詞では、
違う男性の匂いを知ってしまってもと
あります。
つまりは、最後にある、

「置き忘れてきた永遠の底に」

この歌詞により別れの言葉になっています。

もうニヵ所あるのですが、また消さないと
いけなくなったら困るので、歌でお探しください。

同じ曲とは思えないほど、見事さに感心しました。
まずはクラシックなTHE FIRST TAKEから
お聴きください。





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